かつては酒豪として鳴らし、物置に自らが寝る専用の部屋まであったくらいだったようだ。
家に入られて騒がれたら、家族が迷惑だから…
それくらいな酒豪も、痛風を患っては禁酒しかないだろう…
騎乗に差し支えるからな。
さすがにプロだけあり、それで完治させたようだ。
息子も騎手として順調に成長し、自らもダービーを獲得。
引き際を探る時期になってきたのか…
因みに柴田善臣の息子は、騎手にはなれなかったようだ…
今は、簡単には競馬学校を卒業させてくれないからな。
使えない騎手を生み出しても、直ぐに廃業に追い込まれるだけだから。
腕があっても、競馬界を渡り歩く巧さがないと潰されるけどな…
中舘はそれが抜群だったから、単なるローカルの先行の鬼でもヒシアマゾンに巡り会えたのだ…
調教師試験に合格していれば、松山厩舎を引き継げたようだが…
なかなか全てはうまく行かないのである。
ヒシアマゾンも最後には下ろされたから…