あんまり気が進まないんじゃが、
いまだ2chという「便所の落書き」掲示板はこんな
ソースのない記事を大量にコピペして、流布しているんじゃのう。
・反日TBSキャスター筑紫哲也 → 朴 三寿:元朝日記者、反日共産キャスター
・織原城二 → 金聖鐘) →神奈川 帰化人、英国人 豪州人女性を強姦、ビデオ撮影、バラバラ殺人。1952年大阪で,パチンコ事業で財を成した韓国人の両親のもとで生まれた。名前はキム・ソン・ジョン.家族の中で唯一日本に帰化
・池田大作 → 父:ソンジャンチョク、帰化人) (在日への選挙権推進、韓国での反日活動の実績)
・金 保 → 少女強姦魔のキリスト教牧師在日
・郭 明折 → 韓国キリスト教の宣教師。連続強姦魔。被害者100人以上
・麻原彰晃 → オウム真理教教祖 父親が朝鮮籍。サリンを撒き無差別殺人。坂本弁護士一家惨殺
・宅間守 → 大阪 池田小学校の児童殺傷。8人殺害 15人が重軽傷。朝鮮人部落出身
・東慎一郎 → 酒鬼薔薇聖斗。神戸の首切り小僧。生首を校門に飾る。2人殺害。元在日
・林真須美 → 和歌山 毒入りカレー事件。4人毒殺 63人が負傷。帰化人
・関根元 → 埼玉の愛犬家連続殺人犯。4人を殺害。肉片を削ぎとりドラム缶で焼却、川へ流す
・徐裕行 → 韓国籍 オウム真理教幹部・村井秀夫刺殺事件の刺殺犯。裏で北朝鮮が関与か
・キム ミンス → 韓国人留学生 強盗殺人犯。大分 日本人老夫婦を刃物で殺傷
・李東逸 → 韓国人 檀国大学教授。芝居観覧のため来日中、東京で日本人女優Nを強姦
・金允植 → 韓国人 強姦罪で指名手配中に逃亡目的で来日。大阪で主婦を100人以上連続強姦
・金大根 → 韓国人の強姦魔 連続児童虐待暴行殺人。6名の女児死亡
・沈週一 → 韓国人 鳥取 大阪 和歌山 ベランダから女性の部屋へ侵入し9人を強姦
・張今朝 → 韓国人 長野 「一緒に猫を探して」と小学校4年の女児をレイプ
・ぺ・ソンテ → 韓国人の強姦魔 横浜 刃物で脅し、女子小学生14人をレイプ
・宋治悦 → 韓国人 東京 ナイフで脅し手足を縛り下着で目隠しの上、主婦19人を強姦
・国松孝次警察庁長官狙撃事件。現場近くから北朝鮮製のバッジ、韓国のウォン硬貨などを発見
・東京資産家強盗殺人事件。奪われた腕時計が韓国で販売。韓国人グループの犯行とみて捜査中
いや~根拠のないような著名人や犯罪者の中に記憶に新しい「金保」とかいう最低なエセキリスチャン牧師の名前があって、他の残忍な「性犯罪者」も「朝鮮・韓国人」ぽい名前じゃのぅ。
一部、聞いたこともない事件じゃ犯人がいるけど、こう並べられるとみんな本当じゃないかと疑ってしまうわ。
あと「在日」と「韓国人」は育ってきた文化圏が違うから、分けるべきではないかと思うのじゃが、なんかよく読むと馬鹿らしくなるような、あり得ない朝鮮式名前やエピソードもかいてるようのう。
ま、ソースもなしにコピペしまくる人間はそれこそ、よく考えないで延髄の条件反射で書き込みをするからかのう。
確かに「犯罪者」はそれ相当の「罰」を法治国家の法の平等のもと裁かれるべきであろうのう。しかし、日本人の名前で報道されたはずのやつらも「在日」という枠組みに詰め込もうとする欲望とは、いったいなんなんじゃろ?
林もサカキバラも麻原も本当に「在日」かのう?
最近2chの社会学板では宮台信司をバッシングする動きがあるようじゃが、これが右翼・左翼の対立の文脈だと宮台は「帰化朝鮮人」という意見も必ず出てくる。
この気に食わないやつは「在日」という「ゴミ袋」に入れて、まとめてすてたいんじゃのう。
陰謀論もここまでくれば、世話ないのう。
ここまで、「在日」という枠組みにネガティブなものを入れようとするのは、世界大戦前の「ユダヤ人」と似ているのう。
もはや、ここまで陰謀論による在日バッシングやそれと連動する気に入らないものはすべて詰め込もうとする欲望は「日本人」にとって「日本」は住みにくいものでしかなくなったということの証明じゃのう。
蔓延する不公平感、傲慢で卑怯な大人たち、「夢」と「消費主義・文化」を無反省に垂れ流すマスゴミやテレビ、雑誌、広告。そして、絶対的不安に駆られる一部層の人々、若者、非正規雇用者、正規雇用でも働くことに意味を見いだせないひとびと、「弱者」を盾に「特権」に甘えてみえるマイノリティたち(「在日」や「障害者」を含む)
今の「若者」や「日本人」にはさまざまなものから「疎外」されていると感じているだろうよ。
彼らは今置かれてる現状を把握するよりも、いや把握したとしても、権力や巨大なイデオロギー(新自由主義経済、資本主義)に立ち向かう勇気などない。より弱いもので「調子こいて見える」ような「マイノリティ」を攻撃しようとする。
しかも、「日本人」でもない「在日」は恰好の餌食であるようじゃ。
彼らの抑圧された欲望を、その歪んだ発散の仕方で、それを肯定してくれるのは「国家」という絶対者であるようじゃが。
それは「国」という枠組みが、もとから一番連帯可能な共同性を見出すことができる潜在的な境界であるからじゃ。
その「境界」を超えたとたん、そこに道徳も正義も必要ない。抑圧された欲望は暴走するだけである。つまり、彼らの「在日」への差別、侮蔑も正当化されるんじゃ。
つまり、「ナショナル」な境界はそれほど強固に秩序を保てる、抑圧的な効果が潜在的にあるんじゃが、
その境界線は別の方向で歪んだ、誤った結果をもたらす様じゃのう。
問題じゃのう。しかも、この陰謀論は人を幸せにしないことは
明らかじゃ。
ただ、今の現状、彼らは理想や夢に裏切られることを恐れるほど、傷ついてしまっているようじゃ。