人の出会いも「重力」という言葉がある。サークルでちびちびと活動し、コンマスという役職が与えられ、エリントンに取り組み、山野という中継地点にしては大きい舞台を終えた。この言葉は僕が勝手に好いているだけだ。大学に入ってからの人間関係に大それた意味をつけたいわけじゃない。ただ、なんだかんだあって山野を終えれたという一連の「流れ」。これがすごく素晴らしいもののように感じられる。

 

 8月から馬鹿みたいに練習して、合宿でまた馬鹿みたいに練習して、山野が始まって、自分たちの演奏が終わり、表彰式があって、東大の方達と対バンして帰ってくる。振り返ってみれば全く落ち着く暇のない時間だった。京都駅に帰ってきて初めてほっとすることが出来た。やっと冷静に今回の結果がどうだったのかを考えられるようになった。

 

 僕はコンマスという役職を可換な機関だと思っている。前で思ったことを言う仕事なんてある程度の割り切りとやる気があれば誰でも出来ることだ。先輩の呪術師から再三教わったことだが、コンマスはバンドの中で一番立場が低い。だから、細心の注意を払いながら、わざわざ自分がなった意味や自分がいかにしたいかオーケストラにどう反映させるかどうすべきかを考える。それが正直わからなくなることもあるし、そんなことは言っても自分が一番かわいくなることもしばしば。自分は空気が読めない方なので勘違いでやらかしてしまうこともしばしば。すみません。

 

 10位という結果は人それぞれ受け取り方があるだろうが、自分はどうなんだろう。よくやったと自分を褒めたい気持ちが十二分にある一方で、まだまだ先を見たかったという気持ちもある。入賞を果たせたのは奇跡に近いと思える一方で、自分たちの演奏が滅茶苦茶良いものだったともメンバーのやってきてきたことを振り返れば自信を持って言える。自分以外の人がコンマスだったらより良い結果を出せたとも思う。もっと良い順位取ってエリントンという素晴らしい音楽をもっとみんなに伝えたかった。僕は結局結果に固執しているのか。とても悩む部分だ。僕は結果に後悔をしていたのではなくて、過程に後悔を残しているのかもしれない。結局もっと良い選曲をすることが出来たはずだとか、もっと準備すれば良かっただとか、あのときああしていればだとか、結果とか関係なく周りに対してもっと出来ることがあったはずだと思ってしまっている。それも傲慢かもね。自分のおかげで得られた物など何一つない。それはお互いにとって同じなようでそうでないのかも知れない。そういう音楽をわざわざやっているわけだ。誰か一人でもかけていなければ、歩くことの出来ない道であった。

 

 滅茶苦茶読みにくい駄文を打ってしまった。ごめんなさい。江淵君がもっと読みにくい名文を打ってくれると信じています。

 

 いろいろ書いたけど僕はなんだかんだいって昨日京都に帰ってきてほっと一息つけたことに気持ちよさを感じているんだ。サークルが始まってから京都に戻ってくるまである程度ハードなことをしたと思う。それをみんなでなんとかこなせた事を非常に良かったと思っている。Love you madly。madlyにはいろいろ含まれていることだけはお許し下さい。みんなにはとにかくお疲れ様でしたと伝えたい。10位という結果とそこに向かう過程をみんなで得ることが出来て非常に幸せに感じます。身に余るほど素晴らしいみんなとこの過程・結果をたどれて良かった。ありがとう。満足はしていない。そう思えないと人間死ですから。後期も頑張ります。

 

 同じ事何回も書いてしまってごめんなさい。小学校の頃からこういう文章しか書けないんです。

 

 これって自己紹介ブログでしたね。書きましょうか。

 

ダークのTp4とコンマスやってます。二瓶諒です。

 

 

 村上隆の絵でこんなのあった気する(大失礼)。こういう感じでユーモアのない人間なんですね...。はい。ダークには面白くて優しい人が多いので嫉妬してしまいます。

 

 すでに二十歳を迎えていたのですが、山野までは1滴も飲んでいませんでした。チキっていただけです。大人に成りたくなかった。この前カシスオレンジ1杯だけ飲みました。よくわかんなかったです。

 

 好きな音楽は特にはジャンル問わず。広く浅い。この人が好きみたいな追いかたがあんまり出来ないので自分は音楽にわかだと思う。当たり前だけどエリントンが好きです。お金が欲しい。電子媒体以外で聴きたい。もっと素晴らしい楽しみ方が出来るはずなのに。エリントンのアルバムについてちびちびブログを書くつもりなので良ければ読んで下さい。

 

 餃子が好き。アイスも好き。でもアイスは今年は正月から山野まで1個も食べてないです。禁欲のつもり。もうあの味を忘れてしまった。よくこの夏を乗り越えれたと思う。頑張った。

 もっと言葉を選べる人間になりたい。後悔ばかりが降り積もっていく。もっと傲らず人に素直に感謝出来る人間になりたいです。それのみ。

 

おしまい

 

 次の書き手は素晴らしい後輩です。みんなそう言ってます。演奏者としてダークを滅茶苦茶支えてくれたし、マネージャーとしても滅茶苦茶頑張ってくれました。ありがとう。

 

本当の本当におしまい