なぜか手に入れた ガラスの欠片たちを使って


モザイクあーと を作ってみた


うん、まぁいい感じなんじゃないかな

と 思いながら


思い出した


こんなことを思っていたのは 

私だけ だろうか?


子供の頃、作った作品を 親に見せて

どう!できたよ!って言うんだけど


親の方は首をひねる

これは、何なのかな?


何、と聞かれて

何、というわけでもないんだけどな、と思う


とにかく、なんかよくない?って

作品の出来映えへのキラキラした感動を

共感してもらうべく、

しっかりじっくり見てもらうんだけど


これは○○かな?

と なんとかひねり出した 当てはまりそうな何かを言われ、

とりあえず 誉めとこう

みたいな感想を続けられる


そんな大人の対応をみて、子供ながらに共感を求めることは諦め、

そんな感じ!と適当に会話を終わらせることにする


なんで分からないかな、この何となくいい感じ

なんで当てはめようとするのかな、なにかではないのに


歯がゆい気持ちを持ち続けるのもめんどくさくなり、だんだん年を重ねるごとに当てはまるものしか作らなくなる


その作業自体が全然おもしろくなくなる


ついには何もかもやる気が起きなくなる


どうせ何やっても完璧にはできないし、おもしろくもない


子供だった私の方も

勝手にこじらせていったようにも思うけど

あの時、もっと違う対応だったら

いつまでもきらきらした気持ちをやる気に

生きていけてたんじゃないかって


思いましたとさ