さてさて!日付は空きましたが後半の感想書くよ!!
感想書く前に、本誌が涙とかなにやらでしわしわになってることはこの際ほっておこう・・・
そのせいで、一番ぼろ泣きした所もバレバレなのも目をつぶろう・・・
さて!尾兄弟と信の逃走編、後編のネタばれが多く含まれるので
知りたくない方は回れ右で!
ところ変わって万極隊は飛信隊隊長・信を討ち取るべく、執拗な追跡を続ける
そんななか仲間達とも別れ、隊長・信を守って逃亡を続ける尾兄弟の話後編パートです!
正直言って、信の幼い頃とか回想シーンが描写されるんですが・・・
オイヤメロ・・・いいって、マジで・・・そういう回想シーン・・・
綺麗にフラグ立ててんじゃねぇーよ!!!
でもまだ・・・
大丈夫!いける!
がんばれがんばれできるできる絶対できるがんばれもっとやれるって!!
諦めんなよ!!
そんなアウト認めない!!!
「いつもの信みたいに」頑張ろう。
そう言って、満身創痍の体を引きずって逃亡を続ける尾兄弟。
しかし、心は折れなくてもその体は既に限界が・・・
そしてとうとう倒れる尾平さん。
「あっ兄貴」
壁さん以外致命傷な傷負いながらも、兄を気遣う尾到さん。
「だ 大丈夫だ。まだ 終らねェ。終わって たまるか」
必死に立ち上がろうとする尾平さん、その体には力が入らず……。
(何だこれ…すげェ眠ぃ…)
寝たら死ぬぞぉおおおお!!
オイ(`・д・´)コラ、ヤメタマエ!!雪山遭難事故を沸騰させるような台詞!!
おい!!本気で寝たら次は天国で目を覚ます事になるぞ!!!!おい!!
そんな心の叫びも届かず・・・まぁ、当たり前ですが・・・
次第に閉じていく尾平さんの目。
…しかしその目を覚ませたのは、皮肉にも迫る追っ手の騎馬隊が立てる轟音
おい!本気でヤメロよ!!彼らのHPは殆0よ!!
「追っ手が…来やがったのか…」
(もう…無理かも知んねェ…)
二人共既に満身創痍、信は未だ気絶したまま。絶体絶命ピンチです・・・
しかし、尾平さんは再び起き上がり「到…、信の心臓は動いてっか?」
その問いかけに、尾到さんは答えます。
「………ああ、ちゃんと動いてるよ」と。
背中に感じる心臓の音・・・あんだけメリッとやられて派手に吐血して、それでも尚「生きている」信の鼓動を。
「俺のも、お前のもまだ動いてる。だったらいつもの信はこう言うよな。
まだ何も終わってねェ! ってよ」
彼らの大将はちゃんと「生きている」
お調子者で、魏国戦争編の最初の時は「こんな所に来るんじゃなかった」なんて言っていた尾平さんが、諦めかける尾到さんに檄を飛ばします。
普段はおちゃらけてお調子者の癖に……。っバカヤロォ……。
もう・・・正直・・・目頭のダム決壊は目前でしたよ・・・
涙のコンタクトレンズで正直前は見えない状態・・・
こっちもピンチでふ!誰か!ダレか!!ティッシュの救援を!!!
「へへっ。俺達も大分信に感化されてんな。
矢は骨で止まってんだよな到。まだ歩けるか」
「…ああ、まだ行ける」
どっからどう見ても貫通ですね!!本当にありがとうござ……ッバカヤロォ!!!
尾到さんのこの言葉に、尾平さんは言います
「じゃあ俺達ここで別れるぞ」
……血を辿れば、すぐに彼らの場所は知られてしまいます。そして追い付かれてしまったら、今度こそ逃げられない・・・
そこで、今度は尾平さんが囮となって敵を引き付ける作戦を取ります。
服の切れ端を渡し、これで血を止めながら登って行け…
と弟に告げる尾平さん・・・いや、尾到さんの出血はそんなんじゃどうにかなるレベルじゃないだろ。
そもそも、さっきすごい勢いで鑑定して行き先見つけた奴だぞ・・・
まぁ・・・そんな突っ込みはココでは無用・・・
つうか、空気読めよ俺orz
それに当然、そうなったら血の跡を辿って追い付かれた尾平さんの運命は……。
躊躇する尾到さんに、尾平さんは
「到…、俺達で信(こいつ)を守り抜くんだ。………飛信隊の伍長として。城戸村の友達(ダチ)としてな」
そっと信の頭を撫でるその手が、いつもよりずっと「兄」を感じさせます。
……信には「チンピラ兄弟」なんて言われてましたし、きっといつも喧嘩ばっかだったんだろうな・・・でも、なんやかんやできっと仲が良かったんだろうな……
たった数コマの出来事なのにそう感じさせるシーンです・・・(´;ω;`)ブワッ
弟には軽くげんこつでコン、とその頬を小突いて。
「おい。へへっ妙な顔すんな。奴らをまいたらお前のあとを追ってまた合流する。………死ぬ気はねェぞ。村で東美が待ってるからな」
つまりあれですよね・・・「俺・・・この戦争終わったら彼女に告白するんだ・・・」みたいな?
Oh no!私知ってる!!有名な死亡フラグでしょ!!
でも死ぬ気は無い、その言葉に嘘は無いと思います。
でも、また「合流して会う」事はもう無いと。
互いに分かった上での、別れなのでしょう・・・
そして、それがこの兄弟の別れとなりました。
共に逃げていた仲間と、そして兄とも別れ、尾到さんは隊員皆に託された大将を背負い、尚逃亡を続けます。
その眼下に、脇道へと逸れて行く長髪白髪隊の松明の光が。
(兄貴・・・)
兄貴・・・・(´Д⊂グスン
涙を浮かべつつ、歩き出そうとする尾到さん。
しかし、不意にその体から力が抜けていきます。
(血!? この矢…骨を抜けて…)
だから!!どー見てもその深さはそうでしょぉぉおおお!!
もう歩けない…そう思いかけた時、背中の信が小さく呻きました。
…こっちもまた血ィ吐いてます。……おまえら!ほんとに大丈夫か君!?
「へへっお互い………満身創痍だな。だが、くたばりゃしねェぞ。城戸村の男は頑丈が売りだ。なぁ信…」
……だったら、どうか壁さん並みの不死っぷりを見せろよぉぉおおお!!
再び立ち上がり、歩き始める尾到さん。
追っ手の足音はもう、周囲には聞こえません……。
そしてシーンは変わり、過去の出来事に
チンピラ尾兄弟も信と漂もまだ元気で、若くて・・・すっごい喧嘩とかしてるけど・・・まd・・・元気で・・・ウグッウッウッ・・・
ティッシュ足りねぇ・・・足りねぇよ・・・
……それはまだ、本当に信の夢があくまでも「夢」でしかなかった頃の懐かしい記憶・・・
目を覚ました信の横には、尾到さんが横たわっています・・・
「おー尾到か……」
妙に暢気な口調で話しかける信。
「今なんか…村のころの夢を見てた…」
「……偶然だな。俺もお前と初めて会った時のこと思い出してた……」
しかし、そんな懐かしい思い出から、次第に意識は現実へと戻って行きます。
「…………ホウ煖」
気絶するその瞬間まで見据えていた「敵」の名を思い出し、一気に「目が覚める」信。
しかし飛び起きたその拍子に走った激痛に、再び横になる事を余儀なく・・・
「まだ動かない方がいい」って言ってましたが
「まだ」っていうか最低でも「向こう一月以上は…」の間違いじゃ…
「いっ 一体どうなってんだ尾到。ここはどこだっ!? 戦いは…」
やっぱり、目が覚めればこの辺りが気になるのは当然。
そんな信に、尾到さんが色々と話します。
信が気絶した後の事を、ここで初めて皆が命を掛けて自分を逃がした事を知ります。
「俺を逃がすためにみんなが体張ったってのか。………くそォ何やってんだ俺は…。
それじゃ干央達はどうなった!? ホウ煖はあのまま」
矢継ぎ早に尋ねる信ですが、尾到さんは静かに言います
「信。しばらくホウ煖らの話は止めにしねェか。奴の顔を思い出すだけで、二人共 治るキズも治らねェ…」
「尾到。お前 ケガしてんのか。ちょっと見せてみろ」
「大丈夫だお前ほど重傷じゃねェ。………ただ今はほんの少しだけ、楽しい話がしたいんだ」
心配する信に、穏やかに笑って答える尾到さん。
いや!おい!!まてよ!いやいやいや!大丈夫じゃねーだろォォ!!
だから頼む・・・そんな澄んだ目で言うのやめて!!
そして二人は寝転がったまま、束の間昔の思い出を語り合います。
「信。俺達が初めて会った時のこと憶えてるか?」
「あ? ああ。たしか尾平がちょっかい出して来たんで思いっきりぶん殴ってやった。ついでにお前にも入れたな。ハハ」
「…フフ。ああ あれからお互いケンカばかりしてた」
「お前は最初っから将軍になるっつってて、おれ達はみんなでお前をバカにした」
「おー だから毎回ぶっ飛ばしてやったぜカカカ」
まるで、何の変哲も無い思い出話・・・
今が戦争だって忘れるほど、穏やかで二人は思い出話をします・・・
そしてここから、不意に到さんは「将軍になる」という信の「夢」について話し始めます。
「信…本気でなれると思うか? 将軍に」
「!? ……どういう意味だよ」
「分かりきったことだが下僕が将軍になるってことは並大抵のことじゃない。
実際戦場に出て感じたよ。正に"夢"みたいな話だってな。
一体どんだけの死地を乗りこえりゃたどり着くんだ?
一つでもしくじればそこで死んで全部終りだ。
………だけどお前はホウ煖相手に生き残った。
隊の皆が命をかけてお前を守ったからだ。命令でもないのに命がけで…これはふつうのことじゃねェ。ふつうの隊長にはできねェよ 信」
ホウ煖が言っていた「不思議な力」とはこの事なのかも知れないです・・・
命令でもなく、見返りを求めての事でもなく、全員がただ只管に、自分達の隊長を守ろうと一丸になって動いた・・・正直ここまでの力が無かったら、隊長を捨てみんな逃げてるところです・・・
それをさせなかった信と隊員との「絆」は、ホウ煖には決して持ち得ないもので、理解する事も出来ないものだと思います。
あの状況で尚、「こいつは守る」と皆に思わせる信だからこそ。
「だから思ったんだ。信は本当に将軍になれるってな。
名だたる大将軍達…あの王騎将軍でさえきっとこういう場面をくり返してきたんだと思うぜ。…仲間の力込みで…お前の力だ。信…」
いい台詞ですよね・・・どんなに強力でも、十二万の兵が居たとしても
そこには強い「絆」がある・・・
アンタいいオトコやで・・・尾到さん・・・
「俺は…お前の友達(ダチ)で本当によかったと思う」
だからやーめーて!!
約束すぎるにしても・・・ここまでくっきりフラグ建築するなんて!!
もう立派な五重塔レベルじゃないですか!やだぁ!!
「ちょっと待てよ尾到…お前 何言ってんだ」
「フフ…お前といっしょにいるとずっとワクワクしっぱなしだった。
本当に楽しかった」
「尾到っ」
ぐふぅ!!フルコンボだドン・・・
ここまでフラグ台詞三連荘・・・ゲフッ
「今夜けっこうな仲間が死んだかもしんねェが下向く必要ねェ。戦争やってるんだ死人は出るさ。いいんだよ信。みんなお前と一緒に夢を見てェと思ったんだ。
それでいいんだ。
………これからもお前はそうやって、
大勢の仲間の思いを乗せて天下の大将軍にかけ上がるんだ」
悲しいけど、これ戦争なのよね。って事ですね。
……分かるかァァァアア!!!ふざけんなぁぁああああ!
彼女残しといて言う台詞じゃないだろおがよぉぉおお!!
「尾到。お前…」
「絶対……なれるぞ…信…」
静かに閉じられていくその瞼。
「………」
愕然とする信の目に大粒の涙が……。
その時。
「なんつってな」
(#^ω^)
(#^ω^)
(#^ω^)
おい・・・俺のマジ泣き返せ・・この状況でドッキリすんじゃねぇ!!
「!?」
「バッバカヤロォてめェ。ふざけんじゃねェよ。くそっ」
「ハハッスマン」
……何してんの、ほんとに。
……ドッキリって……。ビビらせんじゃねーよ……。
でも・・・アレ?
なんで涙出て来るん?とまらへんよ・・・
あれでしょ!!やっぱり腰が引けててあの矢傷は浅かったり、骨とか色んなものを突き抜けているように見えてるけど、主人公仲間の法則補正でそんなに重症じゃなくて・・・
ほら!銀魂の阿伏兎だって、色々あったけど、槍刺さったけど!落ちたけど!!生きてたもん!!!
「……ガラにもなく長くしゃべった…少し眠ろう、信」
怒ってはみたものの、矢張り尾到が心配だったのでしょう。信もすぐには眠れません。
「………本当に大丈夫か、尾到」
念を押すように問い掛けています。
でもホントは、半分分かってたんでしょうね・・・
ちょっとだけそんな気がします・・・
「あぁ。寝れば治る」
その言葉を信じたのは、その事実を認めたくないから・・・
私だって、あのままドッキリで終わって欲しかったです・・・
「………友里…」
「? 何か言ったか?」
「いや…おやすみ、信」
「………あぁ」
そしてこれが、旧友との最後の会話となりました。
未だ空に輝く月が、二人の姿を煌々と照らしています。
まどろみから信が目を覚まし、ふと横を見た時。
「………………」
すぐ横で眠っていた筈の尾到さんの目は、薄く開いたままでした。
その頬には、涙の跡が………。
「ふざ けんなよ」
もう何も言わない友の姿。それでも尚認めたくない心は、ありえる筈の無い事態を言葉にして吐き出す姿は、心にくるものがあります・・・
「二度も同じ手くうかよ。尾到」
「し…しつけェぞ。早く起きろ」
分かっているのに、それでもまだ冗談なんだと思いたいその台詞。
レビュー書いてて、ディスプレイが霞んで、文字が打てない・・・少しタイム・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・
「起きろよ尾到っ……こんなのあるかよ。
っ……バカヤロォ。
っ……バカヤロォ…」
戦争なのは分かりきっています・・・
二度目のドッキリでもありません・・・
……尾到さん、お疲れ様でした……。
あっちは平和で、ゆっくり出来るでしょう・・・でも・・・生きてて欲しかった・・・
芝居までして信を寝かせたのは、きっと信が泣く顔を見たくなかったからでしょう。
でも、誰にも看取られる事無く、信が寝ているその横で・・・・
やりきれないよぉ・・・なんでやぁ・・・
尾到さんがどんな思いで、夜空を見つめていたのか…
もう・・・どんな法則でもよかったです・・・
身近の死はどれほどのものか・・・ただ1ページめくるたびに
私の心には生きてて欲しいの一言でした・・・
やっぱり、「いい奴から先に死ぬ」という戦場の鉄則があるのかな・・・
最後のページをめくる頃には、目はふやけて鼻は赤く
実家で読んでたんですが・・・親に心配されましたよ・・・マジで
とこんな感じで、本気泣き「キングダム」尾兄弟編は終了です!!
「キングダム」はお気に入りで、また続きを書きたくなったら書きます
メールでも、「よかった」の一言もあり
好評のようでしたら、がんばって書きます!ではそれまで!!