徳島に帰ってきてから、
まぁ生活に関して言えば18歳からずっと東京に住んでいたので
浦島太郎なところもあるし
市報や、地域のフリーマガジンがかなりの情報源で
必ず目を通すようにしている。

先日ケーブルテレビ発行のフリーマガジンを開いてイベントページを見ると…

「布わらじ展 ●●公子先生を偲ぶ」とあった。

母の名前。

え?と思って見ると…
母のお弟子さんたちの展示会。
そういえば、母の作品も飾りたいから貸してくれないかと聞かれていた。
「私達、弟子だからね。まだまだの弟子だし…。やっぱりかなわないから、先生の作品も展示したい。」といっていた。
そう思ってくれるなんてありがたい…くらいに思っていたけれど

展示会名に母の名前が入っていたとは思っていなくて。
びっくりしたと同時に。

亡くなってからも「母がいた」ことが
こうやって形になることがありがたいと思う。

そして、今私が使用しているPCは元は母のPC。
データの保存方法とかは素人のめちゃめちゃなところがあるけれど
写真フォルダだけは
びっくりするくらいに綺麗に整理されていて
その中に布わらじの展示会の時の写真も
若いころの思い出の写真もたくさん入っている。

その写真たちを見ながら…
私も母を偲ぼうと思う。


※私が生まれるずっと前の父と母。