母の悪性リンパ腫の放射線治療の5クール目に突入しているのですが
リンパ部の腫れはもう跡形もなくなりました。


ただ、膝から下の痛みはでるため、痛み止め薬は手放せないのだけれど
治療前までは足全部が痛み、救急車で運ばれる事態もあったわけで


治ったというのには、程遠いけれど、すこしずつだけれど
進んでいることがわかって、少しだけほっとしています。


痛みが消えるかも?で「8クール」まで本当にやってしまうか
痛み止め薬にして様子をみるかは、お医者さんと相談しなくてはいけないところっぽい。
今年中におわればいいな・・・と思っていたけれど
それは無理になったよう。


仕方のないこと。


ちゃんと、受け止めていかないといけないなと思う。
もう・・・病院にはこばれてから1年前近いんだよな。


遠い目になる。


この母の入院で、父と母の関係が少し変わった。
私と一緒に生活をしていなくても、私がいなくても
父は母のことを「お母さん」と呼び、母は父のことを「お父さん」と呼んでいたが
今はお互いが「名前」を呼んでいる。
先日電話をした時に父は私からではなく「母から」と思ったようで
「〇子か~」と。


私が生まれる少し前から、父は単身赴任で海外やら宮崎やら東京やらであちこちにいっていた。
私が生まれて、再び家族全員で一緒に生活したのは私が18歳のときだった。
一緒にいる期間が短かった父母。
今、病気と闘って辛い時期だけれど、「2人」の時間を大切に大切にしている気がする。


私の知らない父と母がきっといるんだなと思う。
すこしさみしい気もするけれど、そんな父母で良かったと思う。