今東京で使っている家具のひとつは

父が20年以上前に単身赴任をしたときに

とりあえずでそろえた通販の黒いたんす


黒が日に焼けて変な色になり。

もともとぺらっぺらだった合板がはげて汚くなり・・・


じゃ、いっそのこと白とグレーのペンキで

レトロ調にしてしまえ!

で、自分で色を塗ったもの


いい加減に古い・・・そして、不恰好だったりする。

元もとが安物なものもあるが、

父がつかっていたものだからという

愛着で捨てられないで使っている


しかしダリにもつっこまれるくらいにぼろい(・・;)


やっぱり、とりあえず”っていう気持ちで買ったものとかって

それなりのものなんだなと思う。

ただ、私は娘として

もったいないというだけの気持ちじゃないものがあるわけで。


家族の元持ち物として大切にしたいと思うから・・・

買うという行為に対して

もっと慎重になるべきなんだろうなと思った。


もし、ここで私が死んだとして、父や母は

私の持ち物を何一つ捨てないで持っていたいと思うだろうと思う。

実際には捨てなくちゃいけないことになるけれど。

だから、これは大切に使っていたものというもののみを残せるように

無駄なものを買わないように。


自分自身も豊かな気持ちで使えるようなもののみを

買うようにしようと思う。


実家の掃除をしていて、整理をしなくちゃなと思う、自分の先祖たちのものを見ながら思う。

ガラクタにしないで大切につかってあげないとなと。


東京の父のたんす・・・とりあえず、まだ使うけど。

プラスチックの取っ手がこわれたから、

取っ手だけ付け替えようと考えてるけど。

どうしようもなくなってきたから、ちゃんとしたものを購入しよう。

それまで、どんなものがほしいのかをまじめに考えよう。


うん。たぶん、そのときに高い買い物だったとしても

自分の性格上・・・10年以上使うのは確実だし(笑)


金持ちじゃないんだから、再々買い換えるとか考えれないから

自分にとっていいものを・・・

まぁまだまだ先だろうけど。


そんなことぼんやりを考えてみた。