肌に感じるぬくもり。冬を彩るアウター。-チェスターフィールドコート-
2004~2005AWのメンズコートシーンを語る上で、外せないのがチェスターフィールドコート。
各ブランド・ショップこぞってこのアイテムをプッシュしています。
チェスターフィールドコートは19世紀半ばに起源を持ち、
公の場で身に着ける袖付き外套の原型と言われています。
転じて、フォーマルシーンでオーバーコートを身に着ける必要があれば
チェスターを選択するべき、と言われています。
今シーズンの「ドレスダウン」風潮の中、
各ブランド・ショップはこのチェスターに
様々なアレンジを加えています。
しかし、私が思うにそれは「モード」であって「ファッション」ではない。
そのようなアレンジされたチェスターを購入することは
お洒落としては素晴らしいと思いますが、
イタリア人のようにジャケット感覚でチェスターを羽織る、
という着こなしができる日本人はほぼ皆無と言っていいでしょう。
ですから、チェスターを選択する際は是非無地を。
フォーマルすぎる印象を敬遠される向きには
明るい色の生地や、比翼仕立てで無いものを選択されるといいと思います。
また、昨今は丈が短いコートが流行ですが、
ニーレングス以上の着丈をお選びいただきたいところ。
胸元から腰にかけてのシェイプと、
深く入ったベントが男の色気につながります。
生地は、カシミヤもしくはそれに準じた柔らかい素材が良いでしょう。
ビロードのカーテンのようなドレープが品のよさを演出します。
そして、仕上げです。
胸元にはマフラーやストールを是非巻いてください。
より一層華やぎますから。
本物の良さがわかる大人の男性に相応しい、チェスターコート。
今冬のアウターに是非おすすめです。