子どもに習わせたい習い事トップに君臨するプログラミングに息子が熱中するまで パート2
前の記事パート1からの続きそうそう息子がこれで楽しい日々を送ってくれたらどんなに私もほっとするかしら当日は息子より私の方がルンルンしていたはずしか〜しウチの子はそう簡単な心の持ち主ではなかった自分は中学2年生で全くの初心者その日Macの電源を入れるのも誰かに教えられていたっけしかし他の子どもは低学年でも親がIT関係なのか?手慣れた様子でスクラッチを操り専門用語をペラペラ喋りながら一時間半で作り上げた作品を自慢げに披露して見せたのだったからだんだん元気がなくなっていく青い顔をした息子くんメンターに質問することも自分が何を作りたいかなんていうことも全く見当もつかないオロオロ加減でとうとう自分の発表の番が声は小さく顔色も悪い作品は最低限のもの一学年上の男の子は常連なのかすでに黒い画面でコードをパチパチあぁ。。。。。ここからは本当に二人で意気消沈どうやって帰ってきたかわからないやっぱりダメだったか。。普段から守りの堅い息子はどんな場面でも自分をけなされたり笑われたりすることが嫌い中学校でただでさえ消耗していたのにまたもや初めて来た場所で小学生よりも何も出来ない自分を見られて恥ずかしい思いをしてしまったのだからねごめんよ母さんが悪かった。。。マンガでわかる統計学 素朴な疑問からゆる~く解説 (サイエンス・アイ新書)Amazon(アマゾン)642〜3,667円でも。。でも。。「もう行かない」そう言われても母さんの心は必死だった何か。。何かきっと。。道はある。。私は祈るような気持ちで本屋さんへ幼稚園になった頃教えてもいないのに新しいゲームをどんどん覚えて楽しんでいた息子その頃流行していたマインクラフトだってコードらしきものをパチパチ書いていたし新しい武器を作って動かしていたじゃないもう一回だけとにかくもう一回初心者がいっぱいいる別のところにあるコーダ道場へ行ってみようよ「今度はパパも行くから」そう言うと息子の顔がちょっと輝いた少なくとも全くの初心者のパパには自分が教えてあげられるものがあると思ったのかな昔ヤマハのリトミックで全然やる気なく毎回輪から外れていた息子が私の行かない日にパパが代わりをしに行ったら最初から最後までこうやってやるんだとパパに一所懸命教えてあげたと言うのだから可笑しくて嬉しかった子どもにもプライドがある人に笑われるより人に何かを教えてあげられる優越感や達成感をもう2歳から感じていたのだらかどんな小さな子もバカにしてはいけないとその話から思ったものだマンガ-教養としてのプログラミング講座 (単行本)Amazon(アマゾン)1,540〜4,972円そしてもう今回がダメだったらこれ以上息子にプログラミングを進めるのはやめようそう決めてから行った別の道場には本当にその日から始めたばかりの同年代の子が数人と女性のメンターとその日のために来てくれた同級生こじんまりした素朴な雰囲気の中予想通り息子は終始パパに色々と教えてあげる形でいつの間にか笑顔も見えて楽しんでいるようだった高校生からはじめる プログラミングAmazon(アマゾン)1,980円振り返ってみるとこの頃が私たちのターニングポイントだったのだろうそして私は同時期に「プログラミング言語の選び方」の本を買ってあげることになったのだママ!この本良いね!そう言われて私はどんなに嬉しかったかしれないそれ以来息子は少しずつ元気になった2年生になってからは息子とよく似た感じの穏やかそうな友達が数人出来てコロナ禍もありたった一度だけだけれど我が家で1日集まってみんなで遊んだこともあった中学生になって初めて見た息子の屈託のない嬉しそうな顔だった今思い出しても泣けてくるそして中学三年生になってからは受験生という肩書と付き合いながら勉強よりもプログラミングが多かったとは予想していたけれどいつからか将来はエンジニアデータサイエンティストになるなんて言い始めている今の息子の実力がどれほどなのか?本当にエンジニアになれるのか?などとそんなことはどちらでも良いのです去年中学校でプログラミングの授業があり息子のプログラミング学習の経歴を知った先生がとても厚い信頼を寄せてくれてそれ以来クラスではプログラミングが出来る男として認識され始めたことが何より彼の自信につながり苦しかった数年が息子の力の源にもなったとさえ思っている小学生の時から因縁のある近所の悪ガキからの陰湿ないじめや中学校で苦しんだからかい、蔑み二年生の終わりにはクラスの同級生に蹴られて大ごとにもなった大人しい割に被害を受けることもあった息子が誰よりも優れた一面を持つことで今とても輝いている親としてはそれだけで十分なのですよねもはやプログラミングどころかパソコンに詳しくなりすぎた息子はMac信者のパパをも追い越そうとしていて時々見る男同士のバトルが可笑しくてたまりませんがまとめると子どもに何かを期待して何かを与えるというのではなく彼を苦しみから救ってあげたいと思う気持ちがそうさせたのだということ一番大事なのは子どもが心底楽しいと思うものをめいいっぱいさせてあげる環境を親が作ってあげたら子どもは決して道に迷うことは無いのではないかな今息子は内緒でパパのホームページを作ろうとしていますたのしみレゴ(LEGO) ブースト レゴブースト クリエイティブ・ボックス 17101 知育玩具 ブロック おもちゃ プログラミング ロボットAmazon(アマゾン)16,980〜30,000円