アルコール依存症の夫を亡くして

アルコール依存症の夫を亡くして

アルコール依存症の夫と戦う妻のブログ
にしたかったのですが
2022年11月に肝硬変で亡くなりました。

夫を亡くして思うこと
大変だったこと
後悔したこと
亡くなる前にやっておくべきことなど

アルコール依存症に悩むご家族のお助けに
なれば幸いです。

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アルコール依存症と判明したのは

2019年8月です。

夫はもともとお酒が大好きで、未成年の頃より

お酒を大量に飲む生活を50代まで続けていました。

 

休刊日は、2日酔いで飲めない日、のみ。

1年のうち、360日はお酒を飲んでいたのではないかと

思います。

 

なんでも飲みますが、主にビール、焼酎を飲んでいました。

 

50歳が近付いたころ、更年期障害?

うつ?

 

というような症状がありました。

 

 

急に怒り出したりといった、情緒不安定な日があるかと

思えば、まったく食事がとれなくなり

後ろ向きなことばかり言ったりする日が増え

急激に痩せていきました。

 

 

職場の人間関係にも支障をきたしてきたため

夫を説得して心療内科に連れて行きました。

 

 

そこで診断されたのが、

 

『アルコール依存症』でした。

 

 

情緒不安定だったり、うつのような症状は

更年期障害でも、うつでもなく

 

『アルコール依存の影響による、気持ちの高揚』

 

によるものだということです。

 

 

症状からいって、『鬱』に間違いないと確信に近い思いで

受診したのですが、本当の鬱だったとしたら、

その状態が最低でも4か月は継続して現れるのだそうで

数日単位で変わるのは、お酒の影響によるもの、との

診断でした。

 

アルコール依存症になると、脳の中に『飲酒スイッチ』

のようなものができ、一生涯消えることはないと言われました。

 

脳がお酒を飲んだ状態が普通と誤認してしまい、

アルコールが切れると、

 

『飲め、飲め』と指令をだしてくるのだそうです。

 

アルコールに限らず依存症はそのようなメカニズムが

出来上がってしまうため、辞めることが難しいんですね。

 

恐ろしいことです。

 

 

次回は勧められた治療法について書いていこうと思います。