皆さんこんばんわ。

今日は親父の祥月命日で、毎月の月命日には一人で行っている墓参りに

今月は実家のお袋と姉貴と待ち合わせていきました。

実家から離れたエリアで仕事をしているときは、曜日周りによっては

このゴールデンウィークの立ち上がりの日が命日なのを恨めしく思ったことも

ありました。長距離移動手段がことごとく混む日なのです。

しかしながら、アル中の進行による計画力の低下によって、

年に一度のスケジュールを事前に立てることすらできなくなり、

４月２８日がどうこう、とも言えない状態になっていましたが、、、

けど今日は同じエリア内で移動するのにも、電車は結構な混み具合です。

日本人のゴールデンウィークが関係ないであろう、

キャリーケースのインバウンドの方も多い。

でも、乗っているのは２０分、３０分という程度なので、

普通にしていれば何てことはありません。

しかしながら、飲んでいたころなら、墓参りの帰りには、

その２０分、３０分の電車でも、座席に座れたら飲んでいたでしょうね。

常識はアルコールの前では打ち消される、、、

親父に、今年一年の断酒の成功を報告し、一年ぶりの年老いたお袋を

また心配できるようになったのはよかったと思います。

アル中発覚以降、年老いたお袋に心配される立場でしたから(苦笑)

帰宅後は少し仕事をして、日曜日に楽しみにしている大河ドラマの

「光る君へ」を見ます。

この平安貴族の権力闘争と異性関係の描写の中にも、

アル中には気になる描写が差し込まれていて、

そこを見るのが楽しみ？なのです。

今日は、男性側の主人公の藤原道長の長兄で、

今日の放送時点では最高権力者として権勢を誇った関白道隆が

病に侵されていくシーンが描かれていました。

平安時代には、庶民が毎日酒を飲むことは到底できないぜいたく品で

冠婚葬祭で飲むのがやっとだったと考えられています。

よって、貴族でないもののアル中はほぼいなかった時代だと考えれれています。

商工業の発達によって、貴族でないが裕福で毎日酒が飲めるという層が

できるのはいつからかわかりませんが、室町時代以降（堺商人とか）

なんだろうと思いますし、労働者階級(という概念も含め)が毎日飲める

価格になってそこら中にアル中が生まれたのは産業革命以降、

酒が工業的に大量生産されるようになってからだとされています。

話は逸れましたが、時の最高権力者、関白道隆にはそんなことは関係なく

大量に酒を飲んでいた、というような描写がされています。

で、口が乾く、当時で飲水病になっていた、とも描写されています。

完全に、アルコール多飲からの糖尿病で、それが原因で死亡した、

ということが、ドラマも、リアルの歴史学者も研究で結論付けています。

入院していた当時も、糖尿を発症していた方もいらっしゃったと思います。

スポーツ選手などにも糖尿にかたもいて、本人の「せい」がすべてでは

ないかと思いますが、アル中の糖尿は、相関関係がはっきりしているのでしょう。

でも平安時代には、そんなアルコールとの相関関係は、わかる由もありません。

なのでアルコールを断つとか、できるできないは別として、

減酒という選択もなかったと思います。

しかしながら現代、アルコール多飲がもたらす病気は、

糖尿以外にもはっきりしています。

ただ、そんな、因果関係がはっきりわかっている現代でも、

止めることが難しく、元通りのコントロールが取り戻せないのが

アルコール依存の怖さ。

安倍晴明に、祈祷させて寿命を延ばさせようとするが、

飲むのは止められていないのでしょうね、、、

そんな怖い物質から離れて暮らせたこと、今年一年、それ以外の

病気にかからなかった事を、親父に報告しました。感謝ですね。

それを最後のオンラインAAで話そうかな。

あ、、、コロナには感染したんだった(苦笑)。

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断酒８１２日目 それ以外の病気にかからなかった事を親父の墓前で報告する

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