ついに12月に入りましたね!
2020年もあっという間に終焉の時期を迎えます。
僕の人生において2020年は「記念すべき年」であり「節目の年」になりそうです。
2020年以前は「酒浸り」の人生でした。どこで何をやっても全然うまくいかない虚しい人生。
しかし、2020年を境に僕は生まれ変わりました。
言わずとも、2020年以降は「完全断酒」の人生がスタート。アラフォーの僕ですが、ここからが真の人生の始まりです。
「明日死んでも後悔のない生き方をする」
僕が生きる上で「指針」にしている言葉です。
20歳から40歳の20年間を棒に振った経験から、これからの人生は真剣に一生懸命に生きるよう胸に刻んでいます。
「人生が楽しくなって来た」
そう心から思えるようになったのは、ごくごく最近の事です。
以前の記事でお伝えしましたが、断酒後しばらくの期間は「離脱症状」により強烈に苦しみました。
20年間連続飲酒した僕は「離脱症状」の期間が長かったです。
また、離脱症状がおさまった後もさらに苦しむは続きました。
それは・・・
「空虚感」
です。
毎日の飲酒より泥酔状態になり、ドーパミンが大量に排出されるのが当たり前だった僕は「ドーパミン中毒」になっていたのだと思います。
断酒をある程度継続すると「飲酒欲求」はほとんどなくなるのですが「・・・何か足りない」感覚をずっと感じていたのです。その結果、ずーー〜っとうつ状態で病んでいました。
「ドーパミン」という刺激になれた僕の心と体が平常に戻るまではとてつも無い時間が必要だったのです。
そのドーパミン中毒の症状が緩和されたのが、つい最近でした。
離脱症状は強烈に苦しかったのですが、その後にじわりじわりとやって来る「空虚感」も相当なる曲者です。
僕が苦しんだ・・・
「強烈な離脱症状」
「長期の空虚感(うつ状態)」
それらに関しては2度と経験したく無いです。想像するだけでゾッとするほど辛い期間でした。
「なぜ断酒を続けるのですか?」
そう聞かれた場合、答えは明瞭です。
「離脱症状と空虚感を味わいたくないから」
僕が再飲酒をしない決定的な理由。
もうあの「生き地獄」を経験したくないんです。本当に本当に苦しかった。。。
話は逸れますが、つい最近人気のイタリアンのお店でテイクアウトをお願いしました。
人気店という事もあり、パスタや副菜共に絶品でした。結構良い値段をしましたが、相応の価値がありましたね。
家族みんなで頂いたのですが、家族のひとりは「赤ワイン」を片手に食事を楽しんでいました。
断酒初期の頃は隣でワインなんて飲まれたら相当に動揺したと思いますが、現在は「全く」揺らぎません。
この境地に来るまでの道のりは本当に長かったです。
2020年は断酒をスタートした記念すべき年でしたが、強烈な「痛み」を伴った年月でもありました。
そういう意味では2021年からが本当に意味での「人生再スタート」と言えるかもしれませんね。
最後に。
日本では「アルコール依存症」という表現になっていますが、僕の経験から言わせてもらうと完全なる「薬物依存症」と同義です。
依存になりやすさ、そして依存から脱却するまでの強烈な体験を考慮すると・・・
アルコール=薬物
この数式は真実です。1人でも多くの人に知ってもらいたいです。
本当に僕のような「被害者」を減らしたいと切に望みます。
アルコール依存から脱却するのは本当に・・・
「壮絶」
なのです!!!