夜中のテレビショッピングは危険だな~~。
秋の夜長に一人ぼっち、
夜の底にいるような…、
そこはかとなく人恋しくて、寂しくて。
本を読んでも、お酒を飲んでも、
なんだか手持無沙汰で、テレビをつける。
何も面白い番組やってない
だって深夜だし。
そんな時、ついつい見ちゃうのが、
テレビショッピングのチャンネルだったりする。
人恋しい時に、
暑苦しいほどのテンションの高さは、
むしろありがたい。
…で、昼間なら、
絶対に買わないようなモノに、
惑わされたりする。
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要らないモノは要らない…と
百も承知のダンシャリアンなのに、
夜中の魔力にふとよろめく。
大事な決断は、夜にするな…と、
よく言われるけれど、
きっと誰かの痛すぎる体験から生まれた、
真実の言葉なのだろう。
…で、何を買っちゃったかって?
ジューサーですな。
夜の魔力に惑わされたのは、
私ではなく、実家の母です(^^ゞ
母も一応ダンシャリアンです。
いろいろ緩いですが、
まあ、年も年なので、それはいいってことで。
赤くて可愛いし、
野菜や果物をジュースにしたら、
ビタミンもいっぱい摂れると思って、
つい買っちゃったとか。
(テレビでそう言ってたらしい)
でもいざジューサーがやってくると、
実は、彼女はジュースを飲む習慣がない!
…ということに、気がつきました。
元々飲まない人が、
わざわざジューサーで作ってまで、
飲むことは、まずありません。
というわけで、「貴女が使いなさいよ」と。
私だって、ジューサー使わないもん。
でも母親に言われると、弱いんですよね~~。
母は買い物の失敗を認めたくないし、
目障りなジューサーを処分したいけれど、
新品だし、捨てたくない。
ああ、そうそう、
娘なら、きっとジュースも作るだろう。
一石二鳥だわ…の母に、
困ってるのなら、引き受けてあげようかと、
トレーナーのくせに、いきなりガードを緩める娘。
かくて、我が家にやってきた、
赤いボディの可愛いヤツ。
ではでは、せっかくだからと、
はやりのグリーンスムージーとやらを
作るようになりました。
それが3年前のこと。
元々欲しかったモノではありません。
そこにあるから…と、
頑張って使ってみても、
どこかに面倒だなという気持ちがあって、
結局、いい関係を結ぶことはできませんでした。
1年足らずで、私も手放すことになります。
不要なモノは、工夫してみても、
やっぱり不要だったというお話。
みなさんも、夜中のテレビショッピングには、
十分ご注意召されませ。
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