お母さん、ちょっと深呼吸して | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

 

近所の大学へと続く並木道。

 

 

空がグレーなのが惜しいけれど、

昨日は雨だったのでね。

 

下からのアングル。

お…、ちょっとプロっぽい?キラキラ

 

きれいな写真をいっぱい撮って、

春のビデオレターみたいなの作りたいな。

 

断捨離マラソンが終わって、

ちょっと気の抜けた日曜日。

 

一人でぶらぶらお散歩しました。

 

桜巡りのお供は、もういないんだけど。

 

 

でも思い出は永遠だからねラブラブ

 

 

 

ショッピングモールのエレベーターで、

親子連れと一緒になりました。

 

まだ若い両親と子ども二人。

 

上が5歳くらいの女の子で、

下が2歳くらいの男の子。

 

女の子がお母さんを見上げて

しきりに話しかけていました。

 

ねえねえ、ママ…。

 

あのね、ママ。

 

だけど、お母さんは無言。

 

エレベーターの階数表示をずっと見ています。

 

駐車場に出たところで、

私は先に行ったのですが、

車のエンジンをかけた頃、

先ほどの女の子とおぼしき子どもの泣き声が。


「だから、言ったがいねむかっむかっむかっむかっむかっむかっ

 

刺々しい大声も。

 

なにがあったのかは分かりませんが、

お母さんの逆鱗に触れてしまったよう。

 

 

私にはまったく関係のないことですが、

その声が耳について、

とても切なくなりました。

 

お母さんの気持ち、わかるよ、ほんとに。

 

だって、私も同じだったから。

 

専業主婦は、ラクでいいわね…と

言われ続けてきたけれど、
はたから見るほどお気楽じゃないこと、

知っているから。

 

お母さん業は、1日24時間勤務、

年中無休でおまけに無給。

 

外で働く人にとって、休日は休む日だけど、

主婦やお母さんにとっては、

平日よりも忙しい日だったりする。

 

夕方6時ともなれば、

疲れがピークに達している時間。

 

イライラもするよね。

 

それを一生懸命抑えていたんだよね。

 

こんなに頑張っているのに。

 

誰も分かってくれない。

 

誰も認めてくれない。

 

誰も感謝してくれない。

 

そんな鬱屈した想いが、たまっていたんだよね。

 

無理もないと思うんだ。

 

 

だけど同時に、こうも思う。

今は今しかない…と。

 

お母さん、ママ、ねえねえと

うるさいほどにまとわりついてくれるのは、

本当に今だけ。

 

100%の信頼と大好きを、

その澄んだ瞳いっぱいにたたえて、

貴女を見上げてくれる今は、

かけがえのない貴重な時間なんだよ。

 

 

でも、人のことは言えません。

 

振り返ってみれば、

私も本当に未熟な母親でした。

 

自分の感情のコントロールができなくて、

子どもたちに当たり散らしたり、

理不尽な要求をしたりしていました。

 

不機嫌Maxでね。

 

幼い心をあんなに傷つけてきたのに、

よくぞいい子に育ってくれた…。

 

本当はいつも、

もう一度子育てをしたいと思っています。

 

今の私なら、

もっと子どもの目線に下りて、

もっと子どもの気持ちを思いやって、

もっと子どもの成長を待ってあげることが、

できると思うのです。

 

もっともっと優しくして、

もっともっと話を聴いて、

もっともっと愛してあげられると思うのです。

 

そしてそれはきっと、

私自身も子どもの頃に、してほしかったこと。

 

こんなことも、子育てが終わった今だからこそ、

言えるのかもしれません。

 

 

エンジンはかけたのに、

しばらく走り出せなかった、夕暮れの駐車場。

 

 

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