セドナで聞いたちょっといい話 | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

 

アリゾナ州セドナに滞在中です。

 

街で素敵な話を聞きました。

 

セドナはアーティストの街でもあり、

たくさんのギャラリーがあります。

 

その中の1件。

 

15年前にフランスのプロバンスに

1号店をオープンしました。

 

現在、系列店は、

世界15カ国に36店舗。

このギャラリーが取り扱う作品は、

決まった3サイズのみ。

 

サイズごとに値段が決まっていて、

すべて一律です。

 

作品は、全てオリジナル、

コピーは扱いません。

 

アーティストは、

有名無名にかかわらず、

同じ条件で作品を提供します。

 

作品は、世界の36店舗を

順番に回っていきます。

 

ですから、一つ所にいながら、

世界中の人に作品を見てもらう

チャンスが与えられるのです。

 

才能はあるのに、発表の場がない

駆け出しのアーティストにとっては、

またとない機会です。

 

どこかで誰かの目にとまり、

ブレイクのきっかけになるかもしれません。

 

この事業の目的のひとつは、

より多くの埋もれた才能に、

発表の機会を与えること。

 

もちろんボランティアではありませんが、

根底にこんな理念がある企業、

素敵だとは思いませんか?

 

もうひとつは、

ハンドメイドのジュエリーを扱うお店。

 

ネイティブアメリカンの工芸品や、

クラフト作家の作品を取り扱っています。

 

店番をしていたのは、

かわいいお姉さんとワンちゃん!

 

ショーケースの上から、

ワンちゃんがご挨拶してきます。

 

アメリカですね~~~。

 

この店の経営者は、

お姉さんのご両親。

 

作品を作るアーティストとは、

必ず面接をするそうです。

 

…ここだけの話ですが、

合格の決め手は、

その面接中に、オーナー夫妻を、

1度か2度、笑わせること。

 

笑いがない…、

つまり自らがハッピーじゃない人の作品は、

買ってくれたお客さんのことも、

ハッピーにしないから、

そんな商品は店に置きたくないのだそうです。

 

どちらのお店も、

誰かの役に立ちたい、

誰かを幸せにしたい…、

そんな想いの上に営業しています。

 

商売はそんなに甘いものじゃない!

 

確かにそうかもしれません。

 

だけど、貴方がお客さんなら、

こんなお店で買い物をしたいと思いませんか?

 

セドナで聞いたちょっといい話でした。

 

 

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