こんばんは。
断捨離トレーナーの北林ちかこです。
台風接近中の先週水曜日、
白山市の宮保公民館で、
講演をさせていただきました。
パソコンをセットして待っていると、
ちらほらと地区の皆さんが…。
「断捨離せんなんって、
いつも思うとるげんて。」…なんて言いながら。
おお、すでに断捨離という言葉が
浸透している…。
なんてったって、ここは白山市、
やましたひでこの本拠地・小松市のお隣。
断捨離発祥の地のすぐ近くですからね。
入口付近で、一人の女性が話しかけてきました。
「もうず~~っと前だけど、
やましたさんの家、行ったことあるげんて。
断捨離ハウスやら言うんやね?
まだやましたさん、有名になる前やったから、
私ら、ラッキーやったわ。」
まあ、そうなんですか?
「今もあそこに住んでおられる?」
いいえ、東京にいることが多いですね。
それに、今は、確かイギリス行っちゃってますよ。
間もなく、ヨーロッパでも、
断捨離が発売されるので。
「それは、すごいね~~。
私らも、いつかこんな日が来るって、
思っとったんよ。」
地元ならではの会話です。
お集まりいただいたみなさんは、
高齢の方が多いようだったので、
急きょ、内容を少し変更。
エンディングにも、触れてみました。
お迎えが来る日のことなんて、
本当は考えたくないかもしれません。
ですが、これは誰も避けては通れないこと。
たくさんのモノを残し、
子どもや親族に始末をさせるのか、
自分のモノは、
自分できっちり片を付けていくのか。
それもご本人の選択です。
終演後、共催してくださった、
社会福祉協議会のモリさんとお話をしました。
モリさんは断捨離の大ファンで、
やましたひでこの著書は、
全冊、読んでいるそうです。
もちろん実践もしています。
お母さまを亡くされた失意の中で、
断捨離が希望の光を灯してくれた…と、
仰っていました。
人それぞれのシチュエーション、
人それぞれの事情、
人それぞれの悩みや苦しみ。
断捨離は、
それぞれのレベルや必要に応じて、
救世主となるんですね。
この日の講演会は、
とてもほのぼのとした、
楽しい時間になりました。
帰ってすぐ、気になる所を断捨離し、
ゴミ袋3個も出した…という嬉しいご報告も。
この種の講演会、
通常は、女性がメインになるそうですが、
今回は、男性もたくさん来てくださいました。
最高齢はなんと81歳。
一番前に陣取って、
熱心に聞いてくださいました。
お世話くださった、
宮保公民館の館長さんと浦さん、
どうもありがとうございました。
モリさんと浦さんと一緒に。
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