断捨離トレーナーの北林ちかこです。
季節はすっかり秋ですね。
もう半袖では、肌寒い感じすらします。
残暑って、ほとんどなかったような…。
明治安田生命さま主催の断捨離セミナーで、
講師を務めさせていただきました。
北國新聞文化センターの出張セミナーです。
対象は、保険のお客様と
セールスレディさん約７０名。
赤ちゃんを連れた若いお母さんから、
終活に興味がある年配の方まで、
幅広い年齢層でしたが、
ほぼ全員が女性なので、
主婦目線から見た、断捨離あるあるで
大いに笑っていただきました。
セミナーは学びの場ですが、
どうせ学ぶのであれば、
楽しく学んだほうがいいですものね。
楽しかったことは、記憶にとどまりますし。
ですが、たった１回、レクチャーを聞いて、
すぐに断捨離を実行できる人は、
実は少数派です。
断捨離の効果や変化を
たっぷりお伝えするので、
断捨離をする意味や意義は、
だいたい分かってもらえます。
やってみたい…と思ってもらえる場合もあります。
でも、理解することと、
実際に行動に移すことの間には、
大きな隔たりがあるのです。
そのハードルを生み出すもの…って、なんなんだろう。
実践したらいいことは百も承知なのに、
体が動かないのは、一体どうしてなんだろう。
人生が好転すると分かっていて、
それでもできない理由って…？
私の場合は…、
めんどくさい…だったかな。
分かった、分かった、
いつかそのうち、気が乗ったらやるから。
何もそんなに慌てなくても、
明日から本気出すから、それでいい？
だって、ゴミの山に分け入って、
要る？要らない？…といちいち問いかけて、
延々と取捨選択するなんて、
どう考えても楽しくない。
疲れちゃうし…。
それよりも、今日はゆっくりしたい。
断捨離よりも、楽しいことしたい。
…と言い訳三昧して、先延ばし。
その結果、何も変わりませんでした。
イライラするのも、
鬱々するのも、
不満だらけなのも、
手際が悪いのも、
集中できないのも、
こんなに疲れているのに、
何一つ終わっていないのも、
すぐに相手を責めちゃうのも…。
私の日常に、なにがしかの変化が現れたのは、
やはり実践し始めてからでした。
少しずつ、ゆっくり、慌てず、マイペースで、
カメのように、カタツムリのように、
行きつ戻りつしながらの断捨離でしたが、
そんなつたない実践でも、
徐々に人生が好転し、今に至ります。
だから、実践してほしいな…。
そうしたら、私が話していたことが、
本当だった…と納得できるから。
きっと貴方ももっとハッピーになれるから。
もっと自分のことを、好きになれるから。
お母さんがごきげんになれば、
子どもたちは、もれなく嬉しいから。
そんな思いを込めながらの２時間は、
瞬く間でありました。
北陸の地に、断捨離仲間が増えて、
イベントなんかもできるようになると、
いいなぁ…と妄想中です。
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