おっかなびっくり踏み出してみたら… | 北林ちかこのブログ

北林ちかこのブログ

並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

いいお天気です。

いっぱいの陽光を浴びて、
新緑がきらきらきらきら…。

緑がまぶしい。
 
 
金沢から断捨離の風、
チーフトレーナーの北林ちかこです。

ある受講生さん。

初めてお会いした時は、
ゴミを捨てに行くのが億劫で、
なかなか捨てられない…と仰いました。

分別するのも、
朝からゴミステーションに行くのも、
面倒くさすぎて…。

そんな彼女が、
断捨離の本当の意味を知り、
その効能を知り、
それがどれだけ最強のツールかを知りました。

やりたい、やりたいと思っていた断捨離。

部屋を片づけて、
ストレスを減らしたい。

自分のイライラも減らしたい。

毎日、もっとニコニコしていたい。

だけど、立ちはだかる壁が
あまりにも強大に見えて、
最初の一歩が踏み出せません。

どこから手を付けていいのかも、
分からなかったし・・・。

最初に出た宿題の冷蔵庫。

「行動してなんぼ」、
「断捨離は行動哲学」、
「実践しなければ意味がない」と、
しつこくしつこく訴える講師。

一緒に受講した仲間も、
おっかなびっくり動き始めました。

つられるように、
冷蔵庫の不用品を取り出してみます。
 
(参考画像)

山のようなビンや缶。

全部賞味期限切れ。

一列に並べてみたら、
なんと180センチにもなりました。
 
 
 
いつからあるんだろう…。

冷蔵庫という小さな箱の中に、
どれだけの食べられないモノが、
詰まっていたのだろう…。

こんなにたくさんのビンや缶があったら、
中身を出すだけでも一仕事。

だけど動き出した彼女は、
少しずつ中身を処分して、
容器を棄て始めました。

ゴミステーションに行くのが苦痛だったのに、
朝日を浴びるとセロトニンが出ると言われ、
それを励みに、頑張ってみます。

ビンを全部処分して、次は缶…。

ところが

缶切りがない

中身が詰まったままでは、
ゴミに出せません。

せっかくエンジンがかかってきたのに、
ここで缶切りがないなんて!

でも、凹まないのが、彼女のいいところ。

「いいや、保留にしとこ」

そしてキッチンの引き出しに手を付けます。

引き出しという小さな空間から、
不要で不適で不快なモノを、
取り除いていきました。

そうしたら、あったんですよ、
あんなに探してもなかった缶切りが。

ひょこっと顔を出しました。
 

モノに埋もれて、
大切なモノや探しているモノが、
行方不明になるのは、よくあることです。

周りのガラクタを取り除いていけば、
必然的に視界が開けて、
探し物も出てくるというもの。

めでたく彼女は缶の処分も終えました。

勢いづいて、
物置状態の和室に突入。

賞味期限切れのビールやジュースが、
1万円分くらい出てきました。

お歳暮やお中元でもらって、
そのまま忘れてしまっていたそうです。

缶飲料の賞味期限が切れるなんて、
いったいどれだけの長い時間、
ここに埋もれていたのでしょう…。

時間が止まった空間でした。

モノが減って、
和室が明るくなってきました…とのご報告。

モノを取り除いていけば、
やがてはモノに与えてしまった空間を、
人のために取り戻すことができます。

風が通り、気も流れ、
光と笑顔があふれる部屋になるのも
時間の問題ですね。

一歩ずつでいい、
ゆっくりでいい、
立ち止まり、振り返りながらでいい、
迷いながら、悩みながら、
それでも続けていく先に、
開ける世界をどうぞお楽しみに。

ブログランキングに参加しています。
↓バナーをクリックして応援していただけたら、
とても嬉しいです。いつもありがとう(*^_^*)
 

「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」
著者・旺季志ずか講演会
 5月15日(日) 14:00~15:30 講演後サイン会
 石川県地場産業振興センター コンベンションホール
 参加費 おひとり3000円、ペアチケット5000円(当日券はおひとり3500円)
 お申込みはこちらから↓
http://kokucheese.com/event/index/376276/