根っこにあるのは不安 | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

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やましたひでこの新刊が発売になります。

子どもの学力は「断捨離」で伸びる! (SB新書)/SBクリエイティブ
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なかなか刺激的なタイトル。

学齢期のお子様をお持ちの方は、
気になることと思います。

我が家にも受験生がいますが、
もう親が、学力云々…という年齢ではありません。

でも、もちろん読みますよ。

学力とは、学ぶ力。

学びは一生ですからね。

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子育てに関して、
旧HPでこんな記事を書きました。(2013年7月)

『大昔の話ですが、
我が家の子どもたちがまだ小学校低学年だった頃、
夏休みの計画表のようなものを作って、
リビングにバ~~~ンと貼っていました。

ラジオ体操、宿題、お手伝い、ピアノの練習など、
ちゃんとできたら、その日のマスにシールを貼る。

ハム太郎やポケモンのシールを、
子どもたちも嬉々として貼っていました。

早寝早起き、
規則正しい生活ができたらいいか。

親も子も、そのくらいの軽い気持ちだったと思います。

まあ、計画表なんて、可愛いものですね…、

子どもが幼いうちは。
 


でも、ワタクシ、
子どもが中学生になっても、
同じようなことをやっていたんです!

さすがにカレンダーの裏紙や
ポケモンシールは使いませんでしたが、
部活、補習、塾など、
40日分のスケジュールを記した表を、
パソコンで作成しました。(←ちょっと進化)

当時は、なんとも思いませんでしたが、
今思い返すと、ものすごく違和感があります。

子どもの自主性を重んじていない…というか、
相手を信用していないことが、透けて見えます。

子どもが自分で負うべき、選択決断の機会も、
母親の私が奪っていました。

もちろん、「こうしなさい。」と頭ごなしには言いません。

でも、私がよかれと思う方向へ、
うまいこと誘導していました。

この「私がよかれと思う方向」というのがクセモノで、
我が子のためと言いながら、
その実、コントロールにほかならず、
子どもが思い通りに動かないと、腹を立てていました。

だって、まだ子どもだから。

今、勉強しないと、あとで絶対後悔するから。

これくらいの高校にいかないと…。
 


そりゃ、反発もくらいますよね。

中学生はもう子どもではありません。

でも大人でもない。

とてもデリケートで微妙なお年頃。

自我も育ってきているので、
大人の干渉を嫌がります。

いくら親といえど、
コントロールなんかされてたまるか!


…というわけで、
親子ともに、苦しい反抗期でした。


あの時、私はどうして、
あんなに干渉したかったのでしょう。

…それは、きっと自分軸がグラグラだったからですね。

自分のことを大切にしていなかったから、
自分の気持ちはいつも霧の中。

確固たる信念も
自分の決断に対する自信もないので、
人の言うことにすぐ左右される。

いつも不安でいっぱいで、
自分を信用していなかったから、
自分の子育てにも自信がなく、
世間の基準にすがるしかなかった。

…そんなところでしょうか。

 

だけど、断捨離と出会って、
モノと向き合いながら、自分と向き合い、
私はないがしろにしていた自分の気持ちを
尊重するようになりました。

自分の気持ちを大切にしてみて初めて、
自分軸で生きる心地よさを知りました。

そして、私に自分軸があるように、
子どもにも自分軸があることが、
ストーンとお腹に落ちたのです。

子どもの人生は子どものもの。

親が代わりに生きてあげることはできません。

そして子どもの選択・決断の権利も、子どものもの。

たとえ危なっかしてくても、
その権利を取り上げたり、
侵害したりしてはいけない…と。

つまずくことがあるかもしれないけれど、
子どもはそうやって自ら学び、大人になっていくのだから。

そんな当たり前すぎるようなことに、
やっと気がづきました。』

 
今の私が子育てできたら…と思わずにはいられません。

子育て真っ最中のみなさん、
私の轍を踏まないでくださいね。

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