ショッカーになろう! | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

先日、心屋仁之助さんの
講演会に行ってきました。
 

石川での講演会は初めてだそうです。

テレビでよくお見かけするし、
著書も何冊か読んでいるし、
実は2年前にお会いしたこともあるし、
石川初…と聞いて、なんだか意外な感じがしました。

心屋流カウンセリングの総元締め(?)の仁さん、
最近、講演の後、
ステージで自作の歌を歌います。

歌手でもないのに、
舞台で歌うなんて…、
最初は絶対無理! …と思ったそう。

周囲からも批判されたり、
揶揄されたり、非難されたり…。

でも心屋さんは、いつも
「人がどう思うかなんて気にしないで、
好きなことしようや!」

…と説いています。

なら、まず自分が実践しなくちゃ…と、
大好きな歌を歌うことにしたんだとか。

仁さんほどの人でも、
怖いんだそうです。

私たちって、本当に本当に
人の目が気になる生き物だから。

人に受け入れてもらいたい、
承認してもらいたい、
愛してもらいたい、
嫌われたくない、
無視されたくない、
拒否されたくない、
そんな願いは
きっと消えることはないのでしょうね。

そういう感情をダメと否定しないで、
あるものはあるのだから、
上手に付き合っていけばいいのかな。

800人の会場で、みんなでショッカーになりました。
 

ショッカーのセリフはただひとつ。

「いいーーー

何をしたって、
どんな自分だって、いいんだよ。

制限だらけの今の自分に、
許可を出してあげて。

部屋が散らかってたって、いいーー。

ご飯をちゃんと作れなくても、いいーー。

三日坊主でも、いいーー。

エロいことばっかり、考えてても、いいーー。

学校行かなくても、いいーー。

学校行かせられなくても、いいーー。

迷惑かけたって、いいーー。

節約できなくても、いいーー。

無駄遣いしても、いいーー。

でも誤解しないでくださいね。

仁さんは、
嫌なことは、全部放り出していいよ…と、
言ったわけではないと思います。

社会生活を営む上では、
好むと好まざるにかかわらず、
しなくてはいけないことはあります。

責任や立場があります。

だって、お母さんが赤ちゃんを放り出したら、
赤ちゃんは死んでしまいますから。

ただ現代人は、
制限にがんじがらめになっています。

ちゃんとしなくちゃ、
きっちりしなくちゃ、
批判されないように、
非難されないように、
愛されるように、
私が我慢しなくちゃ…。

そして、…我慢のあまり、
心が死んでしまっている。

だから、好きなこと、してみようよ!

はたから見たら、
すっごくおかしくて、
バカバカしいことかもしれないけれど、
他のだれでもない、自分が好きなことなんだから、
遠慮しないで、やってみようよ!

…そういうメッセージだったんじゃないかと。

制限を外していくのは、
断捨離も同じです。

知らず自分に課した制限を外すには、
まず、自分が何に縛られているかに、
気がつかなければなりません。

我慢しすぎて、
感じる心がマヒしていませんか?

自分が自分に何を禁止しているのか、
それは、貴方の周りにあるモノが
教えてくれます。

どうして、私はコレが捨てられないのだろう?

どうして、こんなモノを、
何年も持ち続けてきたのだろう?

コレを見ると湧き上がってくる、
なんとも言えないモヤモヤは、
一体なんだろう?

全部、モノに投影されています。

モノと向き合うとは、
その投影をひもといていくことなんですね。

制限をひとつ、またひとつと外した先には、
どんな自分がいるのでしょうか…。

 2013年12月、京都にて

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