2021.4.19

姉と一緒に特養申し込み手続きに行った。

父が今後過ごす場所。

今までの療養病棟での短期入院とは訳が違う。

住所も特養の住所になり、世帯主ですらなくなる。

そんな大事な場所なのに、コロナ禍で見学もできない。

となると雰囲気を知るには、そこで働く人。

雰囲気を知るだけでなく、家族側が安心をして父をお願いできるか。は、"人"でしかない。


夕飯の時に姉が父に申し込みのことを切り出した。「断ってと言われたけど断ってこれなくて...」と。

父が何かを発した。その何かを姉は「わかった」と聞こえたのか、「わかってくれてありがとう」と言い出したがわたしには"わかった"とは聞こえず、なんだか父が本当にわかっているのか。今までの短期間の療養病棟だと思っているのでは無いか。や、特養だとちゃんと話してるのか。と色々心配になった。

父が何も嫌を表現しない事にも余計不安がよぎり、わたしから「本当にわかったの?」と確認すると、「わかった」の後に「嫌だけど」と続いた。

、、、嫌だけどわかった。

諦めではなく受け入れたんだな。

と、涙しか出なかった。

母、姉、わたしが涙をしているので、父はなんでお前らが?の様な顔をしてたが、必死に父も堪えていたんだと思うし、堪えていた。

目尻から涙が滲んでいた。


何より悔しいのは、6月に産まれてくる初孫を見せて抱かせてあげたかった。

コロナ禍の今、外泊もできないからいつ見せれるのか。

これ以上喋れないようにならないで欲しいし、表情から感情が消えないでほしい。

と思う。