親子のまなびサロン ひみつきち
 
埼玉県 越谷市 で活動中
 
子育て情報、親子の学びの場を
ゆるりと気まぐれにお届け
 
 
 
こんにちは!
 
 
親子で話そう!ママから伝える命と性
越谷しらこばと基金助成事業
 

 

 

 

 

 

 

 

最後は、講座の最後にご協力頂いた、

 

カラフルのわ

(越谷市の高校生が立ち上げたLGBTQ+の啓発団体)

 

の皆さんのお話しについて、開催報告を行います!

 

高校生という立場で、しっかりとご自身の経験を元に、お母様方やお子さんに伝わるお話しをしてくれました!

 

 

今回カラフルのわへ、私から伝えたのは、可能な範囲で大丈夫、自分たちが嫌な思いや無理をしたりしない範囲で、ということ。


お母さん達に伝えたい事があれば、お話ししてみてね。ということだけです。


大まかな内容を教えてもらった以外は、原稿の修正などもしませんでした。

 

 

あの場で話したことは、本当にみんなの想いだけが詰まった文章です。

 

 

ご自身が自分の親と、性のお話ができなかったので、皆さんにはこれを機会にお話しできる環境を作ってほしい。というお話から、

 

男の子だから、女の子だからではなく、お子さんの服装、呼び方なども、まずはどうしたいのか、どうして欲しいのか、子どもの意見を聞いてほしいという事をお話ししてくださいました。


また、ご自身の状況をお友達にカミングアウトした際に、周りから冷たい反応をぶつけられ、辛い思いをしたことも話していただきました。


周りにそんな話をしてくれる子が現れた時は、拒否するのではなく、そうなんだ、とまず受け止めてもらえたら嬉しい。

 

完全に理解できなくても、まずは受け止めてほしいということ。を、お話しいただきました。

 

ここでは簡略した文章でのご紹介になりますが、緊張しながら一生懸命伝えてくれる姿に、私も感動しました。

 

高校生は、もう子供とはちょっと違うかもしれないけれど、それでもまだまだ義務教育を終えて数年のお子さんです。

 

そんな皆んなが前に出て、自治体に向かって、周りの大人に向かって声を上げていくのは本当に勇気のいることだと思います。

 

 

私が、”カラフルのわ”に、声を掛けさせてもらったのは、元々は秋に行う『子どもの権利』の講座に協力してほしい、というところからでした。


そこから、性教育の講座でご自身のこと話してもらえませんか?を言い出すには、私も勇気がいったくらいです。

 

団体を立ち上げたとはいえ、高校生。どこまでの思いで活動しているのか、正直初めは踏み込んで良いものかな、と躊躇しました。

 

でもお話を聞くいていくうちに、その行動力や伝えたい思いに驚かされ、私も思い切って今回の講座にお誘いさせてもらったんです。

 

今回は、みんなのお話が聞けて、私もとても勉強になり、心に響くものがありました。本当にありがとうございました!

 

お母様方からも、感想がたくさん届いていますので、一部ご紹介したいと思います。

 

 

「勇気を出して話してくださった事は本当にありがたいことです。子どもにはよく女の子だからなど言ってしまいがちなので気をつけようと思いました!ありがとうございました!」

 

 

「言いにくいような事も、話してくれたので、心に響きました。もし子どもからそのような話があったら驚いてしまうと思うが、否定せず聞いてあげたいと思いました。」

 

 

「事者のしかもあんなに若い方の生の声を聞くことは始めてでとても勉強になりました。自分の価値観を子供に押し付けずに常に寄り添える相手でいられるようになりたいと再認識しました。」

 

 

「当事者の方のお話を聞く機会はなかなかなかったのですが、今回みなさんの直接の声はとても心に響きました。周りにマイノリティの方がいたらまずは否定せず話を聞くことを大切にしていきたいと思います。」

 

 

「高校生の皆さんがしっかり自分の考えを発言することができて、団体を立ち上げるまでの行動力に感服しました。」

 

 

「とても勇気のいることだったと思いますが、嘘のない言葉で伝えてくれたことに心を打たれました。子どもたちにも、まずは知ってほしいなと思います。」

 

 

「高校生の、若き力のエネルギー、素晴らしさを感じました。様々な気持ちの揺れ動く中、リアルな声を聞けたことは貴重だと感じ、それぞれの言葉で伝えて下さって感謝です。自分が高校生の時とは、全く違う感覚、価値観、物の見方がある多様性の時代。親がリアルタイム更新していかなくては、いけないんだと感じました。」

 

 

「まず、団体があることを知れてよかったです。大人でも簡単なことではないですが、自分の中で当たり前と思ってることと違う事が来た時に柔軟な対応ができるようになりたいと思います。」

 

 

たくさん頂いたご感想は、全て”カラフルのわ”にお届けさせて頂きました。



皆んなにとっても、これからの活動の励みになると思います!引き続き応援していきたいと思います!

 

 

さて、秋に行う子どもの権利、子ども基本法についての講座ですが、こうしたジェンダーについても、子ども大綱にも記載されています。

 

以下は、その一部です。

 

 

こどもに身近な存在である教職員が固定的な性別役割分担や無意識の思い込み(アンコンシャ ス・バイアス)を持つ事がないよう、男女共同参画を推進するための研修や周知啓発等の取り組 みを推進する。中略・・・様々な世代における固定的な性別役割分担意識の解消に資する取組に 関する啓発や情報 発信を進める。』

(子ども大綱P17より こども・若者の可能性を広げていくためのジェンダーギャップの解消から引 用)

 

 

まだまだ教育機関でも男女組み分けが普通にあったり、男の子だから青のポンポン、女の子だからピンクのポンポン、など自然に分けられてしまうような場面も多いです。



こうして越谷で、高校生が声を上げるために団体を立ち上げた事の意味を、しっかり受け止められる越谷の教育機関であってほしいと思います。



 

どんな大人でも間違える事はたくさんある。

道理に合わない事をする人もいる。

 

だからこそ、子供自身が自分を守る力、伝える力、助けを求める力、信頼できる大人をたくさん見つける力を身につけていくことは、とても大事なことだと思います。

 

 

今回は、性の多様性、LGBTQ +というところで、当事者の高校生(こども)から意見を聞く事ができましたが、いろんな状況で戦っている・辛い思いをしている子ども達が実はたくさんいます。

 

 

子どもの視点は大人とは違います。思いもよらないことで悩んでいることもたくさんあります。



そんな当事者の子供達にも、こども基本法、子どもの権利について知ってもらいたいと考えています。


 

秋の講座もぜひ、沢山の方に聞いてほしいと思います。



子ども達が安心して自分自身と向き合い、自分のことが好きでいられるように。

 

 

今回は、以下の団体にもご協力を頂きました!
ありがとうございました!!
 

同室託児・・・・『どんじゃらほい』市内のイベントなどでもお子さんと楽しむ活動をしています。

当日運営・会場・・『草加越谷ママカフェ部』子ども向けイベント、さまざまなテーマに沿ったママのお話会など。


講演・・・・・・・『カラフルのわ』越谷市の高校生が立ち上げたLGBTQ +啓発団体
 


今回の講師の先生は、
 
染谷修子先生でした!
 【アメブロ】

https://ameblo.jp/someshuu/

 

【インスタグラム】

https://www.instagram.com/someya_minami_mw/

 
ありがとうございました!
 
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