あちこちで聞くようになった、
こどもまんなか社会…
でも、それをちゃんと理解している大人って、
どのくらいいるんだろう。
こどもまんなか社会っていったい何!?
え?こども優先して、なんでも言う事を聞けって事!?
なんて思っていませんか??
こども大綱 7ページには、こんな事が書いてあります。
3 こども大綱が目指す「こどもまんなか社会」
~全てのこども・若者が身体的・精神的・社会的に幸福な生活を送ることができる社会~
「こどもまんなか社会」とは、全てのこども・若者が、日本国憲法、こども基本法及びこ
どもの権利条約の精神にのっとり、生涯にわたる人格形成の基礎を築き、自立した個人とし
てひとしく健やかに成長することができ、心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、
ひとしくその権利の擁護が図られ、身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態
(ウェルビーイング)で生活を送ることができる社会である。 以下省略
うん、ここだけ読むと漠然としていて分かりにくい!でも、こんな事が書いてあります!
(是非続きも読んでみてください)
今回はこども大綱のベースとなる、こども基本法の必要性に焦点を当てて、"獨協地域と子ども法律事務所の弁護士"竹内さんにお話しをして頂きます。
そもそもどんな目的でつくられたのか?
何が書いてあって、どんな事をしていくのか?
こどもまんなか、にはどんな考え方がベースになっているのか?
その必要性とは?
まずは、こどもまんなか社会を知る第一歩、のお話を聞いて欲しいと思います。
後半は、自分が子どもだった時に感じていたこと、今こどもとの関わり方、地域でこどもを育てるとは?、グループになって、お話ししてみましょう!
皆さんは子どもの頃、大人に対して感じていた事はありますか?
子どもの権利条約が日本で批准して、今年で30年だそうです。(子ども権利条約の子どもは、18歳未満を対象としています)
私が小学生の頃から、子どもの権利はしっかりとあったんです。
しかし30年経ったいまでも日本では、子どもの権利を知っている子は約40%です。
対して EU では、子どもの権利を学ぶ場があるので、認知率は 80%を超えています。(日本財団こども 1 万人調査より)
大きな差がありますね。
日本では教えてくれる場が少ない事も問題です。
こどもまんなか社会が、ちゃんと理解されないまま、認知されないまま、埋もれてしまわないように、
まずは大人が、漠然とイメージするのではなく、しっかりと一緒に学んでいきましょう!
そしてこどもにも、自分ごととして考えてもらえるように、伝えていく必要があると思います。
子どもの権利を知る事は、子ども自身を守る事にもつながります。子どもにも、ちゃんと自分のために活用してほしいんです。
夫婦参加、祖父母参加もウェルカムです!
今、子育てしている人も、今はしていない人も、普段はこどもと関わる機会の少ない方も、是非聞きにいらしてください!
◇講師紹介◇
埼玉弁護士会所属
獨協地域と子ども法律事務所弁護士
竹内由紀