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"RBproject Sound director's diary"

RBプロジェクトがお贈りするオーディオドラマの音響監督・前田大介が綴る制作日誌!! http://rb0831.com/

モノクロームパレード聴いてくれてますか??

バウンス(書き出し)中によく落ちる今日この頃、どうも僕です。


モノクロの編集を今月中になんとか終わらせて、新作に向けて準備を始めたい所ですが、どうなる事やらw


さて、今日はちょっと語ろうかとww
モノクロについて少しお話する時間をもらえますか??
よければ少しお付き合い下さい。





まずこの作品の制作のお話を頂いた時、「色々物議を醸し出しそうだぞ」と心の中で呟いてました。
制作会議で、発表するか否か話し合いました。

4月だったか5月だったか。

震災の後という事もあって、みんな作品の中身にも、劇中の表現にも過敏になってました。


でも、
「今このタイミングで、この作品を出す事に絶対意味はある。絶対やるべきだ」
僕はゴリ押ししてました。
むしろやりたい!!と。


この時点では、音響監督というポジションではなかったので、そこまで責任をしょった発言ではなかったのかもしれません。

監督として製作に参加する事になったのがいつだったのかわかりませんが、どの作品でもポジション的には似たような場所だったかも。
しかし、監督ってのは初めてだったから、改めてそうなるとのしかかる重圧は結構なものでした。
考え過ぎてしまうんですよね。


メインのキャスティングはこの時もうすでに決まってました。
渡辺さんが、配役した役者をイメージしながら書いたのかもしれません。
このキャスティング。。。また凄いな。とは思ってました。
渡辺さんのキャスティングは絶妙ですね、いつでも。
役者を育てる配役なんだと思ってます。
「こんな役やった事ないだろう~??」てなキャスティング。
ってのを前に聞いた事あったな。
俺には出来ない。


この頃アティエの制作も始まったのかな。
楽曲作ったり、段取り組んだり。
この時RBでのポジションが「音響監督」になりました。
別の人を演出として起用する話もあったらしいですが、その後うやむやで消えましたww



まぁ、とにかく今までと作業内容はあまり変わらないかと思いましたが、「役作り」「演技指導」なんかはまた違った次元の世界でした。

作品の世界観に役者をいかに反映させるか。
役作りは、基本役者にお任せのスタンスですが、演出的にあれこれ注文もしました。
デフォルメだったり、感情の持って行き方だったり。
アリス役の泉さんには特に「もっとやって、もっと!」と何度も言ってた気がします。
小林さんは今回二役だっし、だいぶ苦労してましたね。
出口の無い迷路を彷徨ってるように見えました。
聴けばそれだとわかるけど、それまでがかなりスパーキング!!

改めて芝居の奥深さを思い知らされました。



どういう人物なのか、どんな心情なのか、どんな環境で育ったのか、どういう状況なのか、どうすれば伝わるのか。

俺がやったのはそれだけ。

ま、それだけ提示すれば、みんな優秀だから各々考え悩んでくれますけどねww



サブキャストのオーディションと配役は、自分に一任される事をなりました。

はじめは審査員の一人のつもりでしたがww



全員のポテンシャルや才能を見抜けたかと言われると、自信ないですが自分のセンサーとセンスに最終的には頼る事になりました。まだまだだね。
まだまだなんですよ。ほんと。俺なんて大したもんじゃない。
でも、とっても勉強になったし経験になった。
めちゃくちゃ体調壊したけどねww
ロキソニン片手に作業してたし。(´д`lll)

ま、自分だってまだまだ発展途上なんです!!
って事が言いたいw




さて、キャスティングも決まって、収録。
ですが、予想を上回っておしまくってましたw
予定では7回の収録が11回だか12回だか。。。すでに覚えてない。


スケジュールを管理してた泉さんは大変だったんだろうな。


だいぶ変則的な収録でした。

大部分抜き録りだし、順録りの回は皆無だし。
スタジオが狭いのがいかんのだ!!
頑張れ俺。

最後の方は春名さんに助演として殆どの管理を投げてましたが。。。。w

楽曲制作の話はまた後にして、今まさに編集まっただ中ですが、結構(゚_゚i)な感じで。
まぁまぁ作業早い方だと思うんですがね。

音響的な演出は、聴いての通りです。
音の方向から、何から何まで、前作と全く違います。
挑戦と前進をしなくなったら、クリエイターは終わりですよ。





それにしても、こうやって改めてこの「モノクロームパレード」の事を考えると、「この作品は世に出すべき作品」であると再認識させられます。
本当に素晴らしい脚本だ。
この作品に携われてほんと嬉しい。



そして、



世界を変えられる。

大きく出ますよw





「世界を変えるためにはどうしたらいいと思う??」
「自分が変わればいいんじゃないのか」

レプリカブルーの台詞ですが、一番好きな一節です。


「世界」=「己」
世界の人口が70億人だとしたら、70億個の世界が存在する。


「世界を変える」ってなんだか大それた事のように思えるけど、たった一人でもその人の世界を変えられたら、世界を変えた事にならないでしょうか??



この作品で世界は変えられた。
だって俺の世界は変わったから。




「World」の古い英語は「Weorold」ってスペルらしいのですが、「We」「or」「old」
我ら、あるいは、古い
きっと昔の人は「我らが古くから作り上げてきたもの」の事を「世界」と呼んだんでしょうね。
ま、こじつけですがww



世界は自分の中にあります。
この世界は果てしなく広いです。
ですが、ひとりひとりの世界はもっともっと、宇宙よりも深く広いものだと思っています。

その世界に素直に向き合うも、反発するもその人次第。




人と人との絆は、時に脆く、刹那な物かもしれません。
でも、この作品は決して僕を、人を、全てを裏切らないと信じています。
何が起こっても、僕はこの作品の力を強く信じてます。
だから盲信的に制作に没頭出来るんでしょうね。
まるでパブロフのry・・・・






この作品がみんなの世界を変えられますように

そして

あなたと、あなたの中にある世界とを繋ぐ絆が、固く深く結ばれていきますように





前田大介

腰が痛い(+。+)
バウンス中によく寝落ちします(_ _;)

今日はモノクロームパレード配信日です。
今週はact:3。

みなさん是非お聴き下さい!!!
どうもダイヴから帰還した僕です。
気分はジャック・マイヨール!!

今回のダイヴはだいぶ深かった。
ダジャレじゃないよw
おかげで仕事の連絡メール無視して入り時間に遅刻したww

メール開いた痕跡があったのだけど、全く頭に入ってなかったんだね。テヘッ(´∀`)




でももっと深く、ずっと深く潜らなきゃいかんと思った。

宮崎駿監督の言う、「無意識のさらに底深い所」
に行ってみたい。

何処に繋がってるのか、何処へたどり着くのか。


きっともう知ってる。


さてもうひと仕事すっか!!