"RBproject Sound director's diary" -38ページ目

"RBproject Sound director's diary"

RBプロジェクトがお贈りするオーディオドラマの音響監督・前田大介が綴る制作日誌!! http://rb0831.com/

どうも、作業に没頭しすぎて風呂に入るのも億劫な前田ですチョキ


でも加齢臭はしないよ。




さて、5章が配信されサザンス国の人達が登場しました。

マリユスの声かっけ~!!

バベットいい人~!!

イアン怖い((゚Д゚ll))

ステラ出番少なf^_^;



サザンスのイメージは北欧。

極寒ほどいかないけど少し寒いんだろうね。

冒頭の曲はそんなイメージで使いました。
フィオンが中庭?的な場所で、「雪だ・・・。」って言うシーン。収録中、ブース内はだいぶ暑かったのに。。。
やっぱ役者だね。素晴らしい。




ここで、編集時よく使う手法をひとつ。
遠近感を出すために、声やガヤ、環境音なんかを、音量を下げたり左右に振ったりしてます。
普通はEQ(イコライジング)したりリバーブかけたりして音をぼやかすんだと思います。
でも自分の場合、上に書いた処理以外に、ただパンニング(音を左右に振る事)してるわけではなく、一工夫を。。
これはきっと誰もやって無いだろう手法なのですが、、。

普通右から聞こえた音は右耳だけではなく左耳でも聞いてます。その逆も同じで、右の対象物に対して、右耳→近い。左耳→遠い。
となるわけです。
もうお気づきの方もいるでしょうが、右に振った音は実は僅かに左からも聞こえてるんです。
まぁ、普通にパンニングしたらそうなるんですが、自然界では有り得ない音の出方なのです。タイムラグが若干あります。
そこで隠し味が隠されてます!!

これをやると遠近感が自在に操れるという。。
しかも音量が小さくなり過ぎない。





ディレイを使ってます。



グレイじゃないよ、ディレイだよ得意げ




これは全編通して至る所で使ってます。


隠し過ぎるくらいの隠し味で(笑)



あるとないとでは臨場感がまるで違います(笑)

あとこれを使うとパンニングしなくても、音を左右に振れます。


前作(レプリカブルー)の時も多用してました。

今回はだいぶ突き詰めてます。細かい設定は言えませんが、ヘッドホンで、スピーカーで聞いて体感してみて下さい。



3章のテントの出入りは解りやすいかも。