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大会オフィシャルライター森雅史ブログ DNC2013観戦記

FIFA公認の国際大会、ダノンネーションズカップ2013日本大会の大会オフィシャルライター森雅史の大会観戦記

ダノンネーションズカップ in Japan 2013


の決勝大会初日が330日、


東京都駒沢オリンピック公園で開催されました。

 


曇り空の下、やや肌寒い気候となりましたが


選手たちは気合い十分。


その熱気が寒さを吹き飛ばします。





 

去年の成績でシードされた18チームと、


各地の予選大会を勝ち抜いた
14チームの、


32チームで争われるこの大会。


優勝チームは今年イギリス・ロンドンで開催される


世界大会へと出場することができます。





 

大会の前の週は練習時間を午前中に切り替えて


大会に焦点を当ててきた三菱養和サッカークラブ巣鴨
Jrや、


大会前日会場の下見に来たヴァンフォーレ甲府
U-12のように、


今年は大会にフォーカスをしっかりと当て、


準備してきたチームが多数見られました。


そのため、オフサイドラインの使い方など、


大会独特のルールへの対応がしっかりと取られており、


戦術的な戦いという様相を呈していました。





 

ただし、予選リーグの特徴は大会へと


ピントを絞ってきたチームの出だしがいいものの、


次第に疲れが出て調子が悪くなったところでした。


逆に、出だしは悪いチームが


後半戦に向けて調子を上げるということもありました。





 

Aグループでは


江南南サッカー少年団(埼玉県)が


同じ県内の大宮アルディージャ
Jr(埼玉県)と


レジスタ
FC(埼玉県)を抑えて


勝点
9の首位に立ちます。


2位には去年の覇者、レジスタFCを下した


大宮アルディージャ
Jrが入り、


強豪に挟まれた
ISE YAMATO FC Jr(三重県)は


勝点を奪えませんでした。





 

Bグループは


前評判の高い


横浜
F・マリノスプライマリー(神奈川県)が


21分の負け知らずでトップ。


2位にはこちらも負けない


ヴァンフォーレ甲府
U-12(山梨県)が


12分で続きました。


横河武蔵野
FCJr(東京都)は2分、


FCエスペランサ(東京都)は1分と


勝ちを奪えませんでした。




 

Cグループは


優勝候補と謳われる柏レイソル
U-12


評判どおりの強さで
3勝を挙げ1位。


その柏戦だけを落とした


ヴィッセル神戸
U-12(兵庫県)が2位となりました。


アスペガス生駒
FC(奈良県)と


MURUMAE FC U-12(岩手県)は


勝点を得ましたが、


グループリーグ突破はなりませんでした。





 

Dグループは


現在もっとも好調ではないかと言われていた


東京ヴェルディ
Jr(東京都)が3勝で1位。


そこに
1敗した鹿島アントラーズJr(茨城県)が2位になり、


NPO FCパーシモン(神奈川県)と


JSC SAKAI(大阪府)は


グループリーグで涙をのむことになりました。

 





E
グループでは


去年の大会で
3位になった


ファナティコス(群馬県)が苦戦します。


そのファナティコスを抑え、


大山田サッカースポーツ少年団(三重県)が
3勝で1位、


三菱養和サッカークラブ巣鴨
Jr(東京都)が2位となります。


ファナティコスは調子が出ずに
3位、


MFC VOICE(愛知県)が4位となりました。





 

Fグループは


大会制覇に自信を見せていた


川崎フロンターレ
U-12(神奈川県)が


下馬評通りの戦いぶりで
3連勝。


続いたのは
2勝の大阪セントラルFC(大阪府)でした。


コスモサッカークラブ川越(埼玉県)は
1勝、


グルージャ盛岡
Jr(岩手県)は勝ち点を挙げられず、


順位決定トーナメントに進みました。





 

Gグループは


圧倒的な強さで名古屋グランパス
U-12(愛知県)が


3勝を挙げます。


続く
2勝はバディーサッカークラブ(神奈川県)。


SSS札幌サッカースクール(北海道)は1勝で、


バディサッカークラブ(東京都)は


残念ながら勝点を奪えませんでした。





 

Hグループでは


昨年
2位のセレッソ大阪U-12(大阪府)が敗退する


という波乱が起きました。


制したのは
3勝を挙げた鹿島アントラーズつくばJr(茨城県)、


残りはすべて勝点
3ながら、


得失点差で
2位には大阪市ジュネッスFC(大阪府)、


3位セレッソ大阪U-12


4FC TUCANOという順になりました。





 

決勝トーナメント1回戦は、


厳しいつぶし合いになりました。


その中で強豪チームが涙をのみます。


川崎フロンターレ
U-12と柏レイソルU-12は、


ともに
PK戦の末、敗れてしまう大波乱が起こりました。


また、ヴァンフォーレ甲府
U-12


江南南サッカー少年団を
3-0で下したほかは、


12点を争うゲームばかり。


ほんのちょっとした差や集中力が勝敗を分けてしまいます。





 

そして準々決勝の組み合わせは、

 

ヴァンフォーレ甲府U-12


vs.

大山田サッカースポーツ少年団

 



鹿島アントラーズ
Jr


vs.

名古屋グランパス
U-12

 


 

横浜F・マリノスプライマリー


vs.

三菱養和サッカークラブ巣鴨
Jr

 

東京ヴェルディJr


vs.

鹿島アントラーズつくば
Jr

 

となりました。

 

 

いよいよ大会もクライマックス。


3月30・31日という年度替わりに


世界へのカギを掴むチームが決定します。


各地の予選大会を勝ち抜いた14チームに、


昨年の大会のグループリーグで


3位以内となったシード18チームの


合計32チームで


決勝大会はどこが勝っても不思議ではありません。






今年の世界大会の開催地は


イギリス・ロンドン。


どのチームが日本代表として


サッカーの母国行きを決めるでしょうか。


そして去年の2位から


あと一歩前に進めるでしょうか。







☆Aグループ☆

【レジスタFC(埼玉県)】

去年の大会優勝チーム。


世界大会でも決勝に進出し、


PK戦で惜しくも2位になった。


「昨年ほどのうまさはありませんが、


 とにかく元気よく勢いよく、


 最後まで諦めないでサッカーをしたい」


と連敗に対しての並波ならぬ決意がうかがえます。



【ISE YAMATO FC Jr(三重県)】

伊勢市を拠点とするクラブで、


去年は決勝トーナメント1回戦まで進出し、


結果的には16位となりました。


清掃活動、農作業、生活向上合宿などの


独特の活動をするチームが


「チーム全員で戦う姿勢」


でさらなる飛躍を目指しています。






【大宮アルディージャ ジュニア(埼玉県)】

予選大会の準決勝をPK戦で勝ち残り、


決勝大会に駒を進めた、


大宮アルディージャアカデミーのジュニアチーム。


「ボールを支配し、ゴールを奪い、


 ゲームをコントロールする」


ことがチームのアピールポイントです。






【江南南サッカー少年団(埼玉県)】

予選大会の5試合を15得点無失点、


最後はPK戦に勝利を収め


決勝大会進出を果たしたチームです。


「世界大会で江南南のサッカーが通じるか」


を目標に


「ドリブル&全力でボールを追う姿を見てもらいたい」


とアピールしています。







☆Bグループ☆

【横河武蔵野FC Jr(東京都)】

武蔵野市で活動するクラブで、


去年は準々決勝で準優勝チームに0-1と惜敗し、


最終的には6位になりました。


「一つずつ積み重ねていきたい」


という今年のチームが目指している目標は、


もちろん


「世界大会への出場」


です。






【横浜F・マリノス プライマリー(神奈川県)】

去年、決勝トーナメント1回戦でPK戦に敗れ、


最後は10位となったチーム。


齋藤学選手の出身チームでもあります。


特長のある選手が多く、


「チームとして攻守にアグレッシブ」


なサッカーでトップを目指しています。






【ヴァンフォーレ甲府U-12(山梨県)】

去年、決勝大会では


「まったく自分たちの良さが出せなかった」


と悔しい思いをしました。


今年は、


「個々で打開できる選手が多く、将来性豊か」な選手たちが、


再び世界への道に挑戦しようと意気込んで


参加しています。






【FCエスペランサ(東京都)】

世田谷区の小学校の単一チーム。


東京予選大会を


5勝得点20失点2という強さで勝ち抜き、


決勝大会進出を決めました。


「体は小さい選手が多いですが、


 粘りと寄せの速さで勝負します」


と自分たちの特長に自信を持って参加しています。






☆Cグループ☆

【アスペガス生駒FC(奈良県)】

生駒市で活動するクラブで、


去年は準々決勝でPK戦に敗れ、


その後8位になりました。


「小粒ながら


 絶対に負けない強い気持ちを持って


 最後まで戦い抜きます」


というアピールポイントで、


今年も大躍進を見せてくれるでしょう。






【ヴィッセル神戸U-12(兵庫県)】

去年、グループリーグで2位になり、


決勝トーナメント1回戦で惜敗したものの


9位の座をつかんだチーム。


「技術的には前年より落ちる」


と謙遜しつつも、


「精神的には前年よりもしぶといチーム」


と今年はさらに躍進しそうです。






【柏レイソル U-12(千葉県)】

近年、大会で必ず上位に進出してきたクラブ。


去年はグループリーグでまさかの3位、


その後は負けなかったのですが17位でした。


今年の「チームのためにハードワークができる」チームは


再び浮上してくること間違いありません。






【MIRUMAE FC(岩手県)】

盛岡市のクラブで、


特別予選大会in宮城の4試合を


3勝1敗、6得点2失点で勝ち上がりました。


岩手県少年サッカー大会優勝の経験もあります。


選手育成の


「途中経過を見ていただきたい」





「雪国っぽさ、田舎っぽさ」


をアピールしています。







☆Dグループ☆

【鹿島アントラーズJr(茨城県)】

3位決定戦でPK戦の末敗れて4位になったクラブ。


「世界大会に出場したい」と目標が明確です。


「各ポジションに特長のある選手がいるので、


その特長を活かせるように準備していきたい」


と大会に向けて抜かりがなさそうです。






【東京ヴェルディJr(東京都)】

去年、決勝トーナメント1回戦でPK戦に敗れ、


最終的には13位になったクラブ。


「チーム全体でボールを大事にするサッカー。


 全員攻撃全員守備で勝負にこだわって闘う気持ち」


を見せるチームは、必ず活躍してくれるでしょう。






【NPO FCパーシモン(神奈川県)】

川崎市を中心に活動するクラブチーム。


東京予選大会を3勝1分得点12失点2で勝ち抜き


決勝大会に進出しました。


「悔いが残っている」


というこの大会に今年は


「参加する選手全員の魂で戦います」


と雪辱を誓っています。






【NIFC東海(大阪府)】

予選大会のグループリーグで


2得点2失点ながら2位で通過し、


その後1-0、2-0と粘って決勝大会進出を決めたチーム。


「誰が出てもプレースタイルが変わらない」と、


「団子サッカー」練習で鍛えられた


「ドリブルでの突破」には注目です。







☆Eグループ☆

【ファナティコス(群馬県)】

前橋市で活動するクラブ。


準決勝で悠長チームに敗れ、


3位決定戦でPK戦を制して3位となりました。


「細かいパスワークとドリブルを中心に


 ゲームをコントロールできるチーム」


で今年は日本の頂点と世界を目指しています。






【三菱養和サッカークラブ巣鴨Jr(東京都)】

豊島区で活動するクラブ。


去年は決勝トーナメント1回戦で優勝チームに敗れ、


最終的には14位になりました。


「マイボールを大事にしながら局面に応じた判断で


 主導権を握りゴールを目ざす」


サッカーでアピールします。






【大山田サッカースポーツ少年団(三重県)】

予選大会で5試合を19得点無失点と、


抜群の成績で決勝高いに進出してきた


大会初参加のチーム。


「世界に繋がるジュニア期の唯一の大会」





「全員サッカーで勝ち上がります」


と熱い意気込みを語ってくれました。






【MFC. VOICE(愛知県)】

予選大会の5試合を18得点3失点で勝ち上がった


初出場のチーム。


「この年代はタレントもいて全体的にレベルの高い選手」


が多いと自信を見せます。


「めざせ! 全国大会!」


を合い言葉に練習を積んでおり、


東京でも台風の眼となりそうです。







☆Fグループ☆

【川崎フロンターレU-12(神奈川県)】

一昨年まで大会4連覇したクラブ。


去年は準々決勝で優勝チームに敗れ、


最終的には7位となりました。


「足下の技術が高い選手たちが多いチーム」


をアピールする今年は、


王座奪還と世界への再挑戦を狙っています。






【コスモサッカークラブ川越(埼玉県)】

去年、決勝トーナメント1回戦で


準優勝チームと3-4の大接戦を演じたチーム。


最終的には11位でしたが、


決勝大会で1試合最多の9得点を挙げました。


「『全力・集中・やる気』のコスモ魂」


は今年も健在でしょう。






【大阪セントラルFC(大阪府)】

大阪市を本拠地とするクラブ。


グループリーグでは3位でしたが、


その後粘りを見せて勝ち進み18位を確保しました。


「突出して上手な選手はいませんが、


 小さいながら頑張れる選手が多い」


今年も強い気持ちを見せてくれるでしょう。






【グルージャ盛岡Jr(岩手県)】

盛岡市でJリーグ加入を目ざすクラブの


下部組織として作られたチーム。


特別予選大会in宮城の4試合を


3勝1分、7得点1失点で勝ち上がりました。


「チームとしてのまとまり、チームワークを活かしたサッカー」


が特長です。







☆Gグループ☆

【名古屋グランパスU-12(愛知県)】

去年、準々決勝でPK戦の末敗れ、


5位になったチーム。


「明るく、個性の表現が強いですが、


 まとまりのあるチーム」


は幸運を手に入れられるでしょうか。


「他チームとのコミュニケーションをとれる」


ことも応募理由です。






【バディーサッカークラブ(神奈川県)】

去年、グループリーグを首位で通過したが


決勝トーナメント1回戦でPK戦で涙をのみ、


最後は12位になったチーム。


「スピード、パワー、テクニックといろいろと出していきたい」


と引き出しの多さが豊富なチームです。






【SSS札幌サッカースクール(北海道)】

グループリーグを7得点1失点の1位、


決勝トーナメントを3得点無失点で勝ち上がったチーム。


これまでも多くのJリーガーを輩出している名門です。


今回は


「相手の逆を取り仕掛けからの突破をベース」


で全国に挑戦です。






【バディサッカークラブ(東京都)】

世田谷区で活動するクラブ。


東京予選大会では5勝得点16失点1


と強固な守りを生かして


決勝大会に進出しました。


「人としても成長していけるよう」


に指導された選手たちが


「最後まで諦めずに楽しんでプレー」します。







☆Hグループ☆

【セレッソ大阪U-12(大阪府)】

去年の準優勝チーム。


準決勝までの6試合のうち5試合が無失点と


守備の強さがありました。


今年のチームのアピールポイントは


「小柄な選手たちが最後まで諦めずに


 ゴールを目指してプレー」


すること。


あと1歩を進もうとしています。






【鹿島アントラーズつくばジュニア(茨城県)】

昨年、グループリーグを首位で通過したが、


決勝トーナメント1回戦で0-1と惜敗し


15位になったチーム。


「攻撃時に特長を発揮できる選手が多い」


今年のチームはドリブルが個性的。


狙っているもはもちろん優勝です。






【FC TUCANO(東京都)】

世田谷区から3年連続3回目の出場です。


東京予選大会では5勝10得点2失点、


最後の試合は大逆転で決勝大会進出を決めました。


今年は


「チームワークの良さ、明るさを見てください」


という団結力を見せて、


いよいよ上のステージです。






【大阪市ジュネッスFC(大阪府)】

予選大会を20得点1失点と圧勝して


決勝大会に駒を進めたチーム。


「トレーニングで培った技術、判断力を活かし」


世界を目ざす舞台を狙っています。


攻撃力抜群の


「やっていて楽しい、見ていて楽しいサッカー」


で本領発揮です。

 





いずれのチームも強豪揃い。


そしてこのチームの中に、


今年の世界ナンバーワンがいるのかもしれません。



 

 

 

 



ダノンネーションズカップは


開会式から演出して盛り上げます。


全選手がユニフォーム姿で並び


観客のみなさんの前に


まっすぐ歩いてくるのです。


どの会場でも


この威風堂々とした行進が迫力満点で、


たくさんのフラッシュがたかれています。






 

そんな開会式を


看板の陰から
1人ぽつんと見ている選手がいました。


ユニフォームを忘れてしまって


開会式に出られなかったのです。


それでも心はみんなと一緒。


ちゃんとみんなと同じようにしっかり立って、


注意事項や選手宣誓などを聞いていました。


試合までには届けてもらうということで、


スタッフからの


「気持ちを切りかえて頑張れ」


と言う声に深くうなずいていました。






 

ぽつんと座っているというと、


仲間がアップしている様子をじっと見ていたのが


町田
JFCの小山椋太選手。


前日の練習で手を痛め、


この日の出場を見合わせていました。


「うまくいけば明後日から大丈夫で、


  悪ければ長くかかるということでした。


  今日は残念です。


  みんなに頑張ってもらって、


  決勝大会ではプレーしたい」。


どうか早く治りますように。

 






大会ではずっと音楽がかかり、


加えて表彰やアナウンスが試合中に行われるため、


ベンチの声は選手に届きません。


それでもどうしても大きな声を出してしまうのが監督さんたち。


その中で


とてもユニークな声を上げている方がいらっしゃいました。


「いいね
! いいね!


 
お、そこ行くか!


 
お~、惜しい! 行くぞ~!」。


とても温かいその声は、


エストレーラ
FCの高野幸宏監督。


「少年はそれが大事だと思っています。


  うちのチームのコンセプトで


  『個』を光らせる


  というのがあって、


  それが伸びるような指導をしています。


  ただ、選手はまだ雰囲気に飲まれて固いですね。


  次はもっと期待できると思っています」。


「伸ばす指導」


ではなくて


「伸びる指導」


という、思想が現れたすてきな言葉でした。






 

この日、一番の注目を集めていたのは


多摩サッカークラブ。


チーム全員が女の子でした。


「男の子なんて吹き飛ばしちゃう
!!


と張り切ってプレーしてくれましたが、


体力の差が出て苦戦を強いられます。


「疲れた。厳しかったし。ちょっと悔しい」


そう語っていた戸澤光里選手でしたが、


がんばりが認められて
MOMに選ばれていました。

 








目立ったといえば、


FC TUCANO





ディアウ勇守歩選手。


試合前日刈り込んだという凛々しいモヒカン姿で、


みんなから


「バロテッリ」


と言われていました。


この日に挙げたゴールは
1点。


「決勝大会でも勝てるように頑張ります」


と張り切っていたので、


来週も楽しみです。






 

 

この日、


ダノンジャパンが用意したヨーグルトは


170ケース、4080個。


味は


「プレーン・加糖」


「ストロベリー」


「白桃」


「バニラ風味」


4種類です。


大阪、愛知ではストロベリーが人気で、


宮城では白桃が最初になくなりました。


東京大会での一番人気はバニラ風味。


選手は試合が終わって勝利をかみしめたり、


敗北を飲み込んだりした後に、


さっと気持ちを切り替えて


ヨーグルトを配っているブースに押し寄せて


列を作っていました。

 

 








さて、ここからは大会の裏話を。

 



すてきなアナウンスで


大会を盛り上げてくださるのが、


DJ西尾さんとふーみんさん。


明るい声質と大きな笑い声が特徴的な


DJ西尾さんは、


「この大会にいらっしゃった方が、


 来てよかった、楽しかった


 と思えることを考えながら話しています。


 『ナイス・プレー』は勝敗に関係なく、


 いいものはいいということで叫んでいます。


 心の叫びですよ」


と笑いながら話していらっしゃいました。


アナウンスだけでなく、


試合中に観客のみなさんの声を拾っている


ふーみんさんは、


「この大会は勝ち負けだけじゃなく、


 いろんな人との関わりを活かしていこう


 という雰囲気に満ちていますね。


 お母さんたちを見るのも楽しいので、


 そんな一生懸命のときにインタビューして


 ごめんなさい


 という気持ちですよ」


とこちらもにっこり。


一度大会にいらっしゃったら、


2人のすてきな声が


きっと心に残っていくはずです。

 










ダノンネーションズカップ日本大会のスタッフが


必ず持っているもの、


それが


「クレド」


です。





これは、


こういう気持ちで大会を運営しようという


「行動指針」


で、


朝礼の際に必ず読み上げて


みんなで確認し合っています。


その今年の「クレド」を紹介しておきましょう。

 






DNC=SMILE

ダノンネーションズカップ2013 in JAPANは、
世界で一番笑顔あふれる大会です。

S(Surprise・サプライズ)参加者に期待以上の驚きを届ける。

M(Moving・心を動かす)参加者に感動を届ける。

I(Illuminate・明るくする)参加者に元気を届ける。

L(Love愛)参加者に本気の思いを届ける。

E(Enjoy・楽しい)参加者に楽しみと喜びを届ける。

そのために必要な行動・思考、
それはSMILE(笑顔)を創るために必要な5つのマインド

S創意工夫 M感謝の気持ち I元気な挨拶 L本気の思い E誇り

あふれる笑顔 DNC SMILE

 


おや、と思った方もいらっしゃると思います。


なぜかMは
MoveではなくてMovingなのです。


それはより行動的でありたいから。


こんな思いで大会は創られています。