最近、うち(関西の都道府県がん拠点病院)の腫瘍内科の融通の利かなさに付き合い切れなくなってきた。

 

 

日米の臨床業務を経験してみて、大きく異なることの1つが、「エビデンスの使い方」だと思う。

 

米国人;エビデンスやガイドラインは○○だけど、この患者さんには△△がいいと思う。

 

日本人(主に腫瘍内科医);エビデンスやガイドラインは○○だから○○。それ以外あり得ないでしょ!?

 

個人的な感覚からすると、日本の腫瘍内科医はエビデンスに振り回され過ぎ。

そこにお前のがん治療のプロとしての考えはないんか!?経験から得たものはないんか?

論文の研究で使われた患者群と、目の前の患者さんが全く同じ背景なんか!?

 

何か、日本のというか少なくともうちの病院の腫瘍内科医とは話が嚙み合わんわ…。