ブログ訪問ありがとうございます。
こんにちは
マダム美喜子です。
本年も宜しくお願いします
新年早々ですが
今日はある女性の死について
お正月が賑わう中
コロナ禍で
一人女性が旅立ちました
彼女は昭和30年代生まれ
日本が高度成長期の中
国立大卒で
公務員に就職
男女雇用均等法の先掛けで
いわゆるキャリア
彼女は小さい頃から
優秀だった
故に
親の期待を背負って
小さい頃から受験戦争に
巻き込まれ
優しかった彼女は
いつしか影を潜め
負けてはならない
歯を食いしばり頑張った
負けたくない
純粋で優しかった故に
自分を守ろうと
ただ必死で生きていたら
結婚する機会も逸してしまった
戦いに敗れ
未来を見出せず
仕事を辞め海外留学へ
海外での生活は
自由であったけれど
戦って人生勝ち取る
再起を誓い
必死に勉強した
勉強したら幸せに
なれると思ったのかもしれない
日本に帰国後は
思うように再就職できず
ただ、もがき
必死に何かしようとも
プライドが邪魔をして
なかなか
思うようにいかなかった
時間が過ぎていき
鎧がどんどん厚くなり
人を遠ざけていった
ある時
脳出血を起こし
救急車で運ばれる
一命を取り留めたが
半身不随の身になってしまい
完全介護の身になった
ここで彼女は
人も
愛を拒絶してきたが
愛を
人を
受け入れなくてはならなくなった
何も出来なくなってしまったと
絶望感を抱いたかも
しれないが
ようやく戦いが終わり
ほっとしたかもしれない
今回危篤の知らせを受けて
彼女のハイヤーセルフに
魂が肉体に留まるよう
まだやる事あるよ
働き掛けたが
「あの身体戻りたくない
又来世にやる」
と告げられて
自由意思はあるから
ただ愛と癒しを送った
彼女の死は悲しいが
家族の長い介護生活が終わる
家族への感謝や
思いやり
だったのかもしれない
家族も彼女のために
精一杯できる限りの事をして
悔いはないはず
ただ寂しいのは違いないが。
彼女の魂はただ純粋で
傷つきやすい少女のような魂
戦うことではなく
ただ無条件に愛を受け取る
彼女も
周りにいる私も
一緒に学んでいるんだろう
彼女の安らかに眠りを祈り
又来世へ
愛と癒しを送ります
LOVE