偏差値47元・落ちこぼれの私が4ヶ月でセンター英語189点を獲得し、難関国立大学に合格した話
『英語の勉強を頑張っているのに一向に点数が上がらない…』あなたもそんな風に感じていませんか?実は私もそうでした。驚くほど要領が悪く、学年でも下から数えた方が早かったですし、周りの友達からも馬鹿にされていました。しかし、そんな私でも偏差値47からたったの4ヶ月でセンター英語189点を獲得することができたのです。結果、旧帝国大学といわれる日本に7つしかない難関国立大学の一校である『九州大学』に合格することができました。私がどのようにして受験で成功を収めたのか、知りたくはないですか?軽い気持ちの人は読まないでください。恥ずかしくて、あまり聞かれたくないことも書いています。「本気で志望の大学に合格したい!!」そう強く思っている人だけに元・落ちこぼれの私が志望難関大学合格を勝ち取るまでの軌跡をお話しします。〜〜偏差値47の私が難関国立大学に合格するまで〜〜高校3年生の6月下旬、部活を引退して周りの人達もそろそろ受験モードに切り替わろうとしているのを肌で感じていました。部活はそこそこ楽しんでいた程度で、「高校生活の中でこれを達成した!」と胸を張って言えるものがなかった私は、受験勉強は頑張ってみようと漠然と思っていたのです。しかし、主要科目である数学と英語はセンター模試で5割にも及ばないレベルで、一応志望の大学はありましたが、今の成績では合格など到底不可能でした。先生からは「志望校のレベルを下げた方がいいんじゃないか」と言われ、周りの友達からも「お前にそんな大学行けるわけないだろ」と馬鹿にされていました。私は、悔しくて、本当に腹立たしかったです。でも、今の成績では何を言ってもさらに馬鹿にされるだけだ、と思い気持ちを押し殺して我慢しました。【変わることを決意する。】ある日の放課後、学校の進路説明会の一部で、「卒業生たちの合格体験記」というOBの先輩たちが私たち受験生にエールを送る行事が体育館で行われました。各々が頑張った話や受験シーズンでの注意点など私たちのために色々な話をしてくれました。タメになるような話もありましたが、特段心に響くわけでもなく、残す発表者は最後の一人になってしまい周りの人達は帰る準備を始めていました。私もそろそろ終わりだな、と出していたノートをカバンにしまい、身支度をしながら今日の晩御飯に気持ちを移していた、その時です。「君たちは、人生を変えてみたくはないですか?」マイク越しのはっきりとした言葉が瞬時に私の頭を貫きました。反射的に壇上に目線を移すと、長身で爽やかな男の先輩が立っていました。彼を認識したと同時に、体育館中の全ての視線は彼に注がれていることが私にはわかりました。「僕は死ぬほど行きたかった大学への合格という夢を自分の力で勝ち取りました。本気で頑張った、と胸を張って言えるからこそ自信を持ってあなたたちに話すことができるんです。」その先輩はなんと私の志望していた大学に合格していたのです。雄弁に自身の成功を語るその姿は心の底からカッコイイと思いました。それと同じくらい、自分の行きたい大学に合格したということが、めちゃくちゃ羨ましかったです。私の通っていた平凡な高校からは5年に1人の合格者が出るか出ないかというレベルの大学です。こんなことを言うと小さい奴だと思われるかもれませんが、私は難関大学のブランドを心底手に入れたかったです。難関大学に受かれば、今まで馬鹿にしてきた奴らを黙らせることができるし、先生や親、周りの人達全員に賞賛される、そんな優越感を感じたいと思っていました。【現実は甘くなかった。】その次の日から私は勉強の鬼へと変貌しました。大量の参考書を買ってきて、片っぱしから解きまくりました。朝は今までよりも1時間早く起き、部活の顧問の先生に頼んで地歴教室を使わせてもらい1時間目が始まるまで自習をしました。私はドラマが大好きで、毎日家に帰ってから何かしらのドラマを見ていましたが、テレビは押し入れに封印して夜は日付が変わっても一生懸命勉強し続けました。勉強中心の生活を始めてから2ヶ月後。センター模試は自分の力を試す絶好の機会でした。私は前回よりどれだけ解けるようになっているのか、楽しみですらありました。しかし、現実は甘くはありませんでした。前回の模試よりも点数が下がっていたのです。英語に至っては今までで最低の78点…。長文は最後まで読みきれず、途中でパニックに陥ってしまいました。志望大学の合格判定も当然ながら「E」...。私は絶望しました。センスがないのだと思いました。頭の中で何も考えることができないまま家に帰りました。リビングに入ると、「あんた最近勉強頑張ってるけど、模試の成績はどうだったの?」と母親に聞かれました。私は、必死に笑顔を作りながら「成績なんてそんなすぐ上がるものじゃないでしょ。でもまあ順調だよ」と答えました。その夜、浴槽に浸かりながら「自分のやってきたことは何だったんだろう」そう思うと、涙が止まりませんでした。頭を湯船に突っ込んで、声を出して泣きました。【運命の再会。】私は、「受験勉強を諦めてしまおうか」そう思っていました。悩んで、苦しくて、誰かに聞いてほしくて担任の先生に相談するため職員室を訪れたその時です。聞き覚えのある声が耳に飛び込んできました。私の気持ちを変えたスピーチの時の先輩がそこに立っていたのです。「あ、あの…。」思わず声が出ていました。先輩は訝しそうな顔をしながらも「何かな?」と応えてくれました。先輩は進路相談の関係でまた学校に呼ばれたそうでした。私は、これまでのことを全て打ち明けました。先輩の言葉で変わろうと決意したこと、2ヶ月間本気で勉強をしてみたが、点数が下がってしまったこと。先輩は私の話を頷きながら真摯に聞いてくれました。全てを話し終えると、先輩はゆっくりと口を開きました。「それは勉強法が間違ってるな。ちゃんと勉強法を意識して勉強してみなさい。僕が実際にやっていた勉強法を君に教えるから。結果につながる努力をすればきっと合格できる。」先輩はとってきの勉強法を私に教えてくれました。元々は先輩が通っていた塾の先生から習ったらしく、一緒に勉強していた塾の友達も皆その勉強法を実践して、志望の大学に受かったみたいでした。私は勉強を1からやり直すことにしました。先輩から教わったとおりの方法で勉強を続けていると、なんとなく感覚的に力が付いているような気がしていました。それは気のせいではありませんでした次のセンター模試で英語の点数が130点に上がっていたのです!それに伴って合格判定も絶望的な「E」から「D」になっていました。私は驚きました。まさかこんなに成果が出るなんて…。「これなら絶対イケる!!!」そう確信しました。それからの私には一切の迷いはありませんでした。メキメキと力が付いているのを感じました。そんな時に親友から、成績が伸びずどうしたらいいかわからないのだと、悩みを打ち明けられました。私は昔の自分を見ているようで、実践している勉強法を惜しみなく教えてあげました。すると、信じられないことに親友の成績も同じように上がってきたのです。私はこのままこの方法で勉強を進めていけば絶対に志望校に合格できる、と強く感じました。英語に余裕が出てきたので、他の科目にかけれる時間が増えていきました。1つの勉強法を構築すると他の科目もどのように勉強したらいいかがわかってきました。周りの人たちは「その参考書よりこっちの方が良いらしいよ」「この解き方をすれば20点はアップするらしい」そんなことを言い合っていました。そんな中、私は自分の信じた勉強をひたすら続けました。【そして迎えたセンター試験本番。】私は落ち着いていました。今まで自分がやってきたことを頭の中で思い返しながら、合格する自分の姿をイメージしました。試験本番でも、程よい緊張感の中自分の力を発揮することができました。かつては英語の長文を読んで時間が足らなくなり、パニックに陥っていたのに。結果、私はセンター試験本番の英語で189点を取ることができたのです!センター試験全体の点数でも志望大学の二次試験を十分に受けられる点数を獲得した私は、センター試験でうまくいった自信がうまくはたらき危なげもなく二次試験に臨むことができました。【泣いても笑っても最後、合格発表の日。】自分の受験番号がなかったらどうしよう。そんな不安が胸を埋め尽くします。「でも、もし番号が無かったとしても後悔することはないな。」そう思うことができました。私は受験勉強を通して、初めて本気で何かに取り組んだ気がしていました。頑張っていく中で、自分はこんなに頑張れる奴だったんだ、と思えたのです。落ち着きを取り戻し、自分の受験番号を探します。「….。あった!!!やった!!合格だ!!!」合格を勝ち取った瞬間のことは一生忘れないでしょう。笑っていましたが涙が止まりませんでした。止める気もありませんでした。泣いたっていいじゃないですか。自分の力で夢を掴み取ったのですから。私はこうして、憧れの先輩と同じずっと志望してきた、夢にまで見た九州大学に合格することができました。ずっと行きたかった大学に入学してからは最高の大学生活が待っていました。ずっとやってみたかったギターを買い、バンドを始めたり、中型バイクの免許を取り、九州一周の旅をしたり、念願だった海外留学でフィリピンのセブ島にも行きました。次はあなたの番です。私は受験で死ぬほど行きたかった大学に合格できたという成功体験で何ものにも替え難い自信が身につきました。『自分の叶えたい夢は自分の手でつかむことができる』ということを知れたからです。受験での成功体験は、『あなたの人生を大きく変えることができる』と、確信しています。「悩んでいる多くの受験生たちにこの気持ちを伝えたい!」そう思い、私は大学に進学してから個別指導学習塾で英語を教えています。これまでにも30人以上の多くの生徒を見てきました。どの生徒も頑張ろうとするエネルギーはあるのですが、頑張り方を間違えているのです。本当にもったいないなあ、と思ってしまいます。私は、あなたにも受験での成功を果たしてもらいたいです。夢をつかみ取り、これからの人生を豊かに過ごしていってください。少しでもその手助けとして何か手伝えることはないか、と思い私はこのブログでメッセージを発信することにしました。