ノンタンのひとりごと -167ページ目

住人その4~一流歌手

昨日紹介したトウキョウダルマガエルとは正反対の…σ(^_^;)

美声の持ち主がいる。

そんな彼らの今の住居がコレ音譜
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拾ってきた丸石に流木をあしらって隠れる場所を作ってある。
(水は水中ポンプ&フィルターで循環させて、上から落しています)

ここの住人は…
















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カジカガエルカエル

(♂1、♀1の計2個体)

写真はオスで、主にこの丸石を縄張りにしているようだ。

メスはだいたい流木に張り付いたり、石の裏側にへばりついたり。
あまり姿は見せません。

ただ、カジカガエルはアオガエル科のカエルのため、
オスとメスの大きさがかなり顕著Σ(゚д゚;)
(基本的にカエルはメスのほうが大きいが、アオガエル科ではその大小差がかなり激しい!)

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(引用文献:山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑9 日本のカエル」(2002年)より)
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(上が♂で下が♀。どちらも大人ってんだから驚きだ)

さて、このカエルの本領は、皆さんご存知の、あの鳴き声にありますビックリマーク

先月ごろから、隣の部屋で仕事をしていると、「フィフィフィフィフィ~」という
カエルとは思えない美しい声が…音譜

一度でも聞いたことがある人は、すぐにわかるはず(^∇^)
良い声ですよね~。江戸時代には専用の籠で、声を楽しむために飼育してたってくらいです。


同じ求愛音(広告音)なのに、
ウチに来る見学者たちの感想は、
トウキョウダルマガエルは「うるさい騒音」で、
このカジカガエルは「風情のある美声」汗

なんか隣の水槽で飼ってるトウキョウダルマガエルが哀れに思えてくるわ。


といいつつも、このカジカガエルは私の中でもかなりお気に入りのカエルですにひひ


種自体は天然記念物に指定されてはいないものの、やはり数も減ってきてるし、
大切にしていかなきゃね。