昨日の土曜日は、ほぼ一か月ぶりに息子の家に4人で行った。

孫娘2は言葉がさらに増えて、一緒にいるだけで楽しい。

 

息子のお嫁さんの従兄の息子さんというのが、日本に留学しに来ていて、会った。

息子のお嫁さんのころは本国で日本語検定3級で、日本に来ることができたが、今は1級だそう。

だから普通に会話はできる。

 

彼は日本のアニメが大好きで、日本語学校に一年通った後は、芸術系の大学に行く予定だという。

日本の高校生は楽しそうで、あこがれたのだそう。花より男子や君の名はなどを見ているのだ。

その昔、テレビで見るアメリカの高校生活に、私などはあこがれたものだ。それと同じような感じかも。

 

日本語はできるとはいっても、枝葉の言葉は知らないので、中国の高校の制服は「ミニクイ」という。これは「ダサい」というのがあっているのだろう。

孫娘1の合唱会の写真など見て、「ああ、アニメと同じだ」と言っていた。

 

富裕層なので、少し前に帰国した両親と一緒に高田馬場にマンションを借りたり、携帯の契約をしたりして、IphoneXを持っている。わが孫娘1は中古で買ったIphone6だ。

いろいろ日本の情報を事前に知っていたので、両親にも「静かに喋るように」と言っていたという。

 

ずっと前に行ったカナダのドラッグストアでいきなり大声の集団が入ってきてビックリしたことがある。ケンカかと思ったら買い物の相談だった。それをわたしがお嫁さんに話したものだから、お嫁さんはおかあさんにも静かに話さないとケンカしてると思われるよと、注意している。

むかし、日本の農協さんが海外に行き始めたころ、ホテルのロビーにステテコとスリッパの姿で出てきて顰蹙を買ったものだ。今や伝説になっている。

中国人も、次第に豊かになって海外経験を持つ人が増えると、マナーもよくなってゆくと思う。学習するのだ。

 

孫娘1は高校生になり、暇を持て余している夫が、学校の年間予定をつぶさに見た結果、休みが一年間に百数十日あるという。とんでもないことだ。

中国で進学校に通っていた彼は、寮生活で、一週間に日曜日の午後だけが休み、他の日は朝から夜十時まで学校で勉強していたという。一日三食学校で食べていたと。

精鋭を育てる。国家の方針なのか。

そこまで極端でなくても、祝日がやたらと増えて、しかも振り替えたりして三連休が一年に何度もあったりする日本はいつか負ける方に傾きそう。