孫娘の入学式。
なんと、ミゾレ混じりの雨が降る真冬のような日。 これもまた記憶に残る。
学校の隅の桜も、散り際の美ではなく、濡れそぼっているのみ。
式は厳粛に、穏やかに、執り行われた。
校歌がきれいで聞き入った。 娘のころにも、聞いたことがあるはずだけど、記憶に残っていない。
わたしも忙しかったが、企業戦士だった夫は、娘や息子の入卒式に出たことがない。それが当たり前の時代でもあった。
初めて参加し、女子校の雰囲気を味わった夫には、わたしとは違う感慨があったと思う。
校内のそこここにある、マリア様に見守られて、マリア様を理想の女性とし、穏やかで正しくて、自分をしっかり持った女性にと、成長してほしい。
孫の学校生活に、多くの実りと幸がありますように(祈)

