2015年。
朝7時過ぎに出て、久伊豆神社へ。 けっこう混んでいたが、これが十時も過ぎると、入場制限となるらしい。
手を清め、古いお札をお返しし、お賽銭を投げて、2礼2拍手、1礼をして。
お札をいただく。 今年は老母の分も。 兄のところも姉のところも喪中で、誰も初詣に行かないらしいので。
いつものように大判焼きを買って帰ってきた。 メール便で母にお札を送る。
年賀状を受け取る。 わたしが出したのは、この私製はがき、隙間にひとこと入れるだけで済む。
五時過ぎになって、息子がフィアンセを連れてやってきた。 彼女は小柄でチャーミングな四川省出身の中国人。
今は日中間に問題がいろいろあるし、私個人としては、中国の一党支配という形態を好もしくは思わない。
が、それはそれ。個人の問題は別。 何より息子と仲良く微笑ましい。 日本に来て、苦労もあるだろうし、さみしく思うこともあると思う。 それでも日本に住み続ける決心をするまでには、努力の積み重ねがあったことと思う。
不安が皆無とは言えないけれど、祝福する気持ちは充分ある。 二人に幸多かれ、と。
シャンパン、紅白のお菓子、お赤飯も形だけ用意しておいた。 それに、わたしの手製のおせちを食べ、大好きな伊達巻やローストビーフをたっぷりと食べて、二人で息子の子供のころのアルバムを見て、皆でトランプもして、いい時間を過ごして帰っていった。
息子もわたしたちの対応に安心したと思う。 わたしもこれで一安心。

