目の前の仕事は誰が結びつけてくれたものなのか必ずチェックしている。

誰かの縁で出来たものならば、必ずそのキッカケを作ってくれた人にはお礼している。

メールだけでもこの気持ちの積み重ねこそが肝心だと思うからだ。

自分の力なんて大したものじゃないと、よくわかっているからなのだが、

案外忘れがちなので今日みたいに改めてここで宣言しておく。


そんなご縁の積み重ねでここまできた。

 

前座の時結婚式の司会を頼まれそこで仲良くなった人が敬老会の幹事で、落語の仕事を受け、

その落語会のお客さんが、都内の落語会へお友達と来てくれて、そのお友達の会社で講演を頼まれて、

そこの社長が真打ちパーティに来てくれてと。

 

リアルわらしべ長者だ。

いや長者じゃないけど、つながりだけで生きている。

怖いのがそれがどこで繋がるかわからないところだ。

一見無関係なようでいて、実はその後親密な間柄になるケースは山ほどある。
 

だから大事なのは、打席数を増やすことだと思う。
 

ここに基準がある。
 

打席数が少ないのにそこそこ満足しているうちは、さらなる高みには登れない。
やはり野球と同じように人生にも「規定打席」があるのだと思う。

 

いや。


出会いばかりではない。


全てのジャンルにおいて規定打席数は存在するはずだ。


何事も一定数をこなすのは、エチケットというよりルールなんだ。

たまたま二本続けてヒットを打ったからと言って「俺は10割打者」と言えるのは素人の世界だけだ。

縁のつながりから、それをこなすためのさらなる出会いに向けての規定打席数。

こう考えてゆくと、

嫌な人にあったとしても、たまたまよくない打席だったと次に切り替えることができるし、

ホームランを打ったとしても、「毎回打てるわけじゃないさ」と兜の緒を締めることにもつながる。

 

イチローは「僕らは7割失敗しても褒められる世界に生きている」と喝破していた。

 

 

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