長期金利が高騰している。
団塊親父です。
昨日15日に一時、0.92%に達した。日銀は大慌てで2兆円の金で国債の買い支えに入り、金利は0.8%台前半まで戻した。
長期金利は長期国債の金利で決まる。
国債金利は日銀ではなく、国債の市場が決める。
国債市場は、国内の官民の金融機関と、海外ヘッジ・ファンドや銀
行、機関投資家が作る市場だ。国債を売買して、金利を決める市
場だ。
日銀は、国債の売買のオペレーションで誘導はできるが、金利を決めるのは、国債市場だ。
国債も株と同じで
ー国債市場で買いが多ければ価格が上がり金利は下がって
ー売りが多ければ価格は下がって金利が上がる。
つまりは、4月までは日銀の国債の買いが市場の売りを上回っていたので、日銀の思惑通り、円安、株高、金利安を演出できていた。
それが5月になって、様子が激変した。日銀の買いが追い付かないほど、国債の売りが多くなっているのだ。
そりゃそうだ。円の価値が下がるのだから円債の売りにつながる。たとえば約100兆円の円債を持っている外人から見たら、1ドル80円の為替が81円になっただけで、為替差損は1.25%になるのだ。
このところの国債売りは外人だけではない。日本の銀行、生保筋も売りに走っている。マスコミでは投資家が円債を売って株を買っていると報道しているが、その内実は決して言わない。ただ「投資家が国債から株に転じている。」とぼかして言うだけだ。
もし、日本の銀行・生保が国債の売りに走っていると言ったら、とんでもない量のろうばい売りを誘うからだろう。
米国でのドル増刷200兆円、ユーロでのユーロ増刷250兆円が行き場を失って株式市場に流れ込み、株価が高騰している。なんと史上最高の価格になったという。
米国では景気の回復の一段の見込みがある、あるいはユーロでは危機は鎮静化されたなどと、マスコミやエコノミストがノー天気なことをほざいているが、これは地獄への入り口だ。
親父は資産も何にもあらへんからいいけど、資産のある方は、株や投資信託なんぞ買って一儲け企もうなんて考えないで、もうそこまで来ている財政破たんにそなえ資産の防衛を考えられた方がE-.。
前にも書いたが資産防衛は4つの策。すなわち
1)不動産
2)金(ゴールド)
3)株
4)外貨
だが、株はもう危ない。11月以来8兆円もの買い越しの外人が売りに転じたら、暴落する。
外貨はかなり円安に振れているので、ちょっと考え物。
不動産はこれからバブルで上がる可能性はあるが、換金性に問題がある。
一番確実なのは現状では金(ゴールド)ではないかと思う。財政破たんになれば、預金封鎖や新円切り替えは当然行われるだろうから、一番頼りになるのは金というわけだ。
それと、お金持ちの皆さんに一言言っておくけど、海外に口座を持っても、国税庁は預金封鎖の対象にすると息巻いているらしい。かなりに確率で捕捉されそうよ。
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