限定1台、1,600万円の「セブンイレブン限定 光岡自動車 エヴァンゲリオン オロチ」(以下エヴァカー)の申し込みは588件だったとか。多くのマスコミは588件「も」と、「こんなものに1,600万円も出す物好きがたくさんいる」という論調で、私の友人も「世の中、お金持ちが多いんだねえ」と驚いていましたが、私としては、えっそれだけ「しか」いなかったの?というのが正直な感想です。
たしかに1.600万円は小さな金額ではありませんが、20年ローンなら月々約7万円。そう考えると決して捻出できない額ではないですし、仮にオーナーになれれば、走っても停めても絶大な注目を集め、「写真を撮らせてください」と頼まれることも頻繁でしょう。そんな精神的優越感を考慮すると、それほど高いとは思えないので、もっと応募者は多いと考えたのですね。
それと、現実的には実収入もそれなりにあると思うのです。「私がエヴァカーのオーナーです」とマスコミ等にリリースを送れば取材が殺到するでしょうし、それをネタにブログやツイッターなどを始めれば、間違いなく膨大な数のフォロワーが付きます。
評論家の岡田斗司夫さん曰く、「フォロワーが10万人を超えると世界が変わる」そうです。アフリエイト収入ももちろんですが、例えばツイッターで「今、渋谷にいるんだけど、誰かご飯を奢ってくれない?エヴァカーで迎えに行くよ」と呟けば、現実に奢ってくれる人はたくさんいると言うのです。文字通り「食うのに困らない」わけです。
また不思議だったのは、私が気づかなかっただけかもしれませんが、SNSなどに無数にあるエヴァのコミュニティで、「お金を出し合って買おうよ」という動きが無かったこと。またクラウドファンディングで「出資者にはエヴァカー半日貸し出します」などとやれば、1~2万円程度なら出す人はたくさんいると思うんですよねえ。
まあ、私自身、「似たようなことを考える人は大勢いるだろうから当たるわけがない」と勝手に決めつけて諦めたので、そんな風に思った人も少なくなかったのかもしれません。
あと、これは買い手側の話ではないですが、話題に便乗する企業も皆無でしたね。例えば銀行が「当選者には低金利で融資します」などと唄えば、「面白い銀行だ」と話題性抜群だと思うのです。実際に当選者が融資を受けるかは別問題としても、それを発表するだけでイメージアップ効果はかなりのものが見込めますし、また実際に融資して最悪貸し倒れたとしても、世界で一台のエヴァカーは下手なマンションなどよりよほど担保価値が高いですから。
と、まあ、色々な妄想をしたわけですが、こんなイベントが打てるのもやはりエヴァだからで、つくづくすごい作品だなあと思います。で、貞本エヴァの最終巻を改めて読み返しているのでした (^_^)
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