フォトリーディング読書感想文 -86ページ目

フォトリーディング読書感想文

フォトリーディングで毎日2冊以上の本を読み、毎日1冊以上の書評ブログを書きます。  「読む読書」⇒「アウトプットする読書」 さまざまなジャンルの本を読み、ポイントを押さえわかりやすくお伝えします。


立花隆、佐藤優、松岡正剛、


僕が選ぶ、現代の「読書の巨人」3人です。



読書に関する著作は、どれも読み応えあります。



ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊/立花 隆

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功利主義者の読書術/佐藤 優

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多読術 (ちくまプリマー新書)/松岡 正剛

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「多読術」の書評。





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ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)/立花 隆・佐藤 優

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本書は、その中の2人、立花隆と佐藤優の読書について対談した内容です。


今、何を読むべきか?

立花隆の蔵書は3万5千冊、佐藤優は1万5千冊。
その中から、21世紀に生きるための教養書として、200冊。
書店の中に今並んでいる新書・文庫から200冊。
合計400冊を厳選しています。



どう読むべきか?

選んだ理由、読むポイント、読み方まで解説しています。
とにかく、すごい量。まだ、読んでない本ばかりです。
そして、質も濃い。


科学、心理学、死、文化人類学、20世紀の歴史、日本現代史、古典、数学、哲学、宗教、政治、社会、経済、歴史、思想、世界文学、日本文学、SF・・・・
あらゆる分野から選んでいます。


読書を極めた二人が書く内容は、本好きにはたまらない一冊です。


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■立花隆による「実戦」に役立つ十四か条


1、 金を惜しまず本を買え。一冊の本に含まれている情報を他の手段で入手しようと思ったら、その何十倍、何百倍のコストがかかる。

2、 一つテーマについて、一冊の本で満足せず、必ず類書を何冊か求めよ。

3、 選択の失敗を恐れるな。失敗なしには、選択能力は身につかない。

4、 自分の基準に合わないものは、無理して読むな。時は金なりと考えて、高価な本であっても、読みさしでやめるべし。

5、 読みさしでやめることを決意した本についても、一応終わりまで一ページ、一ページ捲ってみよ。意外な発見をすることがある。

6、 速読術を身につけよ。

7、 本を読みながらノートを取るな。

8、 人の意見や、ブックガイドの類に惑わされるな。お粗末なものが多い。

9、 注釈は読み飛ばすな。しばしば本文以上の情報が含まれている。

10、 本を読みときには、懐疑心を忘れるな。デタラメはいくらでもある。

11、 オヤと思う個所に出合ったら、必ず、この著者はこの情報をいかにして得たか、この著者のこの判断の根拠はどこにあるのかと考えてみよ。

12、 何かに疑いを持ったら、いつでもオリジナル・データ、生のファクトにぶちあたるまで疑いをおしすすめよ。

13、 翻訳は誤訳、悪訳が極めて多い。

14、 若いときは、何をさしおいても本を読む時間をつくれ。




5 「読みさしでも最後までページをめくること」
10~12 「疑いを持つこと」
僕自身は、この項目については不十分でした。



この立花さんの読書法は、モサド(イスラエル諜報特務庁)、KGBとか、対外諜報庁の本の読み方、買い方と同じだということです。
情報取得のプロとその方法が同じとはさすがです。


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『資本論』『国家論』『純粋理論批判』『パンセ』『方法序説』『わが闘争』『ユートピア』『量子論』・・・・・
古典の必読書もたくさん紹介されています。

僕は古典、ほとんど読んでいません。
「読みやすい、手軽な本ばかり読んでいるなあ」と反省させられました。
もっと古典を読んで、「知」の基礎体力も必要だと感じます。


本はたくさん、無数にあります。
読みたい本のリストは増える一方です。

何を選んで、どう読むか?

本当に難しいですね。




目次

第1章 読書が人類の脳を発達させた—狂気の思想、神は存在するか、禅の講話
ブックリスト1 知的欲望に満ちた社会人へ—書斎の本棚から二百冊
第2章 二十世紀とは何だったのか—戦争論、アメリカの無知、スターリンの粛清
第3章 ニセものに騙されないために—小沢一郎、官僚は無能だ、ヒトゲノム
第4章 真の教養は解毒剤になる—マルクス、貧困とロスジェネ、勝間和代
第5章 知の全体像をつかむには—東大生・立花隆、神学生・佐藤優、実践読書術十四カ条
ブックリスト2 すぐ役に立つ、すぐ買える—文庫&新書二百冊