フォトリーディング読書感想文 -116ページ目

フォトリーディング読書感想文

フォトリーディングで毎日2冊以上の本を読み、毎日1冊以上の書評ブログを書きます。  「読む読書」⇒「アウトプットする読書」 さまざまなジャンルの本を読み、ポイントを押さえわかりやすくお伝えします。

マイケル・ジャクソン 仮面の真実/イアン・ハルパリン

¥1,575
Amazon.co.jp


マイケル・ジャクソンを殺したのは強欲だ


マイケル・ジャクソンマイケルの自伝を執筆するために、本書の著者で有名なジャーナリストのイアン・ハルパリンは、
2005年、児童性的虐待疑惑裁判の評決か出たときから、マイケルの取材を始めた。
当初、彼は、マイケルの有罪を確信していた。

数百人に及ぶ内部関係者、ジャーナリスト、セレブリティの話を聞き、潜入取材を繰り返した。

それから3年の間で発見した情報のほとんどは、マイケルを白日の下にさらすことができる内容のものではなかった。
性的虐待をおこなっていたことを示す証拠は一片たりとも見つからなかった。

・強請(ゆすり)
・薬剤によりつくられた証言
・告発者たちの経済的な目的
・無責任でひどく偏ったジャーナリストの報道
・マイケルの屈辱の局部の撮影
・群がるたかり屋

マイケル自身が被害者だった。



アメリカマイケルはもう二度とアメリカには住むまいと決めた。
ネバーランドを売却して、新しい生活の場をヨーロッパに真剣に探していた。
しかし、1年以上たっても、マイケルはまだアメリカを離れない。

「なぜ、いつまでもロスにいるのか?」
情報源のひとりであるマイケルの従業員に尋ねたところ、驚きの答えが返ってきた。
「重篤な病気だ」という。
“アルファ・ワン”という遺伝子疾患のためだったのだ。
かなりひどい状態なんだ。
肺移植が必要かもしれないってみんなは心配しているんだけれども、
マイケルの体は手術に耐えられないかもしれない。
ほとんど目が見えない日もあるんだ。
それに、歩くのにもずいぶん苦労をしている



パソコン2008年12月、著者は、マイケルは”余命半年”という情報を流した。
「マイケルが危ない」

マイケル側はすかさずこれを否定した。マイケルの健康状態には少しも問題がないと主張した。
しかし、これよりわずかひと月たらず前、バーレーン王子との民事訴訟を、マイケルは健康状態が悪いため証言することができない「明白な理由」があるとして、欠席していたのである。

半年と1日後にマイケルは亡くなった。



鷹マイケルを操っていたハゲタカたちが
彼の知らないうちに狂気のロンドン公演をどうにか仕組んで、
後になってから彼に既成事実として伝えた。


出演料は信じられないぐらいの額であった。
マイケルの財務のアドバイザリーたちはそれこそみんな、このままでは破産すると彼に言っていた。
コンサートをやらなければならないと。

マイケルは最初は拒んだ。
自分が公演を務め上げられるとは思っていなかったからだ。

「世界でこれまで見たことのないようなカムバック競演になる」
ハゲタカたちはマイケルを説き伏せた。
「ふたたびキング・オフ・ポップとして返り咲くことが出来る」


叫びほどなく、十回のはずの公演が五十回に増え、コンサート収入の見込み額も一気に跳ね上がる。
マイケルにもっとも近い人たちは、彼が十回の公演すら行える状態ではないことを知っていた。
私たちには悲劇が起こるのはもうわかっていた
彼らの危惧は、マイケルが二度目のリハーサルの最中に倒れたときに現実になる。
マイケルは驚くほど痩せていた。

テレビ。フォックスニュースは報じた。
骨と皮ばかりになってしまったマイケル・ジャクソンには、もはやムーンウォークは無理かも知れない


ドクロ公演中止の懇願は無視された。
からんでる金額が大きすぎたのだ。

精神面でも肉体面でもマイケルの健康状態は急速に悪化していた。
マイケルは食事もとっていなければ、睡眠もとっていなかった。
寝れば寝たで、自分が殺される悪夢を見た。
ファンを失望させることになるってずいぶん心配していたよ。
自殺したいと思っているんじゃないかって思わされるようなことまで口にした。・・・・・
彼の口調には、人生に疲れて死にたがっているみたいな何かがあった。
声もダンスもすでになくしていたから。
ステージで辱めを受けるくらいなら死にたかったのだろう
マイケルの友人は言う。
彼は何かに気を奪われているみたいで、音楽やパフォーマンスのことなんかもう少しも気にかけていないみたいだった。
生まれてこの方、あんなにも悲しそうな顔をした人を見たことがない。
終わりはそう遠くないと感じたよ

死んだほうがましだ。
何も僕を救ってくれない。
僕はもう終わりだ
と、マイケル。



ガックリマイケルの死の直後、ジュームス・ブラウンの近親者のひとりと接触した。
彼はマイケルとの最近のやりとりから、驚くべき独自の説を持っていた。
まったく、マスコミはとんだ勘違いをしている。
マイケルが死んだときにそのばにいたという新しい医師の事を聞いて、何があったのかおれにはすぐにわかった。
マイケルは自分を殺してもらうために彼を連れてきたんだよ。
マイケルはそうやって自殺したのさ



母マイケルにいちばん近かったマイケルの母親、キャサリンの言葉である。
マイケルはいやな奴らにたかられていた


本「マイケル・ジャクソン裁判」 の内容と同じだ。

マイケルは操られて、殺されたのだ。



映画“THIS IS IT”

来週末、マイケルのロンドン公演のリハーサル映像が映画公開される。

見るのを楽しみにしていた。
でも、この本を読んでどうしようか迷っている。


まわりのハゲタカたちに、死の淵に立たされ演じさせられているマイケル。

そんな悲しい顔は見たくない。




■目次

ジョーディ少年との出会い
強請、悪徳弁護士の暗躍
家宅捜索、ジョーディの告白
疑惑の薬剤、つくられた記憶
屈辱の局部撮影、白斑、オプラへの告白
告発者たちのあやしい素性、とびかう大金
子供たちの語るそれぞれの真実
一五〇〇万ドルの和解
電撃結婚、ゲイの恋人たち、サイエントロジー教会
赤ん坊宙吊り事件、二度目の結婚、ソニーとの確執
たかり屋たち
最終判決
覆面調査、マイケルに会う
遺伝性疾患、ロンドン公開疑惑、薬物中毒



マイケル・ジャクソン裁判 あなたは彼を裁けますか? (P‐Vine BOOKS)/アフロダイテ・ジョーンズ

¥1,995
Amazon.co.jp