仕事で福島県へ向かっている。

午後3時の新幹線はなんだか無礼講のようで、いろんな人が乗っている。


指定席の窓側は満席だったので、自由席に乗った。


窓の外は夕暮れ時で、とても空が綺麗だった。


冬の夕暮れは1時間。

いや、30分くらいかも。


めちゃくちゃ自由で、私も自由になった。


窓側はもはや娘の席。その前は妻の席。

 

僕は1人にはなれないと思っていた。



時は過ぎ、もうあたりは夜。



家の明かりは、今度は家族を想像させる。


家族があることと1人でいること。


旅と魂。


温もりや幸せについて。


安らぐことと戦うこと。



心がまたグニャグニャになった。


よかった。