慰安旅行で、グアムに行くことになり、3日間ほぼ全日、自由行動なので、
機体は、セスナ172型(4人乗り)
・エンジン 160馬力
・巡航速度 約190キロ
・航続時間 約6時間
・飛行高度(max) 3000フィート
(=3900メートル)
・離陸滑走距離(min) 500メートル
操縦するのに、最低限確認する計器は、
大きい丸型の11個のうち、
一段目(左から)
二段目
ぐらいでしょうか。
操縦桿は、
操縦桿の右側に、黒いつまみのついたのが、スロットル・レバー。押しこむと、High。
写真は撮れませんでしたが、足元には、左右別々にラダー・ペダルがあり、
自動車のアクセルペダルの動きと同様に踏むと、メインギア(車輪)のブレーキがかかる。
ペダル全体を踏み込むと、ラダーが動く。右を踏み込むとラダー右。このとき、左は戻ってきます。
ってな感じの説明ビデオを15分間ぐらい見てから、機体に乗り込むわけです。
←最初は、結構、緊張します!!
まず、タキシングで、滑走路に向かいます。
この時は、エンジンはスロー固定で、
両足ペダルによるラダー操作のみで、
転がしていきます。
(両手は操縦桿から、離して)
滑走路に入ったら、操縦桿を握り、
スロットル・レバーをゆっくり押し込んでいきます。
この時、当然、だんだん速度が上がっていきますので、機体が左右に蛇行しようとするので、
ラダー操作(両足ペダル)で、出来るだけまっすぐに走るようにします。
更に速度を上げて、先ほどの速度計を見ながら、60ノットを超えたところで、
ゆっくりと、操縦桿を引いていきます。(エレベーター・アップ!!)
ここから、高度計を見ながら、およそ2500フィートまで、まっすぐ上昇を続けます。
目的高度に達したら、ゆっくり操縦桿を押し戻して、水平飛行に入ります。
あとは、どうしても、若干の気流の乱れがあるので、エルロン&エレベーターの操作をして、
機体を安定させながら、景色(主に水平線・地平線)を見て、基本姿勢・高度を保ちます。
途中、どうもUP気味だったので、ラジコンでいうところのエレベーターのトリムを調整してもらいました。
大分慣れてくると、景色を楽しんだり、おつきのパイロットさん(日本人)と、ラジコンの話などしながら、
しばらくリラックス・タイム。
やはり、体験操縦する人の中には、ラジコン・フリークの方も結構いるみたいでした。
さあ~、次は旋廻練習に入ります。
ここからは、ラジコン経験の有無が結構効いてくるんじゃないかと思います。
たとえば、エルロンきると、高度が落ちるので、エレベーターをUPします。
とりあえず、傾斜計を見ながら、
操縦桿を左にきって、
30度のバンクで、旋廻です。
60度程度まででもOKですが、
後ろの二人(ラジコンにも、飛行機にも
特に興味が無い)も同乗しているので、
この程度にしておきました。
右旋廻も同様です。
これで、基本操作は、ほぼ出来たので、
景色も楽しみながら行きましょう!!
なんてインカムで話をしながら、
ラダー・ペダル踏んでみたりして、
実機の操作感覚も、いろいろ試すことも出来ます。
飛行管理区域内なら、
自分の行きたい方向に、機首を向けて、
海上に出たり、雲の間を抜けたり、
ある程度自由に操縦させてくれます。
さて、20分間程度飛んでいたでしょうか。
次は、緊張の着陸に向け、グアム飛行場を目指します。
これまでは、2500~3000フィートの高さで飛んでいましたが、
まず、1300フィートまで、高度を下げていきます。当然、眼下の景色がだんだん近づいてきます。
進入路に向けて、右90度ターンします。
すると、前方に滑走路と、管制塔から、進入高度の良否を示す、4つのランプが進入路の右端に見えてきます。
これは、結構難しいですよ~。
ランプの色と個数で、進入高度の、「高い」「低い」「OK」が表示されるので、
「OK」(黄色2つ&白2つ?←操作に集中してたので、覚えてません!!)になる様に、
エレベーターを操作します。
*さすがに、このときのスロットル操作は、おつきのパイロットにお任せ。
フラフラします!!(ラジコンの様に、逆に舵を打つことは無いですけどね)
が、なんとか、センターラインを捉え、最後に少しエレベーターをUPし、ソフト・ランディング!!
「やったー!!」っと、これで一安心。
あとは、駐機場まで、ラダーと、ブレーキ操作で、タキシングして帰ります。
目的の場所に到着したら、スロットルを最スローに戻し、最後に、メインスイッチをOFFして、エンジン停止。
「お疲れ様でしたー!!」
とても、貴重な体験をすることが出来ました。
ラジコン・フリークの方なら、「絶対!!」やってみるべきだと思います。
ジェットスキー、ジェットボートなども乗りましたが、
空中を、自分の操作で、自由に飛び回ることは本当に爽快&達成感は、
桁違いですからね~。
みなさんも、是非!!
最後に、料金など、お知らせしておきます。
・全工程にかかる時間:2時間程度(飛行時間は、20~30分程度)
・料金:190USドル(同乗者は、無料)
今度は、いつけるかな~?