広島の空に 月が輝いていた
なんていう川だろう
なんていう橋だろう
街灯の明かりにきらめく水面
この川はさっきと同じ川だろうか
この橋はさっき渡った橋と同じだろうか
電車から見える海も空も なんて美しいんだろう
海と山がとても近い
その間をくぐり抜けて走る電車は
どこかにタイムスリップするかのようだ
もしや…?
鳥が飛び、鳴き声でつばめとわかる
まずは
「ぴーちゃん」といつものように声をかける
顔に当たる風も気持ちがいい
公園の川べりに腰を下ろし
夕暮れ 静かに 肩を並べる
その場で
『その日、輝きは失われた(2016)』を
聴こうかと思っていたけど
その思いは、トーンダウンしていた
広島の空は
あの夜二つに分かれていたそうだ
あの時子どもだった人たちの証言に
大きな衝撃を受ける
まさか、
多くの「絵」で
戦争を知ることになるとは思ってもいなかった
思い出したこと
覚書
原爆詩『ヒロシマの空』(林幸子)
『私の子供達へ』作詞・作曲/笠木透
『この世界の片隅に』(こうの史代)
『その日、輝きは失われた(2016)』
(安冨歩、片岡祐介、新雅史)
『ひろしまのピカ』(丸木俊)
丸木美術館