待ちに待った呉&江田島への旅、行ってきました。

義母さんが初めての一泊ショートステイに行ったので、その間私は久しぶりの一人旅です。

食べたものやお土産で買ったものなどは②で綴るとして、まず二日目に行った、江田島にある海上自衛隊 第1術科学校の見学ツアーに参加した感想を→


海上自衛隊第1術科学校は、明治21年(1888)東京築地にあった海軍兵学校が江田島に移転し、海軍兵学校生徒の教育が開始され、昭和20年(1945)12月1日に閉校されるまで、57年間にわたり、海軍士官養成の場となったようです。

終戦後は、11年間にわたり、米・英連邦軍等が進駐、施設を使用しましたが、昭和31年(1956)1月、海上自衛隊が施設を引き継ぎ、横須賀から術科学校が移転、昭和32年(1957)5月には海上自衛隊幹部候補生学校が独立開校し、翌33年4月には、海上自衛隊第1術科学校が発足しました。

こちらは現在機関及び潜水艦に関係する術科を除く艦艇術科、特別警備、陸上警備、立入検査に関する教育機関となっています。


現在一般向けに無料の見学ツアーがあり、私が行ったときは予約不要で当日に申し込みできました。平日だからか、私を含めて4人だけ。土日はもっと多いんだと思います。

恐らく自衛隊OBの方かな?案内役となって頂き、説明してもらいました。


大講堂


1918年建設。
瀬戸内の島で採取された御影石がつかわれているそうです。

天井

壇上真ん中には天皇が来られたときに座られていた場所があります。上部は菊の御紋がかたどられています。
今では入校式、卒業式が行われているそうです。

幹部候補生学校(旧海軍兵学校生徒館)
現在海上自衛隊の幹部自衛官を養成する施設となっています。
レンガ造りの洋館。


左側より入口だけ入らせてもらい、内部を見ることができました。



教育参考館
内部は撮影禁止です。
特攻隊の方々の遺書、旧海軍幹部の遺品など膨大な資料が展示されています。
東郷平八郎の遺髪室もありました。

過去の戦争で亡くなっていった人々それぞれの人生があったことがうかがえ、戦争とは何かを考えさせられる素晴らしく貴重な場所です。
トータルの見学時間は90分、こちらの教育参考館では約30分でしたが、とてもとても30分では見きれませんでした。

またもう一度来なくては、と思いました。

②へ続く