内部留保をため込むくらいなら社員の給料を上げてくれ、という声が相次いでいます。
内部留保とは簡単に言うと、企業の貯金のようなものです。
社員からすれば貯金するよりも、その分のお金を給料に回してほしいのですが、
企業が先行きの見えない時代に対して、給料アップに消極的になっています。
給料は一度上げてしまうと下げるのは難しいので、昇給はかなり慎重な判断になります。
社員の生活が潤わないと社会全体の景気は良くならないのですが、企業にも
そんな余裕はないのでしょう。
これがバブルの時期だったら先行きが明るいので、どんどん昇給していたかもしれません。
これからの社会に明るい見通しをもっている人は少ないので、社会でお金が回らないのです。
最近では大企業も社員の副業を認めるようになっています。
会社の給料だけでは社員の生活をまかないきれないので、空いた時間で副業してもいいよ、
というのです。この改革は革新的なことではありますが、社員はこれまで以上に働かないと
いけないので自分の時間がなくなってしまいます。
そもそも、会社には残業というものがあるので、そう気軽に副業はできないでしょう。
若い人ならとにかく働いてお金を稼ぐということもできるのですが、そういった働き方は
長続きしませんし、どこかで体を壊してしまいます。
時間とお金を両立させるような働き方はできないのでしょうか。

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