ずっとあこがれていた制服が着れて、
クラスのみんなと仲良くなって、
気付けば部活が決まりました。
わたくしだんご、
吹奏楽部に入部いたしました!!
高校に入る前も入ったあとも、
吹奏楽を続ける気は全くありませんでした
中学生のとき、
特に1年生のとき、
全然宿題とかやってなくて、
家に帰ったらすぐ寝ちゃって…
そんな毎日で、
テスト前に必死に勉強して理解してる状況だった
もうそんな日々は送りたくなくて。
だからあんまり活動のない部活に入って、
毎日勉強がんばろうってずっと思ってた
だから吹奏楽部の見学は行ってなかったの
でも音楽が大好きで、
J-POPとかロックはもちろん、
クラシックや吹奏楽の曲を毎日聴いてた
今年の吹奏楽コンクールの課題曲だって
何度聴いたことか
しかも入学式のときの入場は吹奏楽部の演奏だったんだけど、
めちゃくちゃうまくて!!
課題曲だっだんだけど、
まだ4月なのにこんなにうまいって
夏にはどれだけすごいものになるんですか?って思った
そんなんだから、
入らないにしろ演奏くらい聴きたいなーって、
そんな軽い気持ちで演奏会に足を運んだの
遅れて行ったから2曲しか聴けなかったんだけど、
気付いたら目に涙が浮かんでたの
ひとりで泣いてるのも恥ずかしかったから
がんばってこらえたけど。
演奏に対しての感動の涙もあったんだろうけど
なんかそれだけじゃなかったような気がする
なんかそのときにはもう入らなきゃって思ってて、
でもこれからちゃんとやっていけるのかなっていう不安が生まれて、
でもこんな演奏をあたしもしたいっていう気持ちがあって…
そんな心の中の葛藤が涙に変わったんだと思う
それから悩みに悩んだ。
自分はなんのためにこの高校を選んだんだ?って考えたら、
決して吹奏楽をするためではないんだよね。
大学に入るためなんだよね。
それなのに中学のときみたいに、
部活に没頭して勉強できなくなったらどうするんだって話だって…
でもそんなの部活のせいにしてるだけだったなって。
ちゃんとやってる人もいたわけだし。
そして3月にあった三送会を思い出した。
あたし後輩たちの演奏を聴いて、
涙を流したの。
後輩なのにあこがれみたいなのを抱いてた
自分も誰かに感動を与える演奏をしたいって思った
そしてなにより久しぶりに「合奏」をしたときは、
心から「楽しい」と思った
最後の決断の決め手となったのは、
あるひとりの人の言葉。
「悩んだら辛い道を選べ。」
絶対に吹奏楽部に入るという選択の方が
自分にとっては辛いと思う。
でもそれを乗り越えたら、
どんなに強い人間になれるだろうって思う。
だから入ろう!って思った。
未来のことはわかんないけど、
3年後に後悔しないような気がするんだよね。
入って良かったと思える日が来るような気がするんだよね。
まぁそんなこんなで入部したわけですが、
今はまだ不安しかありません。
でも先輩方がすごくすごく楽しそうなんです!
誰もが笑顔で部活に来て、
笑顔で練習して、
笑顔で帰って行くんです!
そんな姿を見ていたら、
なんだか少しやっていけそうな気がするんです。
だんご

