本日未明、九州地方熊本県を中心に2度目の大規模震があり、現在日本は混乱しております。
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私は阪神大震災を経験しております。
今回の地震規模はそれに匹敵しております。
被災地の方々へ、心中察し上げます。どうか皆さまご無事で!
私も物資の供給や募金などを差し上げて参りますので
どうか、どうか持ちこたえて下さい。
そして皆さまも是非ご協力をお願い申し上げます!!

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後編では裁判結審までのお話を書きますm(--)m
お読み頂きありがとうございました。
※ご相談やご質問、お悩み相談等、受け付けておりますのでお気軽にどうぞ!危険ドラッグは絶対に手を出してはいけません!興味本位でやる事は絶対辞めて下さい!
又、周りに使用している方がいらっしゃれば直ちに辞めさせて下さい!

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では後編を書いていきます。
前回は危険ドラッグ使用3年目、会社を解雇された所まで
書きましたがその続きへと参ります。

3年間もほぼ毎日危険ドラッグを吸引し
頑張って長年続けてようやく手にした
社会的地位、職を失いました。
これまでのお話をまとめると以下になります。

【内面】
:性格ががらりと変わった(凶暴性を増した)
:人と接するのが怖がるようになった
:薬物で自分を保とうと思うようになり、より依存していった

【外面】
:滑舌が悪くなり呂律が回らなくなった
:平衡感覚が狂い車の運転がまともに出来なくなった
:顔が変形してしまった、主に目が見開き瞳孔が開いていた

4年目、5年目になると以下の上記に加えて、副作用が出始めました。
どういった副作用が待っているか知って頂きたく書きます。(これは自身の例です)

:平行感覚が更に狂い歩行が困難になった
:極度の冷え性になり、真夏でも暖房を付けた
:ドラッグを使用していなくても幻聴や幻覚を聞いたり見たりするようになった
:吸引後に意識を失う事が多くなった
:気が付いたら無呼吸になり何度も窒息した
:手が常に震えPCのタイピングもままならない様になった
:人に会いたくなくなり外出はほぼドラッグを買うときのみになった
:食事がまともに取れなくなり体重が20㎏落ちた
:物忘れが激しくなり何年の何日か分らなくなった
:生殖器が委縮し、勃起する事がまれになった
:更年期症の様に頭が常に逆上せていた
:上記に加え、首の発熱が異常なくらい起こった
:無呼吸状態と共に肺機能の低下によりいつも息苦しかった
:いわゆるむずむず脚症候群になった
:上記の様々な要因により寝る事が出来なくなった
:当然食事もままならなくなり栄養不足で舌苔 (ぜったい)になった
:頬は完全に痩せこけどう見ても薬物常用者の顔になった
:完全に呂律が回らなくなっていき言語障害に近い状態になった

細かく書けばもっとありますが…様々な病気を併発しているのが
分ると思います、恐ろしい副作用です。皆さんは絶対こうならないで下さい。
特に辛かったのは呼吸が苦しいのと、むずむず脚症候群、逆上せ状態ですかね…。
そもそも睡眠が取れないのが一番辛い事でした。
そういった副作用の症状が4,5年目になるとはっきりと自覚します。
そして婚約までしていた愛する彼女は…とうとう私の元を去って行きました。
後悔しても遅いのですが失ったものは大きかったのです。

5年目、貯金は底を尽き始めました。
このまま死んでしまおうと首を吊りました。
しかし、紐代わりに使ったバスタオルはするりと解け
死ぬ事は出来ませんでした。
私は宗教家でも無く、神様仏様を重んじておりません。
でもきっとまだ死ぬ時ではなかったのでしょう。
生きろ!と自分の心の奥底が叫んだように思いました。

気が付けば常用から6年目に差し掛かる手前でした。
更に吸引を続けていたら死に至っていたとはっきり分りました。
上記の様な副作用を何とか克服しようとまずは断薬をしました。
そして流動食やサプリメントから栄養を確保し
ジョギング(最初は出来なかったのでフラフラのウォーキングから)
も始めました。すると徐々に症状は改善されて行きましたが
軽くなった程度で社会復帰など夢の又夢くらいの状態です。
薬物依存症無料相談センターにも電話をし
担当の方に相談しました。すぐに精神病院への入院を勧められましたが
せっかくの有り難いアドバイスも拒絶してしまいました。
申し訳ない事をしてしまったと今では反省しております。
お顔も分らずお名前も忘れてしまいましたがこの場をお借りして
お詫び申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした!

そしてもう自力では生存不可能と判断し
フラフラになりながらも精神科に駆け込みました。
正直に薬物を常用し続けてきた事は言えませんでした。
恥がそれを邪魔していたのでしょう…愚かです。
症状のみを説明し診断を受けました。
発症原因は仕事上のストレスだと思うと伝えました。
症状の正体は、はっきり言って分らないと言われました。
専門家の先生が言う事です、正直耳を疑いましたが
それほど様々な病気が併発していたのでしょう。
障碍者認定しようかと言われましたが断りました。
処方された薬は睡眠薬等を含むと8種類程。
異常な量です。

脳の状態が心配になりMRI検査も受けました。
結果は恐ろしい事に大脳皮質にたくさんの小さな穴が
空いた状態になっていました。
医者は当然、薬物使用を疑っていましたが
上記にも書きましたが、私は恥ずかしさもありそれを隠しました。
まあ当然バレてはいたとは思いますが…
そうです、危険ドラッグはこんなに恐ろしいモノなのです!

そして受診から半年が経ち、薬のお蔭やトレーニングの効果もあり
症状はほとんど改善されて社会復帰の入り口がようやく見えてきました。
見えてきましたのですが…
恐ろしい事に依存性はやはり完全には治ってはいませんでした。

ある日、インターネット通販で危険ドラッグを買ってしまいました。
商品を品定めする自分はどう映っていたのでしょう…
本当に馬鹿です、愚かです。
何をやっているんだと自分の中で葛藤があり頭を抱えました。
商品が届きました。
封を開ける手が震えていました。
開封すると1パケット5gの商品と供にご丁寧に【試供品】と書かれた
パッケージデザインの無いものが3g程入っていました。

やるかやらないか(吸引を)3日悩みました。
そして3日後…
ドラッグを吸引しました。
7,8か月ぶりですか…
懐かしさと後悔と情けなさと自分への失望。
色んな葛藤がありましたが。
両方のドラッグを半分程使用しました。
体は拒絶をするどころか
待ってました!と言わんばかり快感を得ました。

しかし、これまでと違ったのは
その後はドラッグに手を付けなかったのです。
初めて危険ドラッグに打ち勝った瞬間でした。
後はもう二度とやらない!社会復帰を目指す!
また経営陣として会社を動かすような人物になるんだ!
そんな決意をし、ドラッグを物置にそっとしまいました。

就職活動を始めました。
不安で一杯でしたが10数社受けて
1社を除き内定を貰いました。
嬉しかったです!また俺は立派な社会人になるんだ!!
決意をし某企業を選ばせて頂きました。

そんな矢先でした。
それは突然やって来ました。
早朝7時前でしょうか、突然呼び鈴と玄関をノックする音。
そして【○○さん!】と大きな声で呼ばれました。
何事かと思いのぞき窓を見ると指で塞がれていました。
ぞっとしました、パニックになりました。
しかしノックはやまず、このままでは近隣の方に迷惑が掛かる
そう思いチェーンを付けたままドアをそっと開けました。
…見たこともない人がいました、しかも5、6人も。
【○○さんやな?】と言われたので、はい。と答えました。
この時点でようやくこの方々は刑事なのだと思いました。
チェーンを外すと玄関に入って来ました。
そして、逮捕令状と家宅捜索差押状を見せられました。
【分るよな?】そう言われ私は何の事ですか?
と聞くと【薬事法違反だ。これ令状な。部屋調べさせてもらうから。】
刑事さんたちは皆で手分けして私の部屋を捜索し始めました。
そして物置から危険ドラッグを発見し、【これは何だ?言ってみろ。】
そう言われ私はドラッグに間違いありませんと言いました。
【んじゃ7時34分、○○さんを薬事法違反で逮捕します。】
刑事さんはそう宣告すると私に手錠をはめました。
生まれて初めて手錠をはめられました、屈辱と後悔です。
そして自宅前に停車してあったバンに乗せられて…

次回は拘留された時のお話し、留置所、拘置所、そして裁判結審までの
お話を書いていきたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。
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ブログを見返して自分の文章力に情けなくなります。
それでも見て頂ける方がいらっしゃるので頑張って書いていきます。

さっそくですがニュースです、ちょっと古いのですが…
昨年初頭、危険ドラッグの販売目的所持(営利目的)により
某大規模系暴力団の幹部らが医薬品医療機器法(旧薬事法)
により逮捕されました。県内初の事例だそうです。
噂によるとかなり前から内偵捜査が入っていた様で
組事務所の家宅捜索は全国初だったそうです。
警察の十分な裏付け捜査により検挙に至った事や
危険ドラッグのルートの一つを断ち切ったという意味では
県警は十分に仕事をしてくれたようです。
又、準構成員や協力者と思われる人物も
続々と芋づる式に逮捕されております。

では話は戻りまして私の危険ドラッグ体験談を書いていきます。
前回は会社を解雇されて2年、服用を始めて5年目までを
書きましたが、今回はどの様な副作用があったかを書きたいと
思います。内容が過激な為、ご注意として
お心の弱い方などは閲覧を控えて下さい。

まず私はが使用した危険ドラッグはおよそ50種類を遥かに
越えています。これは法律をかいくぐり規制に引っかからぬ
様に構造を変えた銘柄がどんどん出て来たからです。
古い銘柄は規制され、すぐに新しいモノが出る。いたちごっこです。

自覚症状として前回のブログを参考にして頂きたいのですが
今日はもっと詳しく症状を書いていきたいと思います。
知っておいて頂きたい事としましては、覚せい剤(ヘロインなどを含む)
にはご存知の通り強烈な依存性があり、再犯率の高さがそれを表しております。
一方大麻は一般的に依存性は無いとされ、再犯率も低いのですが
より刺激を求めてもっと強烈な覚せい剤などに手を染める。
その時点で依存性はあると私は思います。
現に自身も覚せい剤には手を付けませんでしたが
大麻の使用感が忘れられずに危険ドラッグに手を出したのですから…

それでは順を追って書いていきます。使用から
1年目は性格ががらりと変わってしまった事、凶暴性が
増したように感じます。少しの事でもイライラしたりしました。
それまでの私では考えられないことでした。

2年目、明らかに滑舌が悪くなっていきました。
呂律が回らなくなって来たのです、酩酊したような感じです。
この時点で仕事はまともに出来ずになっていましたが
幸いか経営に携わっていたので事務作業が多く
対外との外商は部下に任せて何とか凌いでいました。

3年目、人とまともに話せないことで恐怖心が芽生え
対人恐怖症の様な症状が現れました。
車の運転もハチャメチャになっていきました。
それでも吸引を続けたのは危険ドラッグの
強烈な依存性だと自覚はしていました。
この頃の日記を見ると「人生楽しんだからもういい、いつでも死ねる」
と書いておりました。ぞっとします。
そしてこうも書いています。
「目がおかしい、鏡を見てもはっきりわかる。常に大きく見開き瞳孔が開いている」
これを書きながら思い出していますがこの頃になると
自分の外見が薬物中毒者の’ソレ’に変貌を遂げていました。
こうなると会社も放っては置きません。
プライベートの時間も割き、懸命に会社に尽くしましたが
その実績をもうカバー出来ないと判断されたのでしょうか。
限界が来たのでしょう。ある日、社長から直接解雇を告げられました。
「薄々気づいていたがもう隠しきれない、お前は薬物を常用してるだろ?
そんな役員に重要なポストを任せることは出来ない、辞職をしてくれ。」
その言葉を今でも覚えています。
私はそれに対し今まで溜まっていた愚痴や
会社への批判を社長に面と向かってぶちまけました。
丁寧な言葉で書いてありますが、殴りかかるかのように
暴言を吐き、最高幹部に詰め寄ったのです。
その場で解雇され、退職しました。

今回のお話は長くなりますので続いて
書いていきます、後半もお読み頂けると嬉しく思います。
では後編で!

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では前回の続きからお話しします。私が初めて危険ドラッグに手を出した時の購入先は店舗です。
頭のどこかに薬物使用の快感、ストレスのはけ口を求めていたのです。
もちろんハーブと呼ばれる合法(脱法とも言いました)である存在である事は認知していました。

ある日、車で街をドライブしていると「ハーブあります。」との看板が出た
18歳未満入店禁止のお店を発見しました。その日は精神的にかなり疲れており
誘われるようにお店に向かったのを今でも覚えています。
お店に入るとレゲエが流れておりジャマイカを象徴するようなラスタカラーの装飾の店内。
ふとクラブが懐かしく感じました。
ショーケースには様々なメーカーのパッケージが並んでおりました。
ちなみにこれを小分けして販売いする店舗もありましたが割高になります。
1パケ(梱包されたアルミもしくはビニール製のものを指す)3gから5,6gまで様々な種類がありました。
小分けしているお店は1g以下でも販売していました。gはグラムを指し通称「ジー(g)」と言います。
店員にお勧めを聞くと5g6000円の銘柄を勧められました。
一度だけと思い購入に至りました。

家に帰って試すと大麻のそれを大きく上回った効果が表れてきたのを自覚し、SEXフレンドとの行為をしてみました。とてつなく気持ち良く、生まれて初めて3回連続の射精を味わいました。
相手も吸引していたのでいつにも増してエロティックになっていました。
幻覚、幻聴、敏感肌になったり、宇宙へ昇天していくようなトリップに感動しました。
(決して薬物使用を助長する訳ではありません、ご了承下さい!)

当時、私は経営陣の中におり、社長にそばで仕事をすることが多くなっていました。
体育会系の企業でしたので、直接やつ当たりされたり、常務から嫌がらせを受けたり。
そんな毎日でしたが評価をしてくれる事も多くやりがいはありました。
けど前にも書いたとおりに重いプレッシャーは自分に向いてないのかも知れません。
気を張って生きていましたが抱えるストレスと不満、愚痴は日々蓄積されていました。
その頃には毎日危険ドラッグを吸引し現実世界から逃げてきました。
さまざまな副作用が出始めたは服用3か月目くらいから。
まず同僚や取引先に「目がおかしい」と指摘を受けました。
鏡を見てみると確かに目が見開いて瞳孔もおかしい。
これは辞めるべきだと思いましたが危険ドラッグの怖さです。抜け出せません。
その後1年、2年と年が経つにつれ対人恐怖感や呂律が回らない。
車の運転がハチャメチャになる。
自覚症状がエスカレートしていきました。

普段は温厚な私ですが副作用なのか妙にイライラしたりして部下やパートさんに八つ当たりを
するようになりました。危険ドラッグの副作用、性格の凶暴化だと認識しております。
服用から3年が経ちとうとうまともに仕事が出来なくなり、告げられました。
解雇です。そして
愛する人が離れていきました、婚約していたので破局です。
苦労して掴んだ社会的地位を失い、自宅にこもりっきりになったのです。
それでも危険ドラッグの依存性に負け、吸引を続けました。
職業柄、人脈は非常に多かったため女性を紹介して貰ってはドラッグSEXをする。
毎日の様に危険ドラッグを吸引し将来に目を背けました。
前の記事で書きましたが人生十分楽しんだ、どうなってもいい。
この時期がそれに当てはまります。 自暴自棄になっていたんだと思います。

将来起業を目指していたので資産はありました、しかし
お金を豪快に使い続け、2年間であっという間に資金は底を付き
自殺を考えました。そう
気付いた時には廃人になっていたのです…私の人生は一度この時に終わりました。
今は立ち直り将来設計を考えて日々を送っています。
もちろん薬には手を出していませんし、一生出さないでしょう。
今回はこれくらいにします。いいねたくさんしてくれてありがとうございます!
少しでも興味を持って頂き、使用者の皆さんが辞めれるきっかけになれれば良いなと思います。

前回の記事に裁判に大きく影響すると書きましたがやや誇張しておりました。
申し訳ありません、少し訂正を入れておきます。
以前の薬事法は六法全書を読まれる方はご存知かと思いますが。
他の犯罪とは違い、明確な刑事罰規定の記入はありませんでした。
つまり裁判官や検察のさじ加減、裁量に委ねられていた「比較的軽い刑」です。
主に不起訴、処分保留、罰金が前提であり、執行猶予(実刑)はまれです。

もちろん営利目的が疑われる大量所持や販売の記録があれば売人として起訴され
この場合は私選弁護人を付けなければ執行猶予無しの懲役と罰金が併用されます。
逆説になりますが私選弁護人が有能な活躍をすれば執行猶予を勝ち取れるケースも多いです。
後日に書きますが留置所や検察庁で知り合った売人の方は何人か執行猶予を勝ち取りました。

では憲法の改定が行われてからはどうでしょう。
平成26年に薬事法は改定されましたが27年度版六法全書ではどうでしょう?
特に記載はありませんでした…だた今までの様に情状酌量の余地は無くなり
ションベン刑(軽い罪)と呼ばれる事は確実に無くなるでしょう。

次回は危険ドラッグの恐ろしい副作用、依存性、後遺症について詳しく書いていこうと思います。
ご購読ありがとうございました。
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現在、中年に差し掛かる男です。
私は危険ドラッグを5年間使用し、その副作用により苦しんだ事や常用して人生が変わってしまった事などを書いていきます。
危険ドラッグは絶対に手を出してはいけません!
興味本位でやる事は絶対辞めて下さい!
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ご相談やご質問、お悩み相談等、受け付けておりますのでお気軽にどうぞ(^^)
「一度だけ」。これが大切なあなたの人生を壊すことになる、私のブログを通してその恐ろしさを自覚して頂ければと思います。
尚、私は危険ドラッグ使用所持で逮捕され、拘留の後に起訴されて公判の後に実刑判決を受けました。
判決は懲役数か月、執行猶予付きです。

~危険ドラッグに手を出した理由~
まず私が何故危険ドラッグに手を出したかを書きたいと思います。
まとめると以下になります。

・仕事上のストレスを解消したかった。
・違法薬物の使用歴があり、手軽に買える危険ドラッグを求めた。
・ドラッグSEXに依存していた。
・人生を楽しんだからもういいと思い、投げやりになっていた。
・トリップの快感を忘れることが出来なかった。

では順を追って書いていきます。
私は社会人になり、サービス業界に身を置きました。
2年は修行の日々でした。厳しいご指導や色々な体験を通し又、自身で努力し地位を得てきました。
若干20歳で店舗を任されるようになり、1年後には管理職に昇進しました。
20代中盤には上級管理職に就き、年収もそれなりに高くなり周りから「出世頭」と羨ましがられた程に
充実した生活を送っていました。
プライベートでも沢山彼女やSEXフレンドが出来ました。
顔うんぬんよりサービス業で得た下からの精神のおかげだと思います。
ただサービス業と言う職種は拘束時間も長く、休みもまともに取れない
そんな劣悪な環境の職場です。
お客様からは毎日クレームを受け、上司からの叱咤や信頼していた部下の裏切り。

そんな生活の中で私が初めて薬物に手を出したのは21歳の頃です。
初めて正社員の直属の部下を持たせてもらい、励みにもなりましたが
私には荷が重かったんだと思います。
部下やアルバイトの扱いが難しく、売り上げにも頭を抱える日々でした。
大きなストレスが蓄積され続けていたのだと振り返るとそう思います。
そんな中、同僚の管理職者からクラブ(ラウンジではない方)を紹介されました。
レゲエやトランスの心躍るBGM、優雅に腰を振る素敵なレディー達。
現実世界とは思えない程、煌びやかで開放感がありストレスの発散には持って来いだと思いました。

ある日その同僚とバーカウンターで飲んでいる時に緑色の草を紙巻にし吸っていました。
私は「それなんすか?」と聞くと彼は「ガンジャだよ、マリファナ」。
そう答えると、「○○ちゃんもやってみなよ?音楽とかガンガンくるしキメてSEXするとやばいよ」。
そんな言葉をかけて来ました。私は薬物とは縁のない生活を送っていた為、
初めは怪訝な感情を持ちましたが、彼の半場強引な誘いに乗ってしまいました。
つまり初めて薬物に手を出したのです。
感想はこうです…一言で言うと凄いです。
視界が歪み、音楽がガンガンと耳に入ってきて自然に体が揺れる。
その状態で当時の彼女とSEXをしました。快楽の絶頂を味わいました。
お酒は嗜んでおりましたがそれとはまた違った気持ちの良い感覚を今でも覚えています。
(決して薬物使用を助長する訳ではありません、ご了承下さい!)

その後は毎週ペースでクラブに通い、大麻(マリファナ)を吸いどこの誰か分らない女性たちと
肉体関係を持つ。
そうして仕事のストレスの解消をしていました。
そんな日々が半年ほど続きましたが、務めていた会社の経営が軌道に乗り
今まで以上に仕事量が増え、休みの日も自宅で書類作成やプログラミングに追われる日々に変わり
クラブに通う時間が無くなりました。
結果薬物の使用は無くなり、仕事仕事の日々。
おかげで常務からは「若手のホープ」と呼ばれ、益々仕事に対する意欲が沸きました。
充実していました。愛する彼女と人よりちょっと贅沢なプライベート。

気が付けば20代も中盤に差し掛かり、本部の経営陣に加わりました。
様々なスキルを習得し、経験を積み、社会的な地位を手に入れました。
私は思いました。
「人生は楽しい、けど辛いことも沢山ある」
恵まれた環境を生まれて初めて手にし、悦に浸って居たんだと思います。
けれどそんな日々は長くは続きませんでした。
自分にかかる重圧に押しつぶされそうになっていたのです。
危険ドラッグに手を出してしまったのです。

理由は最初に書いた内容です。
大麻はすっぱり辞めれましたが、危険ドラッグは訳が違いました。
危険ドラッグを簡単に説明すると、麻薬や大麻の構造を変え法律に引っかからないように作られたモノです。つまりは覚せい剤や大麻同等以上の効果がある劇薬なのです。
しかも成分表などは無く、様々な種類の物がある。
恐ろしい薬物なのです。

※危険ドラッグの使用所持は平成26年11月25日より「薬事法」から
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」
(略称:医薬品医療機器法、薬機法)
に改正されました。
より厳しい罰が課せられるようになります。
判決に大きく影響します。
ストレートに言うと覚せい剤の罪と同等、あるいはそれ以上に厳しい判決が下ります。
初犯であっても執行猶予は貰えないかも知れません。
刑務所に行くことになります!

次回はその後の生活を書きたいと思います、お読み頂きありがとうございました。
薬物は貴方の体を蝕む寄生虫です!絶対に手を出さないでください!
周りに薦めてくる人物が居たら縁を切ってください!!
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