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ジュセリーノの正体 ブラジルのテレビから(字幕付き)

youtubeにアップされていました。

ブラジル・グローボTVのファンタスティコという番組ですね。




地元ブラジルでは詐欺師として有名なようです。

日経BPの記事

1月25日に大地震?ジュセリーノ予言の大ウソ

http://event.media.yahoo.co.jp/nikkeibp/20090107-00000000-nkbp-bus_all.html?p=1
(山本 弘=SF作家)


ブラジル人予言者、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースが「2009年1月25日、大阪・神戸でマグニチュード8.9の大地震が発生する」と予言した。彼は「世界最高の予知能力者」と呼び名も高い人物だ。
それだけにある種の信憑性をもって、人々の間ではまことしやかに語られているようだ。
だが、この際はっきり断言しよう。彼の「予言」は当たらない。

日本は世界有数の地震大国である。だから1月25日に大地震が関西を襲う可能性は決してゼロではない。
よしんば地震が発生したところで、それは「予言が成就した」のでは断じてなく、ただの偶然に過ぎない。
実際、天変地異を予言したものは過去にもたくさんあるが、ジュセリーノのそれも含めてなにひとつ当たってはいないのだ。

「2008年9月13日、愛知県岡崎市でマグニチュード(以下M)8.6の大地震が発生し、3万人が被災し、600人以上の死者が出る」。
こんな噂があったことをご記憶ではないだろうか。噂の発信源はブラジル人の予言者、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースである。

この名前に聞き覚えのある方も少なくないだろう。彼は「夢で未来を予知する」と主張する人物である。
日本では2007年頃から予言が書籍やテレビ番組で取り上げられるようになっている。多くのマスコミが「的中率90パーセント」「世界最高の予知能力者」などと持ち上げた。だから問題の日が近づくと、岡崎市では懐中電灯やカンパンなどの防災関連商品が通常の2倍以上も売れたという。

いうまでもないことだが、当日、岡崎市では大規模な地震は起こらなかった。まあ、市民の防災意識が高まるのはいいことではあろう。
その反面、こんな根拠のない話を大勢の人が信じてしまうことに不安を感じる。

そのジュセリーノは、2009年1月25日にも大阪・神戸で大地震が発生すると予言している。

岡崎市では予言を真に受けた人々が防災用品の購入に殺到「2008年9月13日、愛知県岡崎市でマグニチュード(以下M)8.6の大地震が発生し、3万人が被災し、600人以上の死者が出る」。こんな噂があったことをご記憶ではないだろうか。噂の発信源はブラジル人の予言者、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースである。



 そのジュセリーノは、2009年1月25日にも大阪・神戸で大地震が発生すると予言している。

「体重1トンのクマが出現する」という予言-- 出てきたのは子犬1匹 実際、ほんのちょっと調べるだけで、ジュセリーノの予言が「90パーセント」どころか、ほとんど当たっていないことが分かるのだ。たとえば2007年12月発売の『ジュセリーノ未来予知ノート』(ソフトバンク)の中で、彼は2008年に日本で起きる大きな地震を4つ予言している。

・2月15日~28日 M6.3(川崎)
・4月または5月14日 M6.7(千葉)
・8月6日 M6.5(東京)
・9月13日 M8.6(東海)

 実際にこの時期に起きた大きな地震のデータはこうである。

・5月8日 M6.4およびM7.0(茨城沖)
・6月14日 M7.2(岩手・宮城内陸地震)
・7月19日 M6.6(福島沖地震)
・7月24日 M6.8(岩手県中部地震)
・9月11日 M7.0(十勝沖の地震)

 見れば分かる通り、ほぼすべて「ハズレ」だ。かろうじて5月8日の茨城沖の地震が当たっているといえなくもないが、日も場所も規模も実際の地震とは少しずれている。

 あきれたことに、このような明々白々な事実を前にしてなお、マスコミはジュセリーノを持ち上げようとする。2008年10月9日放映のテレビ東京系の特番『史上最強の予言者ジュセリーノ/新たなる5つの警告緊急公開スペシャル』は、8月6日に東京で起きるとされたM6.5の地震を「的中」と評価した。その根拠は? 2日後の8月8日にM4.5の地震が多摩東部で起きたことだ。

 しかし、マグニチュードが2つ増えると、地震のエネルギーは1000倍も違ってくるのだ。「体重1トンのクマが出現する」と予言して、体重1キロしかない子犬が現われたら、当たったことになるのだろうか? そもそもM4クラスの地震なんて、日本では毎年何十回となく起きているのだが。


ジュセリーノの予言は「不的中率」が90パーセント以上 ジュセリーノは日本以外の国で起きる地震も多く予言している。そのうち2008年1月から11月までに起きるとされた地震は計19件。今のところすべて外れている。

 実際にこの時期に起きたM7以上の大地震は、2月20日のインドネシア・シムルエ島の地震(M7.5)、3月21日の中国新疆ウイグル自治区の地震(M7.2)、5月12日の中国四川省の地震(M7.8)、11月17日のインドネシア・スラウェシ島の地震(M7.5)だが、どれもジュセリーノは予言していない。

 ジュセリーノは四川大地震の翌日にインタビューに答え、「中国の国家主席宛てに『5月12日に中国でM7.8の大地震が発生する』と、手紙で知らせていた」と主張した。その予言が彼の著書に載っていないことについては、「たぶんスペースが足りなくて載せなかったのだろう」と弁明している。

 他にも2008年に起きるとジュセリーノが予言した事件(「6月と7月に日本を台風が直撃し、多数の死者が出る」「3つの巨大な竜巻がテキサス州などを襲う」「日本の気温が43度から45度に上昇」などなど)は、大半が外れている。当たったとされるものも、日付や規模がずれていることが多く、偶然と考えてよさそうだ。

後出しジャンケンの手法で「予言的中」の印象を操作する「そんなことをいったって」と、あなたは反論するかもしれない。ジュセリーノの著書やTVで紹介されている2007年以前の予言の的中率の高さは、どう説明すればいいのか。チェルノブイリ原発事故、阪神大震災、地下鉄サリン事件、9.11同時多発テロ、2004年のスマトラ島地震などを予言したという話が伝えられているではないか、と。


 実はこれらの予言は、事件が起きた後で「私は予言していた」といい出したものなのだ。

ジュセリーノは四川大地震の場合と同様、どの例でも「警告の手紙を関係者に送った」と主張しているが、どの手紙も実際に配達されたことが証明されていない。チェルノブイリ原発事故の予言など、1980年に「ウクライナの大統領(プレジデント)に送った」と主張している。当時のウクライナはソビエト連邦の一部であり、大統領制は存在していなかったのだが。

 彼は予知夢を見るたびに、地元の公証所に出向き、予知の内容を書いた文書にスタンプを捺してもらっているという。そのスタンプの日付から、事件の前に予知していたことを証明できるというのだ。

 しかし、このトリックは暴かれている。彼の公開した文書の中に、公証所のスタンプの上からタイプを打っている部分が発見されたのだ。すなわち、空白の多い文書を何年も前に公証所に持ちこんでスタンプを捺してもらい、何か事件が起きた後で、空白部分に「予言」をタイプしていたのである。

 彼が80年代に生産中止になった伊オリベッティ社の古いタイプライターを後生大事に使い続けているのは有名な話だ。これは、新しいタイプライターやパソコンで印字したら、フォントの違いですぐ露見してしまうからだといわれている。

怪しい予言者よりも、災害対策専門家の助言にこそ耳を傾けよ 彼の失態のひとつが、2007年1月1日にインドネシアで起きたアダム航空574便墜落事故である。翌2日、「機体がスラウェシ島西部の山岳地帯で見つかり、90人の遺体と12人の生存者を発見」という報道があった。さらにその翌3日、ジュセリーノはこの事故を予言していたとする文書を公開した。そこには「山中の森林に飛行機が墜落しますが、かすかな生還の可能性があります」という記述があった。

 だが実際は、2日の報道は誤報だった。機体は海に墜落して生存者もいなかったのだ。つまりジュセリーノは、誤報を元に「予言」を書いてしまったのだ。




もしかしたら読者の中には、「ジュセリーノはインチキだけども世界には本物の予言者もいるのでは」と思っている方もおられるかもしれない。だが、大災害の起きる年月日や場所を正確に当てた予言は皆無なのである。古今東西、多くの占い師や予言者が天変地異についての警告を発してきたにもかかわらず。

 米国の作家デヴィッド・ワルチンスキーらが、1976年~1979年の間に『ナショナル・インクワイラー』誌に載った10人の予言者の予言、計360件を調査したところ、当たっていたのはたった4件。10人中6人は的中率ゼロという結果だった。当たった予言にしても、大統領選の勝敗や芸能人の結婚や離婚など、偶然と考えてよいものばかりだった。すなわち、予言の99パーセントは外れているし、特に天変地異の予言は100パーセント外れているのだ。

 ジュセリーノは「2009年1月25日に大阪・神戸でM8.9の大地震が起きて数十万人が死ぬ」とも予言している。だが、彼の過去の実績からするとこれも当たらないだろう。そんなものを信じるのは、競馬で勝率ゼロの馬に賭けるような無謀なギャンブルだ。

 地震も台風もいつか必ず来る。その意味では災害への備えは必要である。しかし、僕らが耳を傾けるべきなのは、災害対策の専門家の助言ではないだろうか。当たらない予言者の言葉など、何の役にも立たない。


新しい予言追加

またまた新しい予言が追加されました。




日本公式HP
http://www.jucelinodaluz.jp/prophecy.html


「2008年冬 今年の冬は昨年よりも寒くなる」(日本)




これは当たりそうな予言ですね!www


こういう二択の予言ってバカっぽくていいなぁ。



「2008年 北京五輪は開催されます」という予言は

見事的中しましたし


今回の二択予言も当たるかもしれません(笑