2017年

前作「フォースの覚醒」は映画館で観た。

レイアとソロが、ひとり息子に悩みを抱える普通の両親になっていて

冒険が終わったような、切ない気持ちになった。

そのうえ、ルークも戦いからはずれ行方しれずとは。

最後にルークが登場した時は感動して泣いた。

 

次作の「最後のジェダイ」は何だか評判宜しくなく

何だか見たくなくて、DVD借りたけどやっぱり気が進まず
観ずに返却し、、、ようやく観ることにした。
 
普通に観た結果、やはりもやもやした。
せっかく作ってくた3部作だけど、ちょっとなあ、、、
うーん、書くときりがない。
 
まず、ルークをあんな風に描くのはちょっと受け入れられない。
これは基本的には「ルーク・スカイウォーカー」の物語だよね
その主人公が、甥っ子の暗黒面を抑えきれないからといって
ああいうことする?そういうルークかな?そしてそのまま
引きこもってしまうとか、、、ジェダイの騎士ですよ?
ちょっと根暗なところはあるけど
ルークがジェダイであることを放棄して、戦う妹を置いて
引きこもるとか、、、なんでそんな話にするん?
甥の寝首をかこうとし、甥と一部の弟子たちが去り
他の弟子たちを死なせてしまった。
ジェダイマスターとしてあり得ない不手際。
その恥が引きこもらせた。
作った人は、そんなルーク、みんなが観たいと思ったか?
 
前作でソロがしょぼんとしたお父さんになり
結局・レンに殺されたのも納得いかなかった。
結局レイアが孤軍奮闘、、、あの3人組はどうしたん??
監督は意外なことしたかったのかもしれないけれど
クラシックの登場人物の扱い、酷すぎる。
監督は、SWを新しくする意図があったそうだが
まあ、SWの古いキャラには退場して貰って新たなキャラに
命を吹き込みたかったのだろう。
でもさ、、、みんなオリジナルキャラが大好きなのよ。。。
だから、こういう展開は止めて欲しいのよ。。。
輝いてて欲しいのよ。
大体さ、カイロ・レンはなんであんなに暗黒面に陥ったの?
両親が戦いに忙しくて構ってくれなかったとかそんなん?
レイアとソロの息子がジェダイの後継者となると
血統主義過ぎの古臭い物語になる、とかいうのもあるのか。
まあ、ふたりの子供がアナキンの血を受け継いだ、というのは
物語としていいとは思う。
宇宙戦争を舞台にした、家族の物語、師と弟子の物語だよね。
そこが最後の3部作では弱められ、別の方向に向いたような気がする。
アナキンがダークサイドに落ちて、オビワンを死なせ
ルークとの葛藤があり、ルークはアナキンを助けられなかった。
レンも、師のルークを殺そうとするけれど、そこの師弟関係は
あまり描かれなかった。
レンからはルークへの思いとか葛藤とかはあまりない。
レイにしても
全く関係ないレイがジェダイの後継者とするのは良いとして
ルークは実質的にレイを育てていないし
ルークは、ただの頑固おやじみたいで
師弟としての心理的な絆も出来ないまま
レイはさっさとルークを見限って出て行ってしまった。
なんだか、ルークが可哀そうすぎるんよ。。。
 
やけくそ?ルークがジェダイの書を燃やそうとしたら
唐突にヨーダ出てきて、、、
まあ、そりゃヨーダ来たら嬉しいよ。盛り上がるよ。
ヨーダもいいけど、例えば…アナキンとかでも良かったやん
若いアナキンとおじいのルークじゃ色々バグるか。
ここでダースベーダーのアナキンと語るのも違うか。
でもなあ、とにかくルークがなんかへんなのよ。
ジェダイを自分で終わらせるとかさ、お前が決めるなよ、って思うの。
こういう感覚って、やっぱりポリコレ脳なのではないかと思う。
血統主義を否定し、ジェダイの書を消し去る。。。
良くないと思うよ。
もっとシンプルに、骨太に、親と子、叔父と甥、兄と妹
師と弟子、そういう物語に戻って欲しいよ。
 
書きたいことは山ほどあるけれど、書ききれない。
とりあえず、レイアが宇宙に吹っ飛ばされて
泳いで帰ってくるのはナシ!!
それなら最初から吹っ飛ばされないで!!
 
★★☆☆☆☆