先頃の水害は、茨城県をはじめ栃木県、そしてこちら宮城県にも大きな被害をもたらしました
亡くなられた方、現在も行方不明の方がたくさんいらっしゃるとのことで、私たちも心を痛めています
かほ☆さんのメッセージの中にもありましたが、自然災害に対する人の無力さを改めて痛感してしまいました
宮城県は、3.11の震災で受けた被害から未だ復興していない場所も多く、防風林や堤防など、こと河川の氾濫に対しては充分な耐久力がない状態でこの度の豪雨
あの日を思い出させる辛い映像に、恐怖を感じました
茨城県の被害状況については‥ニュースで知る限りでなので本当に申し訳ないのですが、もしかしたら救える命があったのではないかと、悔やまれてなりません
ダムの放水、河川の氾濫、堤防の決壊、流された家屋など、防ぎ様のない物だったのかもしれません
でも、救える命はあったんじゃないか?
現地に居なかった人間が偉そうなこと言うな、とお叱りを受けるかもしれませんね
申し訳ありません
ただ残念で、悔しくて
4年半前の東日本大震災の後、私たちは防災意識を持つことの大切さ について呼び掛けて来ました
語り部さんによる講演を行なったり、児童クラブで防災教室を開催したり、その他イベントなどの席で、ことある毎に訴えてきました
また、被災地を訪れ、私たちDandeらいおんの支援活動に参加した様子を執筆し、出版されたティナたかさん
彼はご自身の著者『それでも、明日をみつめてる。』の中で、『伝えて下さい・同じ悲しみを繰り返さないで下さい』
そう繰り返し綴られています
防災意識を持つこと、伝えること、備えることで助かる命があるからです
時間の経過とともに薄れる記憶、恐怖‥当事者でなければ、それは仕方のないことなのかもしれません
国や地方自治体の危機感や緊張感も、薄れ始める頃だったのかもしれませんね
今回の悲しい災害を機に、今一度防災について考えてみませんか?
避難場所の確認、緊急時に必要な物の確認、家族間での連絡網の確認etc
もしも、
『自分はいいや、そうなったらそうなった時で諦める』
そんな風に思った方がいらっしゃるならば‥
一つだけお願いです
あなた自身ではなく
『あなたの
大切な人を守るための』
備えをしてみませんか?
この度の災害で被害を受けられた皆様へ謹んでお見舞い申し上げるとともに
尊い命を落とされた方々のご冥福をお祈り致します