去った3月12日(日)に那覇市民体育館で開催された24回目の県大会。今回は石垣道場から14名の選手が出場し5名が入賞、3名がベスト8に入る活躍を見せた。
しかし、近年この大会では優勝者が出ておらず、内容的にも昔の様なガムシャラさが感じられない淡白な試合が多くなってきたように感じる。
県外遠征など数多くの試合を経験してきた良さと悪さの悪い方が出た大会では無かっただろうか。試合慣れし過ぎて緊張感に欠けるように見受けられたのは私だけかも知れないが、一番近くで子ども達を見てきたからこそ、そう感じてしまうのである。
何が何でも勝ちたいというより、負けたくないという追われる立場に立った発想と、普段の稽古に対する心構えに少しずつ緊張感がなくなっていったのが原因だと思う。
とにかくこの現状を打破しない限り、成績は年々下降気味となり、取り返しのつかないとこまで落ちるなと危機感を感じた大会であった。
※開場前、必勝を誓う石垣道場生。

私は仕事の都合で午後から那覇入りしたが、午後の決勝に残ったのは最近勢いのある當銘と、逆に失速気味の翁長。そして同じく失速気味でスランプに陥っている前田島の3名。
ちなみに當銘と翁長は決勝、前田島は準決と三決の2試合を副審として間近で拝見できたが、その全てが負け試合。内容も予想した通りの負け方であった。
率直な意見を言わせてもらえば、苦手意識のある相手だと急に失速してしまう當銘と翁長。その悪いところが二人とも出ていたと思う。
そして、自分の中で限界を決めてしまい、勝手に諦めてしまう前田島の悪いところもちゃんと出ていた。これも全て稽古量から来る自身の無さである。そう、どれだけ自分を追い込む事が出来たか・・・・その答えが本番で出たのである。
結果、當銘と翁長は準優勝。前田島に限っては決勝進出どころか、3位入賞さえも逃してしまった。これは相当な意識改革を行わなければ、この先も同じどころか、これより更に悪い結果が出てもおかしくないと私は思っている。
※小学3年女子(準優勝)當銘凛(川原小)

※小学3年女子(3位)桐生千空(平真小)

※小学5年生女子(準優勝)翁長楓花(新川小)

※小学6年生女子(3位)大道あかり(八島小)

※一般女子ベスト3・・・・・今年、表彰台の上に前田島の姿はなく・・・・!(T-T)

※一般男子ベスト8(来年は出ます)

※今回出場した石垣道場生。

※入賞者とベスト8進出者。

せっかく頑張ってきた子ども達を褒めるのが筋だろうが、ケツを叩かないと動かない島の子ども達には、まだまだ厳しさが必要だと思っている。
例えば試合に勝つ稽古だけでなく、「大きな声で挨拶をする」「後輩から先に挨拶をする」「先生が見えたら遠くにいても挨拶をする」「遅刻しない」「道場に着いたらスイッチを入れる」「道場に入ったら簡単に白い歯を見せない」「先生の話は聞く」「お喋りをしない」「手を抜かない」「気を抜かない」「相手を敬う」「ふざけない」「遊ばない」「テキパキ動く」等々・・・・驚くかも知れないが、この全てがまだ出来ていないのである。毎日言って聞かせているが、こんな事さえもまだ出来ていないのである。(まだまだ苦言はあるが、それはここでは省く)
要するに、グラチャンの権利を取るのだけが目的で選手コースに出てるのか?
それとも、本気で空手家として(人間として)強くなるために選手コースに出ているのか?そこが重要だという事だ。目先の勝利に囚われ過ぎて、大事な事を御座なりにしていないか?今後はそういうところまでシッカリ指導して行きたい。
多少キツイ言い方だったかも知れないが、私はこの子たちなら絶対に乗り越えられると信じている。可愛い子には旅をさせろ・・・・そういう事である!!
保護者の皆さまにはいつも大変な思いをさせてしまって申し訳ないが、今体験している空手道というものが、将来何の役にも立たなかったと思って欲しくなく、そしてそうならないよう、今後は色々と耳の痛い事も伝えていかなければと思っています。その点はご容赦願いたいと思います。押忍!m(__)m
(おしまいん♡)