のつづきです![]()
20代半ば頃から
体調面で気になることがちょこちょこと増えたことにより、
身体についてより一層の関心を持つようになりました。
そんな頃、
1つの出会いが私がヨガを始めるキッカケになったのです。
ダンスで、とある舞台に立つことになりました。
その時同じメンバーだった方がヨガをしていたんです。
その方は稽古場では
特にヨガっぽいことはしていなかったのですが、
私はとにかくその方をひたすら
「素敵
カッコイイ
憧れる
」
と感じていました。
なんかね、すんごい芯が通っていたの。
ブレない。
そんでもって人望がある。
惹きつけられる。
その方がヨガをしてるって話を聞いて、
それからヨガというキーワードが
心の奥からずっと離れなかったんです。
その舞台自体も、
私にとっては大きな転換期でした。
舞台が終わってからというもの、
ずっと自問自答する日々。
「今までの私ってなんだったんだろう?」
みたいな感じでした。
そんな中、気付いたんです。
「私、息していない」って。
いや、勿論息はしているんですよ?
じゃないと死んじゃう(笑)
事あるごとに「息を詰めていた」んです。
要は呼吸が浅かった。
あと
「肩に力が入り過ぎている」
「下半身、特に足裏が使えていない」
ということにも気付いた。
これらは実は、
バレエをやっていた時に
常に指導されていたことなんです。
でも言われていた当時は
「え?ちゃんとやってるし!」みたいな感じ。
ピンときてなかったんですね。
散々言われていたのに
実践出来てるつもりでいた、
ということを自覚した時の絶望感と言ったら![]()
もうこのままの私ではいけない。
変わりたい。根本から見直したい。
でもどうやって?
何をしたら良い?
………。
あ、ヨガだ。
ヨガをしてみよう。
というわけで、
ネットでヨガ教室を探しまくって
通い出したのです。
自分の内側にひたすら目を向ける時間。
呼吸だけを感じて、
身体の隅々まで意識を向けて、
湧き上がる感情にも向き合う。
でもそこに良いとか悪いとか評価はしない。
そんなこと今までしたことなかった。
私はこれまでいかに
頭をフル回転させていたんだろう![]()
こんなに自分のことにだけ
集中する時間が気持ちいいんだ。
そう感じ、
毎週のヨガが楽しくてしょうがなかったです。
教室で教わるヨガ哲学を仕事中に思い出して
「これはこういうことかな?」と考えたり、
ふとした時に瞑想の時間を取って
グチャグチャな頭の中をリセットしたり…
暮らしにヨガが役立つことを知りました。
それからというもの、
少しずつですが生きていくのが楽になりました。
これが私とヨガの出会いです。
不思議なもので、
今ではその教室で教える立場になっちゃいました。
ヨガはとっても深くて
私自身まだまだ勉強が足りません。
そんな私ではありますが、
ヨガを始める前と後とで感じたことや
役立ったことなどを、
今何らかの悩みや生きづらさを感じる方たちに
お伝えすることが、
これまで関わってくださった方々への
恩返しに繋がるのかなーと感じています。
私とヨガの出会い
おしまい![]()

